Underground Magazine Archives

雑誌周辺文化研究互助

ロリータ・コンプレックス

蛭児神建『出家日記―ある「おたく」の生涯』解題(大塚英志)

特集・真説おたくの精神史──解題 大塚英志 今回から三号に亘って蛭児神建──というより、かつて蛭児神建と名乗ったことのある、今は僧籍にある彼の「自分史」を掲載する。 蛭児神建について説明するのは、ある意味、吾妻ひでおについて説明することよりも更に…

21世紀の音は幼稚園からやってくる。今や5才の幼稚園児(=天才少女ナオ)がアヴァンギャルド・ミュージックをやる時代だ!われわれは、どうしたらいいのだろう。(アリス出版『HEAVEN』創刊号から)

21世紀の音は幼稚園からやってくる。 今や5才の幼稚園児がアヴァンギャルド・ミュージックをやる時代だ!われわれは、どうしたらいいのだろう。 時代を先取るオカルト・ポップ 問題の生体実験レコード 天才少女ナオへの独占インタビュー ついに明るみに出る…

オタク・サブカル大放談「オタク最大のタブーに迫る オタクセックスとは?」(竹熊健太郎×岡田斗司夫)

竹熊健太郎×岡田斗司夫 オタク・サブカル大放談(4) オタク最大のタブーに追る オタクセックスとは? もてない、ロリコン、二次元コンプレックス……。 こと異性関係についてはオタクはあまりいいイメージがない。 彼らはセックスに何を求めているのか? 今まで…

青山正明「六年四組学級新聞」(ミニコミ誌『突然変異』所載)

六年四組学級新聞 青山正明 はじめに このエントリーは青山正明が慶大在学中に編集していた伝説的ミニコミ誌『突然変異』創刊号(1981年4月15日発行/慶応大学ジャーナリズム研究会)に掲載された「ついに実現! 突然変異VSピチピチロリータ」の続きです。 こ…

マンションで開業した同人漫画誌即売に押し寄せる中・高生のロリコン嗜好(1982年当時におけるロリコンブームの考察)

『アサヒ芸能』1982年6月3日号所載 貼り合わせ・書き起こしする時間がありませんでした。近々修正します。

成熟した女を愛せないロリコン・ボーイの世界からキミは本当に脱出しているか(1982年当時におけるロリコンブームの考察)

(左から少女、四谷永一郎、沖由佳雄、早坂未紀、蛭児神建) (大衆週刊誌におけるロリコンブーム特集に言及した米沢嘉博の記事) 下記の文章は雑誌『GORO』1982年3月11日号に掲載された「ロリコン」についてのルポです。1982年春というと少女写真集やコミケ…

幻の漫画雑誌『Peke』休刊のお知らせ(Peke 1979年2月号 編集後記)

幻の漫画雑誌『Peke』 1978年晩夏から1979年初頭まで半年間だけあった漫画誌『Peke』(みのり書房)。廃刊号では『COM』を大特集しながら自らも幻の雑誌となった。 全国のマンガファン諾君! とりわけペケに結集する戦斗的愛読者諸君!! 今や70年代を終わろう…

三流劇画ムーブメント・エロ劇画ルネッサンス・ニューウェーヴが残したもの(1982年時点から見たニューウェーブ漫画の黄昏)

月刊『宝島』臨時増刊号『マンガ宝島』JICC出版局 1982年2月 三流劇画ムーブメント・エロ劇画ルネッサンスが残したもの―『アリス』『エロジェニカ』『大快楽』はニューウェーブを起用した 北崎正人 『劇画アリス』『漫画エロジェニカ』が78年三流劇画ブーム…

米沢嘉博「ロリコンブームに物もうす──そりゃカワイイ女の子は好きさ。でも、ちょっと考えてくれ──ファッションとしてのロリコンなんて歪んでると思わないか」(月刊OUT 1982年4月号)

隆盛するロリコンブーム(二次元コンプレックス)に警鐘を鳴らす故・米沢嘉博の記事。最下段にそれまでの流れも概説。 ロリコンブームに物もうす by 米沢嘉博 みのり書房『月刊OUT』1982年4月号 美少女キャラはうれしいが 疑似体験を重くするなんて 社会や世…

米沢嘉博「同人誌エトセトラ」第1回「シベール神話の誕生」

米沢嘉博が阿島俊名義で『レモンピープル』創刊号(1982年2月号)から休刊号(1998年11月号)まで18年間にわたり計187回連載していた同人誌紹介記事。創刊当初の題は「ロリコン同人誌ピックアップ」。'82年12月号のリニューアルから「同人誌エトセトラ」に改…

