Underground Magazine Archives

雑誌周辺文化研究互助

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もくじ 鬼畜系 Jam&HEAVEN スーパー変態マガジン Billy 月刊漫画ガロ その他 鬼畜系 鬼畜系サブカルチャーの終焉/正しい悪趣味の衰退 鬼畜たちの倫理観──死体写真を楽しみ、ドラッグ、幼児買春を嬉々として語る人たちの欲望の最終ラインとは? 吉永嘉明『自…

伝説の鬼畜系ライター村崎百郎が遺したオウム論「ゲス事件/ゲスメディア/ゲス視聴者」&「導師(グル)なき時代の覚醒論」

地下鉄サリン事件のあった1995年、太田出版から『ジ・オウム―サブカルチャーとオウム真理教』というサブカルチャー系の文化人がオウム真理教を解説しまくる大変珍しいオウム本が出版された。同年デビューした鬼畜系ライターの村崎百郎も「ゲス事件/ゲスメデ…

村崎百郎「ゲス事件/ゲスメディア/ゲス視聴者」と黒田一郎「導師(グル)なき時代の覚醒論」

鬼畜系ライターの村崎百郎は『ジ・オウム―サブカルチャーとオウム真理教』(太田出版、1995年10月)に「ゲス事件/ゲスメディア/ゲス視聴者」と題した原稿を寄稿している*1。 今年はオウム死刑囚が全死刑執行され、例年になくオウムに注目が集まった年であ…

月刊漫画『ガロ』を思う/蛭子能収

ガロを思う 蛭子能収 もし『ガロ』という漫画雑誌がなかったら私は漫画家としてこの世に出ることはできなかっただろう。だから私はガロを尊敬しているし、ガロの編集者から何か頼まれたら嫌とはいえないし、ガロに足を向けて寝ることもできない。仕事がら数…

ねこぢるの夫、山野一から愛読者への追悼文

ねこぢるの夫、山野一から愛読者への追悼文 追悼文① 月刊コミックビンゴ! 追悼文② ぢるぢる旅行記総集編 追悼文③ ぢるぢる日記 追悼文④ ねこぢるまんじゅう 追悼文⑤ バイオレント・リラクゼーション 追悼文① 月刊コミックビンゴ! ねこぢるさんの夫、山野一さ…

Memories of Nekojiru on Yoshiaki Yoshinaga

Yoshiaki Yoshinaga on Nekojiru May 10, 1998. Nekojiru is dead. Cause of death: Suicide. Born: 1967. Height: 153 cm. Weight: 37 kg. Plain looking. Short-cropped hair. She was she first suicide I knew. Coming as it did right after the suicid…

つげ義春インタビュー「なんてつまらない人生なんだ、と思うこともあります」

「漫画家のつげ義春さん(現代の肖像)」 東京の川べりの船宿で生まれた父の末期を見て対人恐怖症になった 小学校卒業後、メッキ工場へ貸本マンガを描き始める 初期の作品は難解だと酷評された水木しげるの助手で生計をたてた 「必殺するめ固め」のつげ義春…

特集・僕と私の脳内リゾート──ブレイン・リゾーター高杉弾とメディアマンのすべて

メディアマンライブトーク──高杉弾とメディアマンのすべて 蓮の花 自販機本との出会い 作文 カメラとステレオ写真 音楽 モダン・プリミティブ MONDO トライアングル ポルノとエロ シーメール コメディ 臨済 脳内リゾート開発 大麻と麻薬 椰子の実と赤道文化…

人の命を奪う刑罰(死刑)と人の自由を奪う刑罰(終身刑)にまつわる報告

「人の命を奪う刑罰」 発表者:●●●● 報告者:虫塚虫蔵 2018年7月6日脱稿 まえがき まず第1章では「文化相対主義」と「普遍主義」 第2章では「死刑制度の意義」 次に第3章では「人を殺してはいけない」 第4章では「なぜ死刑に於いては人の命を奪うことが合法…

安田邦也インタビュー(元エルシー企画、アリス出版、群雄社編集者)

