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雑誌周辺文化研究互助

青山正明「六年四組学級新聞」(ミニコミ誌『突然変異』所載)

六年四組学級新聞

青山正明


はじめに

このエントリーは青山正明が慶大在学中に編集していた伝説的ミニコミ誌『突然変異』創刊号(1981年4月15日発行/慶応大学ジャーナリズム研究会)に掲載された「ついに実現! 突然変異VSピチピチロリータ」の続きです。


この記事の最後に

我々が噂の真相で読んでいたあのスキャンダル記事は、柏第●小学校六年四組の学級新聞の盗用だったのだ。

ここで我々は、六年四組の学級新聞を調査検討する必要に迫られた。手許に原物がないので何とも言い難いが、今迄の彼女達の話だけから推測しても、現代マスコミ界の常識を遥かに越えた広範な情報網を有し、高度にカルティベイトされた取材陣によって組織されている事は否めない事実であろう。

今後、我々突然変異は社運を賭けて六年四組学級新聞とのコンタクトを図るつもりである。我々が吸収されてしまう可能性も大きい。ダイエー高島屋みたいに提携できればよいが……。

今、マスコミの死活は六年四組の双肩に……。

とあるように、以下の内容は「某柏第●小学校六年四組の学級新聞を入手した」という体裁のフィクション小説となってますね。

その後「六年四組学級新聞」は、白夜書房の『Hey!Buddy』に移籍し、1982年10月号から雑誌内雑誌「Flesh Paper」と改題、以後各誌を渡り歩いて1996年まで足かけ14年間も続きます。その後「Flesh Paper」はデータハウスから『危ない1号 第4巻 青山正明全仕事』として1999年に単行本化されましたが、プロトタイプとなった「六年四組学級新聞」は全て未収録となっていました。しかしながら、このたび「六年四組学級新聞」が掲載された『突然変異』2号(81年7月15日発行/突然変異社)を入手出来たので以下に紹介しようと思います。国会図書館にも所蔵されてない幻の青山正明デビュー作です。

ちなみに「六年四組学級新聞」の元ネタは高杉弾編集の伝説的自販機本『Jam』『HEAVEN』に連載されたパロディ機関紙「早大文化新聞」と推測されています。なお『突然変異』創刊準備中の1981年春に『HEAVEN』は休刊してしまいますが、見方によれば自販機発の「ニューウェーブ雑誌文化」をキャンパス・マガジンが受け継いだということなのかもしれません。

なお青山正明の文体は「ナンセンス+悪趣味」の所謂「テイストレス」というジャンルに属するのですが、これは後に「鬼畜系」の一語にくくられることになります。ひとつ注意したいのは差別的だったり変態的だったりする冗談を「差別・変態・ヘイトそのもの」とダイレクトに受け取っちゃうような人に青山正明の文章は勧めたくありません。その点のみよろしくお願いします。

 

DATE

六年四組学級新聞

資料提供

柏第三小学校六年四組生徒一同

責任編集

西井幼名(青山正明

淡い初恋に破れた少女。

初めてのこの痛手に、一人子供部屋で泣き腫らした彼女。この汚れなき少女の美しい涙の雫をちっちゃなビンに詰めてあなたにお贈りします。

ああ厳粛なる国籍交換式

6月15日(月)の朝。ホームルームに来た小島先生の横に立つとってもかわいい女の子。クラスの男子はチンポをとがらせわきにわいた。「彼女ははるばる〇〇から日本に転校してきた△△△ちゃんだ」。小島先生が△△△ちゃんの国籍を口にすると、それまでのクラスの陽気さは一変してたちまち不穏な空気が漂う怪しげな雰囲気となった。その様子をとっさに見てとった小島先生は1つ大きな咳払いをして一同を静めるとこう言った。「あ~。みんな聞いてくれ。みんなの気持ちはよく分る。実は先生も〇〇人は大嫌いなんだ。町で見かけたら、そいつの顔の上に糞をひり出してやりたくなる事も度々さ。そこでだ、この事はいっちょう先生に任せてくれんか。いい考えがあるんだ。少し言葉を切ってから、「おい! そこのブス! お前だよ。折原理香、前に出て来てみろ。早くしろ。」「よし、これからお前は〇〇人になるんだ。いいか、分ったな。お前みたいな頬骨の張った平扁ヅラが日本人であるわけがない。まあ、緒形涼介は別だが……。それから△△△ちゃ~ん。君はこれから日本人だ。分ったね。さて、それじゃこれから2時間目の社会をつぶして理香と△△△ちゃんの国籍交換式を行なおう。」

「ワ~。」クラス一同賛同の歓声。ついに世にも怪奇な国籍交換式の始まりだ。

小島先生の指揮の元、まず机が教室の後ろに下げられた。がらんと床をむき出しにした教室前部の中央に一脚の椅子が置かれ、そこに△△△ちゃんがすわる。その回りを折原理香がやっとふくらみはじめたオッパイとお尻を丸出しにしてピョンピョンと飛び跳ねる。「折原もっと大きな声で言うんだー」。先生に怒号され折原はのどの奥から声を絞り出す。

「私は〇。〇。私は〇。〇。劣等民族よ。私は〇〇人。私は〇。〇。私は〇。〇」。

「よーし、△△△ちゃん、君は今日からその名を捨て、今後は能瀬慶子と名乗りなさい。さあ、日本人になれた喜びを言葉に出して言ってみなさい」。「私はケーコ。アテンションプリーズも裸足でヤングラブも売れなかったけど私はケーコ、カワイイの。私は日本人。私はケーコ。池袋のメルヘンテラス“ミルキーウェイ”にも行っちゃうわ」。ぶざまな叫び声をあげて飛び回る竹原理香の真中にすわり、きしっとアンヨを閉じたケーコちゃん。今日から彼女は日本人だ。

 

中島明美ちゃん  もちまえのモミジの手で体育の奥村峰幸先生一分間で昇天!!

