Underground Magazine Archives

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虫塚虫蔵全仕事 こちらもよろしく

ゲス、クズ、ダメ人間の現人神『危ない1号』編集長の青山正明氏に聞く!「この世に真実などない。だから、何をやっても許される」

ゲス、クズ、ダメ人間の現人神『危ない1号』編集長の青山正明氏に聞く! この世に真実などない。だから、何をやっても許される 一度解放されてしまった抑圧はもう元には戻せない。セックスもドラッグも全部やり尽くして「世の中、面白いことなんかないじゃん…

単行本第2弾を出版した青山正明インタビュー「本作りは芸、編集者もモノ書きも芸人ですよ」

単行本第2弾を出版した青山正明インタビュー 本作りは芸、編集者もモノ書きも芸人ですよ (取材・文/靍師一彦) 元『危ない1号』の編集人・青山正明が、ドラッグマニアのバイブル『危ない薬』に次ぐ、2冊目の単行本を出版。同時に過去の仕事と訣別し、新た…

青山正明の商業デビュー原稿「HOW TO LOLITA」

以下の文章は『Hey!Buddy』1981年12月号に掲載された青山正明の商業デビュー原稿です(引用者が確認したのは、ふゅーじょんぷろだくと編『ロリコン白書―ロリコン同人誌ベスト集成』の再録原稿のみで異同の有無は不明)。 本記事の中には不適切な表現もありま…

故・青山正明氏が『宝島30』で語ったロリコンにまつわるエトセトラ

日本を代表するサブカル雑誌『宝島』が1990年代前半に「単なるヌード雑誌」になってしまった頃、かつての『別冊宝島』編集部が中心になって『宝島30』というサブカル誌を立ち上げました。 根本敬の『人生解毒波止場』やオウム事件のルポルタージュなど尖った…

『ポピーザぱフォーマー』制作秘話―デジタル製作チーフかく語りき―

以下の文章は、2018年に『ポピーザぱフォーマー』の増田龍治監督のインタビューがニュースサイトで公開されて話題になった時、元制作チーフの村井昌平*1がTwitter上でひっそりと明かした制作秘話です。大変興味深い内容なので書き起こしてみました。また増田…

矢元照雄(国映創業者)インタビュー「日本最大のエロダクション国映とインディーズ映画プロダクションの時代」

矢元照雄(国映創業者)インタビュー 日本セクスプロイテーション映画興亡史 第2回 日本最大のエロダクション国映とインディーズ映画プロダクションの時代 取材・構成:鈴木義昭 協力:柳下毅一郎 『映画秘宝』2007年7月号所載 日本テレビ版『ドラえもん』を…

人生 (ZIN-SÄY!) “電気グルーヴ”の原点、驚異のダンスバンド登場!

人生(ZIN-SÄY!) “電気グルーヴ”の原点、驚異のダンスバンド登場! (平田順子著『ナゴムの話 トンガッチャッタ奴らへの宣戦布告』所載/絶版) 1989年4月26日撮影。左から若王子耳夫、石野卓球、ピエール瀧、おばば(EX分度器) 電気グルーヴの前身バンドと…

伝説の編集者 青山正明氏のこと(夏原武・永山薫・斉田石也の追悼文)

伝説の編集者 青山正明氏のこと (ミリオン出版『ダークサイドJAPAN』2001年10月号所載) 私にとって友人でもあるが恩人でもあった(文◎夏原武) 不良ジジイになった青山正明を見たかった(文◎永山薫) 青山正明は極端に人間臭い人間達との関わりを何よりも…

『ガロ』のまんが道・白取千夏雄著『全身編集者』(おおかみ書房刊)の衝撃

白取千夏雄『全身編集者』(おおかみ書房刊)を読ませていただいた。 伝説の雑誌「ガロ」元副編集長が語り下ろした半生記・半世紀。 師・長井勝一との出会い、「ガロ」編集としての青春、「デジタルガロ」の顛末と「ガロ」休刊の裏側。 慢性白血病、最愛の妻…