安田邦也インタビュー(元エルシー企画、アリス出版、群雄社編集者) 所収『Quick Japan』Vol.15(構成:但馬オサム) はじめに 1日1冊はザラ エルシー企画水没 アリス・エルシー合体 女子大生の編集長 デザイナーとしての出発 明石・武勇伝 群雄社への復帰 …

日テレ版ドラえもん第13話「決闘!のび太とジャイアンの巻」決定稿台本

●キャスト ドラえもん - 富田耕生 のび太 - 太田淑子 スネ夫 - 八代駿 ジャイアン - 肝付兼太 静香 - 恵比寿まさ子 ママ - 小原乃梨子 パパ - 村越伊知郎 特別資料室 Thanks! Mark Acrylic Thank you!! Thank you very much!!! 画像出典 藤子不二雄FCネオ・…

1875年に日本で報道された自殺にまつわる事件リスト(未遂含む)

1875年の日本で発生した自殺にまつわる事件リスト(未遂含む) 自殺未遂 男性 女性 心中 生死不明 意味不明 以下すべて自殺既遂 自殺未遂 男性 1874.11.24 主人の3円使い込んだ男が自殺未遂 2度目に巡査が保護/東京・浅草 小刀持ち自殺気配の男、巡査が発見…

『臨済録』の現在的解釈(ゼミのレポート)

『臨済録』の現代的解釈 作・構成/虫塚虫蔵 臨済について 臨済録とは 語録① 殺仏殺祖 語録② 無事是貴人 語録③ 求めるは地獄へ堕ちる業作り 語録④ 臨済と普化 語録⑤ 普化の最期 参考文献 臨済について 臨済宗の開祖・臨済義玄(?-867)は、悟りや霊性を呼び…

震源地で大阪北部地震を体験して思ったこと

地震もそろそろ落ち着いてきたことだし、大阪北部地震が起きた時のことを回想してみよう。 地震発生時の8時前はまだ夜更かしして寝ていた。 そして緊急地震速報と同時に突き上げるような揺れで叩き起こされ、寝ぼける暇も「地震だ!」と思う暇もなく、「あ!…

根本敬+村崎百郎『電波系』をレポートする!

不幸の原因と不幸にならない対処法ーラッセル『幸福論』から

不幸の原因とは何か(ゼミの報告書より) 1「バイロン風の不幸」 2「競争」 3「退屈と興奮」 4「疲れ」 5「ねたみ」 6「罪の意識」 7「被害妄想」 8「世評に対するおびえ」 総論「思考のコントロール」 質問と回答 付記 今回は1930年刊行の『幸福論』(岩波…

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チャンネル争い史—三丁目の猟奇

チャンネル争い史ー三丁目の猟奇 はじめに 1960年「毒薬入りウイスキー事件/大阪」 1978年「中二の兄、小六の妹刺す。両親、共働きの留守/埼玉」 1980年「中一の弟、中二の姉を射殺/徳島」 はじめに テレビの「チャンネル争い」は誰しもが(たぶん)経験…

高杉弾インタビュー「ぼくはプロの編集者であったことなどなかったし、むしろ編集者に変装した変質者でした」

何人?高杉弾 数々の伝説を生み出した、あの80年代ニューウェーブ雑誌『Jam』『HEAVEN』の編集長にインタビュー 高杉 弾氏、現在、青林工藝舎 アックス編集長 手塚能理子氏。高杉氏、元気なの❓フォローぐっと来たよ。 pic.twitter.com/5XwjyD1TBV — 滝本淳助 …

娘が遺した日記と漫画で「教育」見詰め直す―漫画家・山田花子の自殺

連載[師走の街から](7) 娘が遺した日記と漫画で「教育」見詰め直す 五月の運動会から数日後のことだった。四年生を担当する女性教諭(50)が三十四人の教え子たちに手紙を託した。 〈これからは、子供たちの声にならない声に、もっともっと耳を傾けてい…

青林堂創業者/漫画雑誌『ガロ』初代編集長・長井勝一インタビュー「世の中から差別をなくすことを、底の底に持った雑誌を出版していこう」

古き良き青林堂をしのぶ。追憶・長井勝一 生前最後のインタビュー 「漫画雑誌『ガロ』会長・長井勝一(現代の肖像)」 『ガロ』編集長・長井勝一「貧しかったけど、心は貧しくなかったよな」 「白土三平さんと会うまで金もうけりゃいいってね、漫画本出して…