このほのぼのとした報告を明美ちゃん本人から受けたのは昨日(7月18日)の昼であった。得意気にアゴをつき出し話す明美ちゃんの体験談にしばらく耳を傾けてみよう。

「昨日、あたし4時間目の体育が終って、教室にもどろうと廊下を歩いてたの。そしたら体育科教官室から奥村峰幸先生が私を呼ぶ声がしたの。行ってみると急に私、手をとられて中に引っぱり込まれちゃった。それからがステキなの。先生ったら無理矢理私のブルマーをツルッてむいちゃったの。パンツもいっしょにむけちゃってお尻丸出しになっちゃった。それからあたしをソファーの上にすわらせて、わたしの生理の所を舌でくすぐり始めたの。とても気持ちよかったから、あたしもっとよく舐めれるようにアンヨを出来るだけ開いてやったわ。そしたら先生指でアソコをいっぱいに押し拡げて、あたしの生理の穴まで舌を入れてきたの。なんかとてもいい気持ちで体全体がジンジンしちゃった。しばらくして今度は先生、あたしを四ツン這にしたの。それで後ろの穴もペロペロ舐め始めたの。こんなのはじめてだったから少し恐かったけど、すこしたったらいい気持ちになったわ。次はあたしが先生を喜ばす番だと思って、あたし、先生の大きいモノを引っぱり出してやったの。あたし、あんなの見たことないわ。紫色で、すっごく大きくて熱いの。あたし両手で心をこめて握ってあげたわ。そしてゆっくり上下にこすったの。そしたらすぐ頭の所からすきとおったおツユが出てきたわ。あたし、どんな味がするのかなと思ってそこんとこをペロペロ舐めてみたの。そしたら先生すごく興奮しちゃったわ。わたしおもしろくてそれを口に含み込んじゃった。それで思いっきり吸ってみたの。そしたら急に熱いものがあたしの口の中に飛び込んできたわ。もうビックリしちゃった。それ、先生のモノ引っぱり出してから、そう、1分ぐらいの事なのよ。」

 

松尾英郎君くさい!!

「ヒエ~~、クサ~~、ギュ~~。」。

野獣にも似た唸り声をあげて6月23日(金)の午後、5時間目の国語の授業中、ラリパッパの中島明美ちゃんは椅子からもんどりうって転がり落ちた。すぐにかけつけた保健委員の佐藤彰(12才、射精済、ズルムケ)の介抱もむなしく、明美ちゃん自慢の鼻はひん曲っていた。原因はすぐに分った。一番窓際で明美ちゃんのすぐ前にすわっていた松尾英郎君(年齢不詳、ズルムケ、真珠入り、イレズミ入り、特大グランス)に西日が当り、その体中にしみ込んでいた臭みが蒸発していたのだ。とにかく臭い。松尾は臭い。辛抱たまらん。たまりかねた小島先生は教室の前に立て掛けてあった3mほどの竹の棒を手にとり、その先端で松尾をつつき威嚇する。

「松尾! おい! おまえ臭いぞ、あっち行け。出てけ。2度と戻って来るな。ホレホレ。」

「ウォ〜」

必死で抵抗する松尾ではあったが、「松尾クサイ! 松尾クサイ!」の六年四組一同の発するシュプレヒコールがこたえたとみえ、しばらくすると首をうなだれ教室の後ろから出て行った。

 

山口あいちゃんもくさい!

臭殺鬼 松尾の事件はその後彼の強制転校という処置で片付いたが、翌週にまた同じような事件が起きた。今度の臭みの元は山口あいちゃん(12才、生理不順、オリモノ過多)であった。僕たち六年四組では今後二度とこのような不面目な事件を重ねないように、事前処理を図りホームルームの時間をもうけた。その時の活発な議論をここに再現する。

「とにかく、先生、あいさんは臭いんです。たまらなく臭いんです。」

「……」

「おまえ、オシッコした後ちゃんと拭いてんのかよー。」

「……。」

「こいつ糞しても拭かねーんじゃねーの。」

「てめーのカーチャン4丁目の小料理屋に務めてるだろ。帰りにザンパンでも拾ってきて、それ喰ってんだろ、てめー。」

「……」

「なあみんな。こないだこいつのカバンの中に真茶のパンツが入ってたんだぜ。やーい、真茶~。」

「……」

「それにあいさん小学生のくせに脇毛なんて生やらかしてるんですよ。もう、くさくってくさくって。」

「あいさん、どうしたんだね。皆こんなに君のこと心配してくれてるんだぞ。早く答えたまえ。」

このようになかなか生産的な質問があいちゃんに浴びせかけられたわけであるが、一時間程して、それまでうつむきかげんで涙をこらえていたあいちゃんは突然ワッと泣きだし、教室の後ろの扉から出て行った。僕たちの好意を無にしたのだ。

 

かたいやくそく

・日記を毎日つける。自信を持って発言する。(満木里佐子/11才・未生理)

・毎日1つはおかあさんの手伝いをする。少しずつテレビを見る時間を少なくす

る。(和泉聖子/11才・未生理)

・1年の時から声が小さいので大きくする。(角田綾子/12才・未生理)

女子小学生着用済ブルマの中から5枚、読者の方々にプレゼントします。雑誌後ろの編集室迄御一報、下さい。

大人の人たちって皆、ブルマ、ブルマって言うけど、私たちそんな呼び方しません。ブルマって言うのはちょうちん型の格好悪いのを言うんです。ピッチリしたのは私たち短パンと呼んでます。

 

日直日記から

・昼の放送中、みんなうるさくて注意しても聞かなかったので、班長さんはちっとしっかり班を静かにさせて下さい。

・教室のバラの花、花びらが十枚くらい散ってしまった。まただれか花を持って来て下さい。

・松尾君がドリルや学習帳を配るのを手伝ってくれました。ありがとう。

・「ぼくはみかん狩りに行きました。みかんの木にみかんがいっぱい咲いていました。とてもきれいでした。いっしょに行ったおじさんがみかんを2つとって、オッパイのまだ生えていない三年の女の子にあげました。そして『オッパイにあてな』と言いました。」

 

先生から

「先生、ボクいくら考えても分らないんだ」と、ある日田中君が言いました。「先生やおかあさんは、しっかり勉強すればえらい人になって幸せになれるっていうんだけど、しっかり勉強して、真面目にやって学校を出て、小さな会社に入ってお金を少ししかもらわないおじさんがいるけど、このおじさんはいったいどういう事なんですか」。つまり正直にやっても損をする人間がいっぱいいるという事なのです。お父さん、お母さん、いったいどう考えますか。

 

ニュース速報

去る6月14日(日)、なんとこの学級新聞の協力先である柏第3小学校において女子小学生殺害生殺害事件が発生した。当初は私たち突然変異内部の者の犯行かと危ぶまれたが、その後の詳細な新聞報道により、被害者の波田野みどりちゃんが酷く醜いこと、また乱暴された形跡がない事が明らかになり、内部犯人説は否定された。きっと記事でも読んだどっかのアホがやらかしたのだろう。しっかし今号にはとってもヤバイ記事が1つある。みつかったらパクられる。創刊号でさえ、警察が印刷所におどしに来たのに……。僕、知らないっと。いーとこに就職したいもん。

 

世にも妙なるロボット転校生!?

