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ケラのブログ

身辺雑記

シュリ・チンモイの詩の感想

Science is

Man’s mind-experience.

Nature is

God’s Life-Proclamation.

──Sri Chinmoy

 

科学は男性の精神的な経験である。

自然は神の生活の宣言である。

 

・詩らしいところ

詩集の題にある「自然と科学」を二項化した詩が多く見られ、全体的にこの二段構造が踏襲されている。そのため全体を通して軸がぶれず一貫性を与えている。一見抽象的な概念が目立つが、多くの人に普遍性を与え納得させる内容は実に詩らしいと思う。

 

・気に入ったところ

科学を「男性の精神」と言い切ってるところ

確かに科学の現場には男性が多く女性の科学者は少ない方である。しかし、最近では人権団体やフェミニストが盛んに平等社会を訴えており、それはそれで良い事だが、こうした個人的な思想を表した作品にすらキュリー夫人の功績はどうした?」とクレームを入れる場合がある。正義の名の元に他者の考えを絶対に認めないことを最近では「人権ファシズム」「不謹慎叩き」「逆差別」と揶揄する事があるが、それらに意識を取られず、純粋な姿勢で詩を創作したであろう事に(本人の趣旨とは全然違うのであろうが)私は好感を覚えた。これは表現者が各方面に気を遣い過ぎると、結局は表現の萎縮にしか進まないと、常日頃から思っていた為である。

 

・訳で工夫したところ

「神の生活」か「神の人生」かで一瞬迷った。

そもそも神なら「人生」でなく「神生」だろうし、神は時間・空間を超越した神聖な存在なので「生活」も実はピンと来なかった。でも多くの宗教神話では神が生活らしきものを営んでいるので「生活」にした。しかし釈迦の入滅後56億年後にやってくる弥勒菩薩の事を考えると、神たちに「生活」や「人生」の概念が当てはめられるか疑問が残った。

 

Chinmoy’s nature is same as god. Many religions are also god created nature.

He says that God is include in many people. I remembered Hinduism on BongaItinyo.

I think that “nature by god” and “science by people” are connected at the root.