「美少女」たちを主人公にしたロリコンブームは、いま同人マンガ誌の世界で大盛況だ。『レモンピープル」を筆頭に同人誌的な季・月刊誌、単行本が、かつての『ガロ』『COM』のような勢いなのだ。

「美少女」たちを主人公にしたロリコンブームは、いま同人マンガ誌の世界で大盛況だ。『レモンピープル』を筆頭に同人誌的な季・月刊誌、単行本が、かつての『ガロ』『COM』のような勢いなのだ。 米沢嘉博 所載『朝日ジャーナル』1984年5月14日号 二年ほど前…

ワンダーキッズ(高木秀隆)/フェアリーダスト(吉田尚剛)インタビュー「ロリータアニメの創り手たち」──アダルトアニメの黎明期

インタビュー「ロリータアニメの創り手たち」 構成・秋野宴 所載『ビデパル』1985年1月号 ワンダーキッズ フェアリーダスト またまたくりいむレモンが美少女アニメの世界へ……連れてってあ・げ・る アダルトアニメは今年(1984年)7月以来今月迄ヒットチャー…

蛭児神建の引退宣言「魔界に蠢く聖者たち」「蛭児神建日記」ほか

魔界に蠢く聖者たち 蛭児神建日記/最終回 お坊さまになった元ロリコン教祖 魔界に蠢く聖者たち 蛭児神建 第60話/シー・ユー・アゲイン 所載『レモンピープル』1987年11月号 突然ですが……思うところあって、私はペンを折る決心をいたしました。だから勝手で…

吾妻ひでおと『漫画ブリッコ』の時代―ロリコンまんがの果たした役割(大塚英志「ぼくと宮崎勤の'80年代 第10回 マッチョなものの行方」)

ぼくと宮崎勤の'80年代 第10回 マッチョなものの行方 大塚英志 『諸君!』1998年7月号所載 (中森明夫の「おたくの研究」が初掲載された『漫画ブリッコ』1983年6月号) '80年代という時代の特異さは、男たちが作り、消費していく性的メディアが女性たちによっ…

漫画ブリッコ盛衰記─なつかしの業界ケンカ史

漫画ブリッコ盛衰記──なつかしの業界ケンカ史 美少女漫画の終末に到る道~誰もが気がつかなかった「昭和60年」の美少女漫画カタストロフ序章 池本浩一 所載『レモンクラブ』1991年8月号~12月号 (中森明夫の「おたくの研究」が初掲載された『漫画ブリッコ』…

米沢嘉博「病気の人のためのマンガ考現学・第1回/ロリータコンプレックス」(みのり書房『月刊OUT』1980年12月号)

病気の人のためのマンガ考現学/第1回 ロリータコンプレックス 米沢嘉博 所載:みのり書房『月刊OUT』1980年12月号 pp.96-97 さて、連載第一回目なので、このページの目論見を記しておくことにしよう。 同病相憐れむとか言って、病気の人にはなんとなく仲間…

ロリコン同人誌レビュー「幻の『シベール』伝説にはじまるロリコン同人誌の覚醒期を経て今日のブーム到来までをロリコン雑誌研究家・原丸太がドキュメント」

ロリコン同人誌レビュー(原丸太 with 志水一夫) 幻の『シベール』伝説にはじまるロリコン同人誌の覚醒期を経て今日のブーム到来までをロリコン雑誌研究家・原丸太がドキュメント 所載:アニメージュ増刊『アップル・パイ美少女まんが大全集』徳間書店 82年…

吾妻ひでお+谷口敬+野口正之+蛭児神建+早坂未紀+川本耕次「ロリコン座談会:ロリコンの道は深くて険しいのだ」

ともかくブームだそうである、美少女がだ。ならば、とその筋の“権威”の先生方に集まっていただいたわけですが……ああ恐ろしや、恐ろしや。 ロリコン座談会 ロリコンの道は深くて険しいのだ。 所載:ラポート刊『ふゅーじょんぷろだくと』1981年10月号「特集 …

大魔神・蛭児神建の怒り─なつかしの業界ケンカ史

大魔神・蛭児神建の怒り──なつかしの業界ケンカ史 池本浩一 (吾妻ひでおの漫画に登場した蛭児神建) この記事は池本浩一が1990年12月から1991年7月まで『レモンクラブ』(現『コミックMate』編集者の塩山芳明が90年代に編集していたエロ漫画誌)に連載して…

ロリコンマンガブームの裏に潜む現代社会の抑圧された性(吾妻ひでお・内山亜紀・千之ナイフ・川本耕次・高桑常寿・蛭児神建・原丸太)