僕たち六年四組にまたもやすっごい転校生がやって来た。その子の名は石井良恵ちゃん(11才・生理?)。7月1日(水)、小島先生に連れられて初めて教室に姿を現わした良恵ちゃんは、エール大学のフットボールチーム愛用のプロテクターを両肩に付け、腰にはロビンフットが締めていたようなカッコイイ革バンドを2本も巻き、複雑なメカニックの装備されたチョッキという出で立ちで、登校初日からたちまち男子生徒の熱い視線を一手に集めてしまった。また、テクノちニューウェーブもぶっとぶようなこのフリークファッションに魅了された女子生徒も多数出現。クラスで一番ハクイと謳われていたラリパッパの中島明美(11才・生理済)も良恵ちゃんだけにはどうしても頭の上がらない様子。クラスの異常なまでの人気に当の良恵ちゃんは少しとまどいがち。それでも4本の腕をブンブン振り回したりして内心の喜びは隠せないよう。そんな彼女に六年四組の取材班がインタヴューしてみました。

「こんにちは良恵ちゃん。今、クラスの皆、君の話題でもちきりだよ。」

「えー、本当ですかー。」と、顔を赤らめ、胸の前に突き出た2本の腕をパタパタ動かす。

「ところで、君のそのファッションは何て言うんだい。フリークファッション?」

「いいえ。たしかサリドマイドとか……。もう20年も前に流行ったファッションよ。」

「ヘー、そうなの。君はいつからその恰好?」

「生まれた時から。」

「えっ、君の両親も君みたいなの?」

「いいえ、うちの母は妊娠中、大東亜製薬の睡眠薬をたくさん飲んだんですって。そうして計画的に私を作ったの。」

「へー、なんかキナクサイ話だけど、大東亜製薬の薬を飲むとそんなに素晴しくなれるんだね。」

「ええ、私とても母に感謝してます。もしこんな格好してなかったら誰も私のことなんて見向きもしてくれなかったでしょうね。私も大東亜製薬のお楽をたくさん飲んでかわいい子を生むわ。五体満足なんてちっともオモシロミがないでしょ。」

 

今月“女”になったお友達

高岩美由紀(昭和43年4月5日生・12才)

岸田京子(昭和44年9月17日生・11才)

とっても恥ずかしいけど……。でも、お母さんが「これで美由紀ちゃんも大人の仲間入りね」と言ってくれたのはうれしかった。どういう事なのかまだはっきり分らないけど、喜んでいいんですね。もうちょっと落着いてから、その時の様子をお話しします。待っててね。あっ、それから私、明美ちゃんに勧められてチャープナップミニアルファを使うことにしました。

京子ちゃんの場合は自らの報告はなかったのだが、弟の信行君(3年2組・9才 未射精 四谷大塚塾に通う)の証言からまずまちがいないと判断し掲載した。信行君の話によると、その日の夜、彼は京子ちゃんの使用したあとすぐトイレに入った。すると便器の中は血で真赤だったと言う。翌日の夕食は、赤飯を囲んで一家全員はしを取ったというから、まずこれは典型的な初潮祝福パターンとみなし、京子ちゃんのメンスはもはや疑いの余地を残さない。

 

私、西井幼名=青山正明昭和35年6月27日生。21才射精済)は知力バツグン、ユーモアタップリ、さわやか雄弁でお子様の学習指導をいたします。ただし応募は女子小学生に限らせていただきます。お金は一切いただきません。そのかわりに、週一回二時間の代償として、お子様のシミ付きパンティーなら2枚、湯気立つオシッコならその場でコップ一杯、汚れた靴、かみ終ったガム等なんでも結構です。委細面談の上御指導いたします。連絡はこの雑誌の編集室宛に返信用はがきにてお願いいたします。

 

私たち奴隷志願

私はNo.1です。私の父は4年前に亡くりました。今は4才になる妹と今年小学校に入学した弟と母と私の4人暮らしです。病弱の母は父の死によって労働を余儀無くされ、今は横須賀の日産自動車工場女工として働いています。仕事はたいそうきついようで、ある日など午前中一房の髪の毛を機械にもぎとられ、大きい板状の禿げができて、まだその痛みも去らないのに午後にはもうきりもみ作業につかされたということでした。2年前から卵管炎をわずらいながらも近頃事に自信がついてきたと微笑をみせる母ですが、私ももう小学校の最上級生、母の負担を少しでも軽くできればと思いこの欄に申し込みました。週に一度でいいから妹や弟にお菓子を買ってやれたら私幸せです。

氏名:前島裕美(12才・生理済)

生年月日:昭和44年7月2日

身長:145cm 体重:40kg

胸囲:73cm 座高:78cm

持病:特になし(はしか、水疱瘡済)

身体特徴:右前腕部にあずき人のキズ有

左臀部に単純疱瘡跡二つ

身体発育良好(恥毛有)色白

性格:やさしい子だが一本筋の通ったねばり強さもある。

性交渉:非常に恐れますが、体は十分に発育してますのであとは心の問題。「君のお母さんのためだぞ。」と言えば、ふるえながらも従います。無理強いすると自殺する恐れもあるので少しずつ進めて行きましょう。

 

僕はNo.2です。僕の知能指数は45で学校の勉強にとてもついて行けません。このまま中学に進んでも何の役にもたたないので、父母と相談してこの欄に申込みました。力にだけは自信があります。木竹を一ヶ所から一ヶ所へ運ぶというよう単純な作業しかとてもバカで出来ませんが、一生懸命がんばります。役にたつ人になりたいんです。

氏名:西村宏一(11才・射精済 ズルムケ)

生年月日:昭和44年11月20日

身長:157cm 体重:53㎏

胸囲:82cm 座高:84cm

持病:痴愚(IQ45 訓練可能)

身体特徴:腕力は15~16才の少年に負けません。足腰堅固。スネ毛有。陰毛有。

性格:従順。ほめてやれば何でも喜んでします。

性交渉:むすかしいテクニックは無理ですが、訓練次第では1時間でも2時間でもピストン運動を続ける体力はあります。要は単純な動作を根気よくはめながら教えこことです。(代筆  小島先生)

 

私、No.3。ラリパッパの中島明美ちゃんでーす。今回この欄に申込んだのは奴隷になるためなんかじゃないの。だって私の家って、お父さんは弁護士さんだし、お母さんは女医さんで美人ときてるの。私だって頭はマアマアだし、美人でしょ。何の不自由はないのだけれど…。ただ男の人を喜ばすのが好きなの。もちろんお金はいただくわ。でもあなた次第ね。やさしくしてくれればタダにしてあげちゃう。私を呼んでくれれば、お兄ちゃんのオチンチンをペロペロなめてあげるわ。ちっちゃな手でしごいてもあげる。もしお望みならお兄ちゃんの見てる前でオシッコだってしちゃうわ。よろしくネ‼