鬼畜のカリスマ逝く! 青山正明追悼号/『サイバッチ』2001年6月19日20時45分配信

【サイバッチ!】 鬼畜のカリスマ逝く! 青山正明追悼号 [06/19]20:45 今月17日、あの青山正明が逝った。 自宅の部屋で首をくくって死んだそうだ。昼過ぎ、部屋から出ないのを不審に思った母親が、ドアを開けると青山が天井からブラ下がっていたそうだ。恐るべ…

さらばガセネタ―『ちらかしっぱなし ガセネタ In The Box』に寄せて(JOJO広重)

さらばガセネタ JOJO広重(非常階段) 人間とは裏腹な生き物だ。なければ欲しがるし、あれば欲しがらないくせに、またなくなると欲しがる。限定版のなんとか、とかはそういった類の心理をネタに商売をする卑怯なやり方だが、そもそも人間とはそういった姑息…

ロリコン漫画はニューウェーブだったという話

ロリコン漫画雑誌で、まず思い浮かぶのが『COMIC LO』というのは比較的若い世代だと思います。今回はそういう方にも歴史を学ぶ感覚で読んで頂ければと思います。 まずロリコン漫画雑誌の歴史は80年代の第1次ロリコンブームを嚆矢とし、この頃からアニメの女…

今の漫画には愛すべきクズが少ない

今の漫画には愛すべきクズが少ない 文◎虫塚虫蔵(Twitter @pareorogas) はっきり言って、今の漫画やアニメには人格破綻者やトラブルメーカー(平たく言えば愛すべきクズ)の割合が少ないように思える。 ひと昔前の漫画には、いじわるばあさんとか、イヤミ(…

高市由美・特殊漫画家 山田花子を偲んで──父・高市俊皓

1992年に投身自殺した伝説の漫画家・山田花子。彼女の生涯からは、ある種の“信念”とも“業”とも言える「何か」が見え隠れしてならなかった。彼女の父でトロツキストの高市俊皓(2012年没)の寄稿(山田花子著/高市俊皓編『自殺直前日記』あとがき)から山田…

佐山哲郎インタビュー『コクリコ坂から』原作者初告白「ポルノ小説家から住職になるまで」

公開後3日間で45万人を動員したジブリの新作『コクリコ坂なら』(宮崎吾朗監督)。原作を書いた佐山哲郎さん(63)は、現在は寺の住職、かつてはなんとポルノ小説も書いたという、波乱に富んだ経歴の持たち主なのだ。 映画は1980年に『なかよし』に連載され…

ロックバンドがフジを電波ジャック 生番組の怖さまざまざ

ロックバンドがフジを電波ジャック 生番組の怖さまざまざ フジ系の生番組「ヒットスタジオR&N」で十三日深夜、タイマーズというロックバンドが、二曲目に突然、―FM東京腐ったラジオ、最低のラジオ……などと、わいせつな言葉を交えながら歌った。 このバンドは…

ロリータ順子インタビュー「私が何で一部で支持されたかっていうと、白痴性とロリータ性とヴァージニティ、その3つだと思うの」

ロリータ順子インタビュー ロリータ順子(本名・篠崎順子) 1962年(昭和37年)3月11日生まれ。A型。ニューウェーブ雑誌『HEAVEN』『月光』にエッセイ等を執筆した他、バンド「だめなあたし」「タコ」で山崎春美、町田町蔵らと共にボーカルとして活躍し、戸…

浜野純インタビュー「伝説とかいっても、ガセネタを実際に観た人は、30人いないんじゃないか」

伝説かガセネタか 浜野純──You are so foolish man,my friend. 文=中山義雄(音楽評論家) (“ガセネタ”たった一度のチラシ) 「伝説とかいっても、ガセネタを実際に観た人は、30人いないんじゃないか」 浜野純というのは、逢った当時から、物事を達観した…

高杉弾の昭和ポルノ史~印刷ポルノの黄金時代 自販機本から裏本まで~

以下の文章は伝説的自販機本『Jam』『HEAVEN』初代編集長の高杉弾が自販機本からビニ本、アダルトビデオまでの“ポルノ黄金期”を3時間に渡って語り下ろした講演録の抜粋です。講演の全内容は『霊的衝動 100万人のポルノ』(朝日出版社・絶版/入手困難)とし…

青山正明『突然変異』創刊号(1981年)より「ついに実現! 突然変異VSピチピチロリータ」(青山正明の原点)