山崎春美のスーパー変態インタビュー(連載第1回/遠藤ミチロウ編)「逮捕後の変態ロックバンド スターリン 遠藤ミチロウ」

先日、遊撃インターネットの管理人である北のりゆき氏(故・青山正明が編集長を務めた『危ない1号』では“死売狂生”というペンネームで書いていたライターさんで『危ない28号』にも寄稿していた結構スゴイ人)のご厚意により、未入手のスーパー変態マガジン『…

高杉弾インタビュー(自販機本『Jam』『HEAVEN』初代編集長)

高杉弾(自販機本『Jam』『HEAVEN』初代編集長)インタビュー 所収『Quick Japan』Vol.19(構成:竹熊健太郎) 高杉弾とは はじめに 高杉弾というペンネーム ミニコミ時代 日芸で出会った仲間 『Xマガジン』と『Jam』 山崎春美 鈴木いづみ マンガの話 明石「…

山崎春美インタビュー(『HEAVEN』三代目編集長)

山崎春美インタビュー(『HEAVEN』三代目編集長) 所収『Quick Japan』Vol.16(構成:竹熊健太郎) 山崎春美とは はじめに 地球ロマンと遊とヘヴンと 日芸とガセネタと 工作舎と寝不足と 印刷ミスとパンクと 蛭子能収と恩人と 鈴木いづみと篠崎順子と 編集長…

隅田川乱一インタビュー(『Jam』ライター&コンセプター)

隅田川乱一インタビュー(『Jam』ライター&コンセプター) 所収『Quick Japan』Vol.14(構成:但馬オサム) ゴミから生まれた雑誌 ルーツはアングラ誌 プロレスとオカルト 強烈なインド体験 山口百恵のゴミをあさる 明石さんの思い出 山崎春美との出会い 武…

近藤十四郎インタビュー(『HEAVEN』二代目編集長)

近藤十四郎インタビュー(『HEAVEN』二代目編集長) 所収『Quick Japan』Vol.13(構成:但馬オサム) 『HEAVEN』二代目編集長 怪人・荒戸源次郎 不思議の国のエルシー 幻の一千万広告 社長の逮捕 『陽炎座』伝説 編集長交代劇 27歳で社長 最後の予感 (群雄…

対談◎根本敬(特殊漫画家)×山野一(漫画家)「いまも夢の中にねこぢるが出てくるんです」

対談◎根本敬(特殊漫画家)×山野一(漫画家) 「いまも夢の中にねこぢるが出てくるんです」 年を取ることを異常に嫌っていた 遺骨と丸一年暮らす 幼児を金しばりにするジワッと来る衝撃力 「本物」の実感 根本敬 人物紹介 山野 デビューの頃の話から始めまし…

モンドメディア社 スペシャルインタビュー

前説1. 前回の蛭子能収インタビューで聞き手の山崎春美は「やはりバイオレンスは、平和な笑顔とウラハラに産まれるもんだなァと、つくづく実感したものである」と記している。 確かに蛭子さんの漫画はすぐ人が死ぬし、まったく意味が分からない作品(という…

山崎春美のスーパー変態インタビュー(連載第3回/蛭子能収編)「女房の流産を心底喜んだ!? 異端漫画家 蛭子能収」

【解説】「ボクは妻の流産を喜ぶ男を、はじめて見たのだった」再デビューの仕掛人・山崎春美による、蛭子能収の初期インタビュー。 これは現在管理人が確認している蛭子能収インタビューの中でも2番目に古いものである。蛭子能収・恐怖伝説のひとつ「女房の…

山崎春美のスーパー変態インタビュー(連載第2回/明石賢生編)「ウンチでビルが建った!? 群雄社代表取締役 明石賢生」

山崎春美のスーパー変態インタビュー(その2/前科者編) ウンチでビルが建った(!?)群雄社代表取締役 明石賢生 第一回目のスターリンのミチローさんはヘンタイだけどちっとも変態ではなかった、というのが一部結論でした。群雄社の明石社長も、随分以前か…