氏名:中島明美(11才・生理済  上付、カズノコ天井、三段締め)

生年月日:昭和44年12月24日

 

私はNo.4です。私また小学校一年生なんだけど。なんかこうとても好きなんです。大きなお兄ちゃんたちにくっついて歩くのが。いっしょに映画や遊園地に連れてってくれるお兄ちゃんが欲しいなってずっと思ってたの。くすぐったくされるのはいやじゃないけど、痛いのはいや。だれか私のお兄ちゃんになって下さい。

氏名:小野恵美子(8才。未生理)

生年月日:昭和48年1月12日

身長:127cm 体重:28kg

胸囲:60cm 座高:59.5cm

持病:特になし  はしか済、水疱瘡(未)

身体特徴:未発達ながら肉付き良好。ふっくらしたお尻は絶品。

性交渉:交接は不可能だが、くっきり切れ込んだお尻を利用すれば十分満足は得られる。その他の性戯(フェラチオ、しごき等)は何かを買い与える事によって容易になされる。

 

広告「モーニングコールテープ」

2人のかわいい女子小学生があなたのためにだけに吹き込んだモーニングコールテープ。夜、寝る前、お手持ちのカセットデッキにこのテープを入れ、あとは市販のタイマーをおめざめの時間に合わせるだけ。女子小学生がめいっぱいかわいらしくあなたに話しかけます。10分ほどすると、2人の女子小学生は「キャーキャー」と黄色い声を上げてあなたの回りで遊びだします。その頃にはあなたはもうパッチリ。すがすがしい気分で一日が迎えられることまちがいなし。30分テープで一本3000円。3種類とりそろえておりますのでお好みの物をお選び下さい。

1、陽気な女子小学

2、あなたにおねだりする甘えん坊の女子小学生

3、あなたを求める進んだ女子小学生。(夜用)

 

 

ブルマ学校側で一括購入!

女の子たちはもうダイエーのクリスティーしかはけないのか?

7月3日(金)の朝礼の際、西村校長(56才、妻 安子53才、かけおち)はこのショッキングな決議文を読み上げると共に、後日詳細をプリントし、クラス担任に配布するので、その指示に従うようにと述べ話を締め括った。そして7日に配布されたプリントはこのようなものだった。

 

父兄の皆様へ

■「女子短パン一斉購入」のお知らせ

向夏の加わる候、お子様もご父兄の皆様もいよいよご健勝のこととおよろこび申しあげます。さて、先日、本校において催されました当校職員並びにPTA役員による56年度第1回学校教育運営協議会におきまして「女子競パン一斉購入決議案」が全会一致で通過決定いたしました。そこで、その内容をここに通知いたします。女子生徒をお持ちのご父兄の方々は、以下の項目ぜひともお心遣いの程よろしくお願い申しあげます。

●56年7月13日(月)より本校の女子生徒は全員クリスティーブルマーを着用する。

●クリスティー以外のブルマーはいかなる物もこれを着用するのを認めない。

●クリスティーブルマーは当局で責任を持って購入する。

●個人購入はこれを認めない。

 

●サイズは学校側で測定し決定する。

●各自決められたサイズ以外の着用はこれを無効とする。

 

●着用後教室で脱いだクリスティーは、これをそのままきれいなビニールに包み担任の机上に置いておく。

●このブルマーは本校が責任を持って保管する。

 

●洗濯は毎月1回第4日曜に学校側で行う。自宅に持ち帰り先濯する事は厳禁。

●繕いは学校側で行う。自ら手を施す事はこれを認めない。

 

ブルマーの記入箇所には必ず学年・組・氏名を記入し、その者が必ず着用する。

●他人に貸したる者、若しくは他人より借りたる者はその着用を認めない。但し、この場合の他人とは姉妹をも含む本人以外の人間である。

 

六 以下の事をなしたる者はその者を7日以上の不定期停学処分にする。

●一~五の行為規定に反した者。若しくは禁止規定に該当したる者。

●改造ブルマー(裏地を付ける。他の衣などを縫い付ける、若しくは糸による補強、ブルマーの拡大。ゴムの補強。)を着用した者。

●パフューム、デオドラント等、汗の香りを消し、発汗を押える物を使用した者。

●男子生徒にブルマーを触れさせた者。

●着用時以外にブルマーを教室以外に持ち出した者。

●その他、当局が判断して、不正なブルマー着用・使用と思われるをなしたる者は、山村校長の意思によりその者の処遇を決定する。

 

56年7月7日(火)

柏第○小学校校長 山村 逸彦

クラスの女子に事のあんばいを尋ねたところ、今迄6号をはいていた女の子には5号。中学生用Sをはいていた女の子には6号か支給されたということだ。実際のサイズより小さいブルマをはかせるというのはいったいどういう意味を持つのだろうか。「あたしはスクールユニをはいてたの。内ポケットが付いていてハンカチなんか入れておけるんだもん」とは中山由香理ちゃん(11才・生理済)の話。

また第四項の「洗濯は月一回学校側で行う。自宅に持ち返り洗濯する事は厳禁」とはいったいどういう事であろう。このはてしなき謎に窮地に追いやられた六年西組学級新聞取材班であったが、偶然にも7月9日(木)に行なった他の調査からこの謎を解く手がかりを入手したのだ。

 

村田恭子ちゃんのブルマから恥毛が?

7月2日(火)、夏休みに入る少し前、担任の小島先生は春期小運動会の写真を僕たちにみせてくれ、気に入ったものは1枚50円で売ってくれた。ところが、その後どこからともなく“公開されてない写真がある”という噂が流れてきた。なんでも、生徒達に見られてはマズイ写真だそうで、職員の間ではキャビネ版一枚に1000円のプレミア付きで売買されていると聞く。これは何としてでも入手しなければということで、7月9日(木)、僕らは、赤外線の張り巡らされた深夜の小学校に忍び込み職員室を徹底調査するという強行策にのりだした。

当日、この手の事に異常に詳しい隣人、海江田仁(37才・自営業)を特別指揮者に迎え、午前中入念な計画をたてた後、深夜小学校侵入ムチムチロリータ便所マスカキゴーゴーが決行された。(海江田のおじさんはこう呼んでいた)。