ロリコン漫画ブームの裏に潜む現代社会の抑圧された性 このブームはどこからきたのか ロリマンガに火をつけた同人誌 ロリータ・コンプレックスとは 何故架空の少女を求めるのか? 空想じゃなくて妄想の世界…… ブームを作ったマンガ家たちは 女の子のロリコン…

ロリコンファンジンとは何か(80's創作同人とその周辺)──その過去・現在・未来 ロリコン同人誌界分布図の試み by 原丸太 with 志水一夫

ロリコンファンジンとは何か──その過去・現在・未来 ロリコン同人誌界分布図の試み by 原丸太 所載:『ふゅーじょんぷろだくと』1981年10月号「特集/ロリータ あるいは如何にして私は正常な恋愛を放棄し美少女を愛するに至ったか」pp.92-98 ロリコン誌3つの…

大学生ビジネスジの間にロリコン趣味が激増! 慶大のキャンパス誌やアングラ誌には“狙われた”美少女のあどけない笑顔が!

慶大のキャンパス誌やアングラ誌には“狙われた”美少女のあどけない笑顔が! 大学生ビジネスジの間にロリコン趣味が激増! 所載:『週刊宝石』2号(1981年10月24日発行/光文社) その道の雑誌が何10万部というベストセラーになり、ときには“直接行動”による犯…

若者を覆う“ロリコンブーム”の仕掛人 (高取英)

若者を覆う“ロリコンブーム”の仕掛人 高取英(マンガ評論家) ロリコン学生の殆どが童貞 オナペット文化の産物 元祖としての「アリスブーム」 三流劇画誌に美少女路線登場 少女マンガを読むオトコのコ 変態派、実践派は邪道? ロリコン大学生の行く末は ロリ…

『ヘイ!バディー』編集長が語る「少女写真講座」

以下の文章は80年代の少女雑誌*1に掲載された少女写真講座である。 現在では不適切な表現も使われているが資料的観点や筆者のオリジナリティを尊重し、そのまま再録した。 (白夜書房『Billy』1981年6月創刊号所載「少女の時代」第1回。のちに同社発行の『He…

偉大なるロリコンの先駆者・杉本五郎(つゆき・サブロー)ロング・インタビュー 「日本のルイス・キャロルと呼ばれた男」

(水木しげる『墓場鬼太郎』『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する吸血鬼エリートこと霧の中のジョニー) (世界的フィルムコレクターとしての杉本五郎) (杉本五郎と大塚康生/1979年撮影) ある少女愛好家の告白 杉本五郎ロング・インタビュー ●以下の文章は、80…

青山正明の商業デビュー原稿「HOW TO LOLITA」

以下の文章は『Hey!Buddy』1981年12月号に掲載された青山正明(故人)の商業デビュー原稿です(引用者が確認したのはNDL所蔵のふゅーじょんぷろだくと編『ロリコン白書―ロリコン同人誌ベスト集成』の再録原稿のみで異同の有無は不明)。 本記事の中には不適…

故・青山正明氏が『宝島30』で語ったロリコンにまつわるエトセトラ

日本を代表するサブカル雑誌『宝島』が1990年代前半に「単なるヌード雑誌」になってしまった頃、かつての『別冊宝島』編集部が中心になって『宝島30』というサブカル誌を立ち上げた。根本敬の『人生解毒波止場』やオウム事件のルポルタージュなど尖った内容…

『突然変異』創刊号から「ロリコンの恋ものがたり」(青山正明の原点)

ロリコンの恋ものがたり 青山正明(無記名) 昨今の街巷で、よくこんな会話を耳にする。 「おっ、いい脚してんなー、あの娘。」「胸もなかなかのもんだぜ。」 ここで話題のあの娘とは、まだ白パンのようなお尻をした、かわいい女子小学生。 今、東京中にロリ…

鬼畜たちの倫理観──死体写真を楽しみ、ドラッグ、幼児買春を嬉々として語る人たちの欲望の最終ラインとは?

鬼畜たちの倫理観──死体写真を楽しみ、ドラッグ、幼児買春を嬉々として語る人たちの欲望の最終ラインとは? 「鬼畜系」メディアの人々が語る独自の倫理観 記事が鬼畜的な願望の代償行為になる。 鬼畜表現の行間を読んでほしい。 鬼畜系消費者の奇妙な優越感 …

少女ヌード雑誌の変遷と現状分析『ヘイ!バディー』から『アリスクラブ』まで

ロリータ雑誌の現状分析/斉田石也 禁断の書!?のイメージがあるロリータ誌のたどってきた道を振り返ると、当時の世相、社会状況が見えてくる。いったいロリータ誌に人は何を見るのだろう。 ロリータ雑誌って何だ? 過激の一語だった黎明期 M青年の事件と第二…