これは青山正明(大塚雅美)が慶応義塾大学法学部在学中に編集・執筆していた伝説的な変態ミニコミ誌『突然変異』の創刊号(1981年・突然変異社刊)に掲載されたロリータ記事(女子小学生へのインタビュー)の全貌である。 ついに実現! 突然変異VSピチピチロ…

いじめられっ子漫画家 山田花子の『隠蔽された障害』をめぐるレポート

いじめられっ子漫画家 山田花子の隠蔽された障害 虫塚虫蔵 (追悼号となった『ガロ』1992年8月号) 面識がないのに、過去のどこかで関わった存在。見て見ぬふりして、無理にも顔をそむけたその存在。つまりこの人は、弱者にとって忘れられない存在だ。(文庫…

伝説の鬼畜系ライター村崎百郎(黒田一郎)が遺したオウム論「ゲス事件/ゲスメディア/ゲス視聴者」「導師(グル)なき時代の覚醒論」

オウム真理教による地下鉄サリン事件があった1995年、太田出版から『ジ・オウム―サブカルチャーとオウム真理教』というサブカルチャー系の文化人がオウム真理教を解説しまくる大変珍しいオウム本が出版された。同年デビューした鬼畜系ライターの村崎百郎も「…

月刊漫画『ガロ』を思う/蛭子能収

ガロを思う 蛭子能収 もし『ガロ』という漫画雑誌がなかったら私は漫画家としてこの世に出ることはできなかっただろう。だから私はガロを尊敬しているし、ガロの編集者から何か頼まれたら嫌とはいえないし、ガロに足を向けて寝ることもできない。仕事がら数…

ねこぢるの夫、山野一から愛読者への追悼文

ねこぢるの夫、山野一から愛読者への追悼文 追悼文① 月刊コミックビンゴ! 追悼文② ぢるぢる旅行記総集編 追悼文③ ぢるぢる日記 追悼文④ ねこぢるまんじゅう 追悼文⑤ バイオレント・リラクゼーション 追悼文① 月刊コミックビンゴ! ねこぢるさんの夫、山野一さ…

Memories of Nekojiru on Yoshiaki Yoshinaga

Yoshiaki Yoshinaga on Nekojiru May 10, 1998. Nekojiru is dead. Cause of death: Suicide. Born: 1967. Height: 153 cm. Weight: 37 kg. Plain looking. Short-cropped hair. She was she first suicide I knew. Coming as it did right after the suicid…

つげ義春インタビュー「なんてつまらない人生なんだ、と思うこともあります。このまま終わってしまっていい」

「漫画家のつげ義春さん(現代の肖像)」 東京の川べりの船宿で生まれた父の末期を見て対人恐怖症になった 小学校卒業後、メッキ工場へ貸本マンガを描き始める 初期の作品は難解だと酷評された水木しげるの助手で生計をたてた 「必殺するめ固め」のつげ義春…

特集・僕と私の脳内リゾート──ブレイン・リゾーター高杉弾とメディアマンのすべて

メディアマンライブトーク──高杉弾とメディアマンのすべて 蓮の花 自販機本との出会い 作文 カメラとステレオ写真 音楽 モダン・プリミティブ MONDO トライアングル ポルノとエロ シーメール コメディ 臨済 脳内リゾート開発 大麻と麻薬 椰子の実と赤道文化…

人の命を奪う刑罰(死刑)と人の自由を奪う刑罰(終身刑)にまつわる報告

「人の命を奪う刑罰」 発表者:●●●● 報告者:虫塚虫蔵 2018年7月6日脱稿 まえがき まず第1章では「文化相対主義」と「普遍主義」 第2章では「死刑制度の意義」 次に第3章では「人を殺してはいけない」 第4章では「なぜ死刑に於いては人の命を奪うことが合法…

安田邦也インタビュー(元エルシー企画、アリス出版、群雄社編集者)

安田邦也インタビュー(元エルシー企画、アリス出版、群雄社編集者) 所収『Quick Japan』Vol.15(構成:但馬オサム) はじめに 1日1冊はザラ エルシー企画水没 アリス・エルシー合体 女子大生の編集長 デザイナーとしての出発 明石・武勇伝 群雄社への復帰 …