深夜2時、僕(小池洋一)とおじさんは校庭を囲む裏屏をよじのぼり、部室棟と屏の間の狭い地面に着地。おじさんに僕らの降りた所に建っている棟は女子バドミントン部の部室だよと教えてやると、おじさんは急にソワソワしだし、「ほ、ほんとうかいそれ。ねっ。洋一ちゃん、ほんとうかい」としどろもどろ。とうとう我慢できす、僕に背を向けるとゴソゴソと身をよじって如意棒を引っぱり出した。それを女子バドミントン部の部室の板壁にこすりつけ……果てた。わずか4~5秒の出来事だったと記憶している。おじさんは地面に生えていた雑草をちぎると口惜しそうに如意棒の先端を拭いていた。「残念だな~。洋一ちゃん、おじさんもう出ちゃったよ。残念だな~。おじさん……。」。と呪文のように繰り返すおじさんに、「ゆっくりしてはいられません。」とせかす僕。背をつついてやると、おじさんはスルスルと足音もたてずに宿直室の窓の所まで這って行った。暗い校庭に向かって只一点この窓からは煌々とした光が漏れていた。海江田のおじさんの肩越しにそっと中を覗くと、宿直のじじーが中でマスをかいていた。ネタ本をそこいらじゅうにぶんまき、赤マムシドリンクを右手に縣命にしごきあげていたが、とうとうフニャチンのまま白い液体が「ダラ~」と流れ出た。その時、僕はこの糞じじいの入歯から漏れた声を聞きのがしはしなかった。確かにこう言っていた。「恭子ちゃ~ん。ワシのカワエエ恭子ちゃ~ん。」。一方、海江田のおじさんはポケットからワイヤーカッターを取り出すと、慣れた手付で宿直室の窓枠上部に付いていた小さな箱をあけ、配線されていたコードを切断した。「これでもう赤外線警報器は鳴らんよ。警官は来んよ。」。こう言うと再びおじさんは足音もたてずに校舎の側を這って行き、一枚のガラス窓の前で止まると、僕がそこに着く前にもう粘着性のビニールシートをガラスに貼り、その上からガラスカッターで穴をあけ、そこから指を入れ鍵を開放すると、窓を開け中にすべり込んで行った。僕も後に続いた。「洋一ちゃん、おじさんの夢はね、死んでお骨になったらその骨を東洋陶器に引き取ってもらうのよ。そんでそれを粉状にしてもらって長石の粉なんかに混ぜてもらうわけ。でもってそれで便器を作ってもらうんだ。で、それをどっかの小学校の女子トイレに据え付けてもらうんだ。したらさ~、毎日女子小学生がツルッてカワイイお尻出しておじちゃんをまたいてオシッコやウンチするんだもん。ウキ~~。」と、わけのわからない事を口走ると、一目散に女子トイレに突進して行った。もうこれ以上かまってられないので、僕は一人で職員室の中に侵入した。小島先生の机の引き出しをあけ、用意した懐中電燈で中を照らしメモ帳、封筒等をすべていただき退散。そうして今、この記事を書いて僕は腕の動作でペンもろくに進まないという状態なのだ。僕の失敬してきたものの中にかに問題の写真はあった。その写真の被写体は我がクラス1の清純派美人村田恭子ちゃん(11才・生理済)であった。否、それだけでこの僕が興奮するわけがない。とにかくこの写真がすごいのだ。そしてこの写真こそが女子ブルマ一括購入を断行した学校当局の真意を解く鍵なのだ。とにかくこの問題の写真を見て欲しい。清純派美人と歌われた村田恭子ちゃん股間から確かにはみ出していた。信じられないような恥ずかしい物が……。ああ、僕にはとても声を出して言う勇気はない。言う勇気が無いので書く。恥毛がはみ出しちゃっていたのた。そしてさらにもう1つここに重要な資料を提示しよう。学校当局が内密に作製していた“女子短パン調査票”がそれた。これにより今回なぜ学校当局がクリスティー一括購入に踏み切ったのか容易に解答が得られよう。

この表はダイエーのクリスティーが最も切れやすく、のびやすく、汗を吸収しやすい(匂いが付きやすい)という事実を明らかにしている。さらにクリスティーは他社の同じ号数の製品と較べていくらか小さく、ゴムも伸びやすいとは海江田仁の言である。

以上の調査により、村田恭子ちゃんの恥毛はみだしブルマ事件を端緒として学校側は“ブルマー括購入”に踏み切った事が明らかになった今、ブルマアクシデントにかける学校当局の期待は僕らの想像を遥かに越えるものだろう。

 

田村勝恵ちゃんはどうして根が暗いのか

ラリパッパの中島明美ちゃんの話題ばかりだったが、我が六年四組にはまだまだかわいい子がいる。その一人が田村勝恵ちやん(12才・生理済)。シーナイーストンみたいにパッチリした目の人形みたいなかわいい勝恵ちゃんだが、いまいち性格が暗い。昼食も済んで、鉄砲玉みたいに運動場に飛び出す子やら、廊下や教室でざわめき笑う級友たちの中、一人ポツンと少女マンガに見入る彼女。授業中、発言したことなど一度もない。ときたま、先生にさされても、その大きな瞳に涙をたくさん浮かべて無言の訴えをするだけ。家庭科の授業での彼女は終始沈歌を通しながらも熱心に自分の創作にうちこみ、編物にしても料理にしてもクラスで一番素晴しいものを作りあげてしまうという事だ。

「オメ~のマンコしゃぶってみて~な~。」などというクラスの男子のあたたかい声にも只おびえる彼女。宿題もきちっとやってきて、頭もいいしマスクもかわいらしいのに、どうしてこんなに根が暗いのか。そんな疑問符を投げかけるクラスの男子生徒への解答を教えようと、取材班は特別プロジェクトチームを編成し、以下の点から彼女を徹底的に調べあげてみる。

一、勝恵ちゃんの恨の暗さは、彼女の身体的欠陥による。(例 尻にあざ、乳首が一つ、中年オババの三段腹)

一、勝恵ちゃんの根の贈さは、彼女の両親による。(例 父親に前科有、母が×××出)

 

オクトパス金田のキンタマドロップ

オクトパス金田こと金田靖君(12歳。射精済 ズルムケ・ふまら)は、このほど自らの持つ“自分尺八くわえて三発を下回るほどの物凄い妙技をあみだした。名付けて「キンタマドロップ」。脚をそろえ、伸ばして仰臥(ぎょうが)の姿勢からゆっくり足を上げ、頭越しに持って行き、そのまま両膝で自分の頭を挟み込む。さらに両腕で自らの尻を下方向に押し、ツーンとする己れのチンポの香りを嘆きながら、「まだまだ」とはやる自分を押えつつ。ダラーと下って来たキンタマをめがけて「パクッ」2つ頻ばればしめたもの、舌も歯茎も総動員して「グリッグリ」と舐め回す。その際、手でキンタマ袋を握りしめ、中のキンタマを下に絞り出す感じで口の方に持って行くのがコツだという。なお、頭にマクラなどの支え物を敷いて顔面が少しでもキンタマに近付くように準備しておくことは今さら言わずもがなであろう。

 

広告「もうこれを一口飲んだらビールなんてばからしくて飲めません」

くっきり切れ込んだ女子小学生のワレメちゃんがらほとばしるオシッコ。のどごし爽快。もうこれを一口飲んだらビールなんてばからしくて飲めません。我が社でオシッコが黄ばんだり白濁したりすることのないよう、又、ツンとくるアンモニア臭をおさえるべく排泄前の彼女たちの食事には十全な心配りをいたしております。なお、プラム(すもも)をたくさん食べた少女のほんのり甘い香りのする特上オシッコも用意しておりますので、その旨御指定下さい。

注。夏期においては腐敗しやすいので、御面倒ながらも直接小社におこしいただき、女子小学生の滴るオシッコをその場ですすっていただくシステムになっております。

 

ウキウキ青春編集室

5月5日(火)

ワーハッハッー! ついにワシ見ちゃったもんネー。杉田かおるちゃんをさー。この日、ワシ直販廻りしてたのよネ。照夫ちゃんと二人で。そんでもって、吉祥寺に行こーつーので井ノ頭線に乗ったわけよ。そしたらいたのよ、杉田かおるちゃんが。かおるちゃんさー、黒のセーターに赤いジャンパー(裏地がなかった)着て、下は黒いタイトスカートに白のソックス。そんでもって、ベージュのキャンパスシューズはいて、肩には赤青ツートンカラーのでっかいバッグぶら下げてたのよ。意外と安っぽい、目立たない服装してんのよネ。「あたしはスターなんだ。こんな回りのブタ野郎とは違うんだ。でも、お金もうけるのにはこいつらに嫉妬されては困る。こいつら“庶民”の中に溶け込まなければ。」なんつー決意がヒシヒシと感じられるのよ。他人に席なんか譲ったりして。でも、かおるちゃん、庶民に溶け込もうとして行き過きて賤民に溶け込んじゃったみたいに見えたのよ。ところでワシさー、自分のチンポ汁入れたスポイトいつも持ってんのよ。こーゆー時の為にさー。かおるちゃんのバッグの中に「ぶちゅぶちゅー」なんてチンポ汁入れたりしたんだもんネー。かおるちゃんのポケットの中にも「ぶちゅぷちゅー」なんてチンポ汁飛はしまくったのよ。ポケットの中にハンカチなんか入ってたりして、かおるちゃんがハンカチでそのかわいらしい口許を拭こーなんて、ポケットからとり出して口唇に押し当てたりしたら「ぬるっぬめー」なんて、ワシのチンポ汁がかおるちゃんのちっちゃな口唇と前歯の間で糸引いたりしてね。ジャンパーにも髪にもぶん撒いちゃったもんねー。もー今度かおるちゃん見つけたら尾行して家調べて、専大生みたいにゴミ箱あさってかおるちゃんのナプキンやら鼻かんだティッシュやらつめやら抜け毛やらとっちゃうもんねー。と、ここでニュース、かおるちゃんの休学にショックを受けた車田は、自分まで大学休学なんつー思い切った事をしでかした。すごい。そんけーもんだよコレハ。

 

5月6日(水)

直販廻りで神田に行くと、三省堂渋澤龍彦がいた。本当にちっこくて貪弱な体で、おまけにでっちりだった。緑色のキラキラタマムシ背広を着たシブタツは、5階でネタ本を買い込み、6階へ。6階は小中学生の参考書しか売ってないのにどーゆー用件なんでしょうね。

 

5月7日(木)

20歳の女子大生が仕事を手伝いたいと言って電話してきた。そんでワシまちあわせして二人で喫茶店行ったのよ。注文したもんが来て二人でダベッてたわけ。で、彼女がちょっと横向いた時、思わず「今だっ!」なんて反射的にコーヒーのミルクの中に「ぶちゅぶちゅー」ってチンポ汁入れたのよ。そしたらミルクとチンポ汁って仲悪いのね。分離しちゃってバレちゃったんだよね。グラタンなんかに入れてぐちゃぐちゃかき混ぜちゃえば分からないのにね。無駄使いしちゃった。もう二度としないとゆー約束で彼女からブルマーもらうことにしちゃったもんね。「いとこの小五の女の子にはかせて、一日中走り回らせたのくれたら、定価の3倍で買うぜ。」って言っといたから楽しみだ。

 

5月8日(金)

しっかし今号の企画を見るとヒドイね。ニコなんかもーアナクロニズムもいーとこじゃん。奇生虫なんてグロいし、自宅で青春なんてもーナンセンスの極だね。アナグロナンセンスじゃん。僕としてはエロが欲しい。子供のエロが。体操服に短パン姿の大森第三小学校5年生河本良江ちゃんのパンツの前の所に手なんか入れちゃってる写真なんて最高ね。……あっ出ちゃった。

 

5月9日(土)

西村は雑誌作りをいいことに女子高生の売春組織作りに熱中している。「おにーちゃんは雑誌なんか作っちゃってるんだよ。知的でおまけにナウいときてるんだぜ、おにーちゃんは。」なんつーてんじゃないのかあいつめ。今里はサイーボーグに違いない。常人の十数倍のパワーで広告取りをする。誰も彼には頭が上がらない。大塚は……。もうダメだ。ここまで変態が高まるとこれはもー頭のお医者にみせるしかない。私の行っていた医者でも紹介してやろっと。えーと、他に誰がいたっけな? あっ、車田がいた。奴はこのたびS大学を休学したため、なんとなく突然変異の編集長に就任した。突然変異に全てをかけるらしい。おしまいだな、こーなったら。

 

5月10日(日)

車田新編集長から突然変異事務所に来いという電話があったので行ったら、車田と大塚の二人が裸でだきあっていて、シェリーがストリップをしていた。すると西井幼名が「エロティシズムだあ」と叫んでだしぬけに事務所に入ってきた。幼名は「種の保存から切りはなされた性交。ああ、エロティシズムとは、死にまで至る生の昂揚。ううっ、においまでいい」と叫び服を脱ぎ始めた。「ううっ」車田は虚空をかきむしった「痔が、痔が」。「なに自我?」大塚は言った「まだそんなもんにこだわっているのか。だから自由なセックスができんのだ。快感原則革命だ」。幼名が叫んだ「人間革命よお」。俺が叫んだ「天皇ヘーカバンザイ」。あたりは急に静まりかえった。「この中に愛国者がいるぞ」「いったい誰だ」「ブタだブタだ」。俺は殺気を感じて便所に隠れようとした。谷地淳平が便所で泣いてた。

 

あとがき(谷地淳平)

青山正明は『突然変異』第2号で初めてフィクションを書いた。「六年四組学級新聞」だ。これが頗る面白い。面白く感じたのは僕だけじゃなかったらしく、「六年四組学級新聞」をうちにも書いてくれませんかと、白夜書房の『ヘイ!バディ』から青山に原稿依頼が来た。

青山は、「断ろうと思うんです。六年四組は『突然変異』2号にネタ全部ぶちこんじゃたから、月刊で連載なんてできないんじゃないかな」と弱気だった。

「じゃ僕がネタ作りに協力しようか?」と言うと青山は、「あ、それなら出来ますね」。

二人で書こうということになり、追浜の青山の部屋に泊まり込み、二本分ぐらいのネタを考えたのでした。

楽しかったなあ。「六年四組学級新聞」は五本ぐらい続いたかな。

他誌に書いてたせいで、本家の『突然変異』第3号の「六年四組学級新聞」は惨憺たるものとなり、読者の方から「あんなのは六年四組学級新聞じゃない」とお叱りを受けてしまった。

 

「六年四組学級新聞」第2回

初出:突然変異社『突然変異』第3号

先月(10月)の17日、私は二階の自分の部屋で独り横たわり、友達ののんこから借りた「おはようスパンク」の第2巻を読んでいました。

すると突然何かおへその下の方に、うずくような感じがしました。あっと思ってスカートの中を覗いて見ると、ももの所まで赤いものがくっついてました。

女の子から女になった私。クラスのみんなはもうすんだのかな。きもちわるいけど、大人になったって感じ。これからは、お姉さんらしくしなくちゃ。しっかりしなくちゃ。

好きな男の子が私のこといやがらないかしら。不潔だなんて言って……。やさしい男の子なら分ってくれるわね。喜んでくれるわね。私、大人になったんですもの。

人はどうして大人になると、悲しい恋をするのかしら。私は、私のこの手で夢をつかむの。ステキな事がいっぱい起こって、ステキな人が私を待っていてくれる。きっと素晴らしいお嫁さんになるわ。たくさんの子供たちに囲まれて……。

 

ここ2~3年、夜半ふと目を覚ますと、そのまま朝まで眠れない事がしばしばでした。台所仕事をしていると、ポッと顔がほてったり……。

歳40も半ばを過ぎた頃、覚悟はしていました。そして、今年。偶然にも一番下の娘にお祝いをしてやったこの年に、とうとうその時を迎えました。

少女の夢を追い、それが実を結び、平和な家庭を築き、子を生み、育て、女としての存在が絶対的なものとなった今。あの時、幼な子から女になったように、今度は再び、女をはなれ、人間としての完成に向かいます。

老年というのは、人生を見下ろす豊かな高みに、ゆっくりした足どりで歩む時期でしょう。時期ここに及んで、私にもまだ一つ夢があります。

若い頃知りあい、ずっと私のそばにいてくれた夫。私の人生というほんとうにささやかなドラマをいっしょにこしらえてきてくれた夫。そんな夫と、そっとお互いの手をとって、安らかな人生の終息を迎える夢が……。

 

六年四組学級新聞「無能ライターインタビュー」青山正明

6GRADE4CLASSNEWS

生け贄『週刊宝石』ライター・亀山洋一

インタビュアー本誌編集部・大塚雅美

 

O どうもお久しぶりです。

K いやあ、どうも。この前は『週刊宝石』創刊2号の「大学生ビジネスマンの間に『ロリコン趣味』が激増!」なんて下らない記事に協力してもらって助かったよ。何せネタが尽きておまんまの喰いあげになるところだったからね。

O ええ。あの記事では、いちおう私がインタビューされたわけですが、今日は逆にこちらがインタビューをお願いしたわけです。ネタをもらった人間を平気で揶揄できるフリーライターというのは、いったいどんな人種なんだろうかと……。

K 何でも遠慮なく聞いていいからね。

O はい。それにしても、このところ週刊誌にやたら書き散らしているフリーライターの記事を見ていて、しきりに感心するのですが、どうやったら人間ああも無能になりきれるものなんでしょうか?

K ま、それはね。大部分のフリーライターなんつうのは私みたく無能なわけよ。毎晩、各界の名士や雑誌の編集者なんかと飲み歩いてコネつけるのが勢いっぱいで、もともと記事を書けるだけの頭なんてないんだね。自分のアタマ使うのは、飲み屋で芸やらされるときくらいなもんで、イザ記事となったらアマチュアのもっと頭いいのを借りてきて、それをパズルのように組み立てて作文するだけなんよ。無能と阿呆を飼い殺しにできる世界ってメジャーしかないもんね。要するにフリーライターなんていうのは、才能なんてなくてもできるわけよ。

O そういう寄生虫のような生活態度を理想としておられるわけですね。

K ま、そうだね。100円ライター集団作った慶應の佐桑徹なんてのもこのクチね。自分に才能ないから、アイディア持ってる学生かき集めて、それで記事を書こうと。

O ええ。100円ライターは『突然変異』をネタにしてかなり書いているようですね。『中大パンチ』とか、『噂の真相』とか。彼らは、『突然変異』の発行が慶應大学のジャーナリズム研究会だと思い込んでるようですが、アレは創刊号の形式的な発行元でしかありませんからね。そういう事実経過さえ調べずに書いてる。

K ハハハ。それは僕にしたって同じよ。

O ところで佐桑さんは最近どうしておられるのですか?

K ああ。あの男は本質的にハエとかゴキブリといった類いの人間なわけよ。この春経団連に就職したが、えらく暇らしくて、学生にたかってはライターやってるようね。

O ところで、亀山さんの書いた『週刊宝石』の記事は、扉の写真からして『突然変異』の写真の無断転載ですね。メジャーは意外と平気でそういうことやる?

K いやあ、相手をみてやるわけでね。大物にタテつくと、僕みたく才能のないライターは、すぐ食えなくなる。

O ははあ、フリーライターというのは、そういう、いっけん古そうでNOWい道徳感とかポリシーを持っているわけですね。そういえば、私のところに来た『アングル』の野沢淳なんていう好きものライターも、取材と偽って輸入したエロ雑誌のカタログを騙しとりましたからね。

K とにかく、僕なんかポリシーとか視点の新しさなんて一切ないわけよ。編集者に媚売って仕事もらって、他人にはモノ書きや、とえばってればいいわけだからね。

O しかし、人間がそこまで阿呆になりきるには、余程の鋭い精神力が必要とされるんじゃないですか?

K いやあ、自慢じゃないけど昔からこうだからねえ。

O 今日はどうもありがとうございました。

 

亀山洋一 自宅電話番号 ●●●―●●●●(※本誌掲載時は修正なし)

 所載:突然変異社『突然変異』第3号(1981年12月24日発行)

『突然変異』は当時の『週刊宝石』でも紹介されたことがある。1981年後半といえば世間はロリコン・ブームに突入していた時期で、『突然変異』もロリコン現象の一つとして扱われていたのだ。問題の10/24号の「大学生・ビジネスマンの間に、幼女性愛趣味が激増!!」という記事では、他にもロリコン雑誌の『少女趣味』や、伝説のロリータ同人誌『PEPI』が紹介されており、ロリコン趣味のウジウジした大学生集団のように書かれた『突然変異』側は、11月15日発行の3号で、抗議として取材記者の名前と電話番号を誌上で暴露した。

ロリコン雑誌扱いにうんざりした『突然変異』は、以後少女ネタを扱うのをやめるが、そのロリコン記事をきっかけに、青山正明に転機が訪れる。2号に掲載されたロリータ記事「6年4組学級新聞」を見た白夜書房の編集者から連絡があり、執筆依頼をされたのである。こうして同年12月の『ヘイ!バディ』誌の「少女の時代」特集に「HOW TO LOLITA」を寄稿、商業誌デビューを飾った。この記事の受けが良かったのか、以降82年2月号から、『突然変異』のスタッフと共同で「6年4組学級新聞」の連載を『ヘイ!バディ』誌上で始めることになる。(ばるぼら

ある編集者の遺した仕事とその光跡 天災編集者! 青山正明の世界 第4回 - WEBスナイパー

慶大のキャンパス誌やアングラ誌には“狙われた”美少女のあどけない笑顔が! 大学生ビジネスジの間にロリコン趣味が激増!

所載:『週刊宝石』2号(1981年10月24日発行/光文社)



その道の雑誌が何10万部というベストセラーになり、ときには“直接行動”による犯罪もおきているという現実。ロリータコンプレックス―その心理構造にひそんでいるものは何か。

「最近、3才になったばかりのウチの娘のワレメ部分をしみみと眺めたんですが、清らかなもんですね。5年前に結婚した女房のなんか、不潔というよりも、凄味がありますからね。世の中、SMだとか、ホモ、レズなんてのが横行すると、清純なものに憧れる気持ちが生じろんじゃないでしょうか」(34才、証券会社勤務)「いやァ、ヌード劇場やビニ本で大股開きを見すぎたせいか、もうゲップが出る感じだね。少女もののヌードは、あの可憐さが決め手だと思うな。顔も可憐だし、水蜜桃を思わせるワレメも可憐だ」(26才、フリーデザィナー)

というしたいで、このところ少女ヌードの人気が高まってきている。

一昨年出版され、実に25万部が売れた『ヨーロッパの小さな妖精たち』(世文社刊)の人気は、ヘアーのないワレメチャンがばっちり撮れている物珍しさからと思ったら、その前にも『リトルプリテンダー』(ミリオン出版刊)が20万部も売れていた。いや、今年4月、11才の双子の女の子をモデルにした『ロマンス』(竹書房刊)が25万部売れている。

 

小6美少女の接近レポート

何10万部というのは、写真集の実売部数としては大変な数字なのである。

単なる物珍しさだけではないのだ。

あるビニ本屋の主人の証言──「セーラー服シリーズがさっぱり売れなくなりましたね。いま売れているのは少女もの、いわゆるチャイルド・ポルノです。いやいや、年輩者だけではなくて、若い人たちが買っていくんですよ」

性的嗜好の面で、何か異変が起こっている。

ロリータ・コンプレックス、略して「ロリコン」。ウラジミル・ナボコフの小説『ロリータ』から発生した言葉である。中年男が美少女を追いかけまわすという“少女願望(崇拝)”がこの小説のテーマだ。

慶応大学の学生たちが編集発行している『突然変異』なる季刊誌を覗いてみると、仰天させられる。同誌は週刊誌サイズ、68ページ、340円。公称発行部数3万。〈脳細胞爆裂マガジン〉と銘うつ同誌の『寄生虫ナウい飼い方』『射精レポート」などという記事にまじって、『六年四組学級新聞』なるページがあり、その中の〈私たち奴隷志願コーナー〉には、小学生の女の子たちからの“投書”が掲載されている。

「とても好きなんです。大きなお兄ちゃんたちについてくのが。くすぐったくされるのはいやじゃないけど。痛いのはいや」(8才・未生理)

「もしお望みならお兄ちゃんの見ている前でオシッコだってしちゃうわ」(11才・生理済・上付・カズノコ天井)

「身体は十分発達していますので、あとは心の問題。君のお母さんのためだぞ。といえば、ふるえながら従います」(12才・生理済・恥毛有)などなど―。

とても少女たちからの本物の投書とは信じられないが、幼女に対する大学生たちの並々ならぬ関心がうかがえようというものだ。

また、「突然変異VSピチピチロリータ」なるページは、同誌の編集スタッフ3人が、スタッフの1人の母校(小学校)を訪問した模様のくわしいレポートである。

そのレポートによれば、「慶応大学心理学研究室」を名乗って恩師に面会した結果、「慶応大学のお兄さんがみんなに質問があるそうです。話しかけられたら、ちゃんと答えてあげましょう」なるアナウンスを休みに流してもらうことに成功。「美人小六生」2人と放課後に会う約束をする。(大学生が小学生を“美人”と形容したことがかつてあったろうか!)

やがて、大学生と女子小学生との間に交わされた会話が紹介されているが、その内容は他愛ない。が、レポートの結びの文章にぎょっとさせられる。

「会話の最中、私は確かに見た西村が勃起しているのを…….私は確かに見た。中田が勃起しているのを……そして、はっきりと感じとる事ができた。私の物も見事に勃起しているを……」(西村、平田はレポーターと同行した編集部員)

さて、編集スタッフのQクン(慶応大法学部)はロリコン型の男子学生についてこう語る。「やっぱり、受験戦争の弊害の1つじゃないでしょうか。なんせ、受験、受験で同年代の女の子と接触することなく、いざキャンバスに立ってみると、自分は派手にアイシャドウや口紅を塗りたくったお色気過剰の女子学生に囲まれているんだから。対等に勝負する気力を持てないんですよ」

ザコンで受験生時代をくぐり抜けたすえ、ロリコンに取りつかれる──ということらしい。

いまや、女子中・高生の売春なんて珍しくもない。アルバイトに女子中・高生の家庭教師なんかやっていると、セックス相談なんか受けたりしてタジタジとなる。

とどのつまり、安心してお付合い願えるのは小学生の女の子ということになるのか。

Qクンも女子小学生と付き合ったことがある。その体験談──「その女の子を映画に連れて行った帰り、友達のアバートに寄ったんです。安アパートでね。

トイレは共同なんですよ。友達は無精なヤツで、部屋の隅にオマルを置いていた。しばらく女の子をまじえて3人でお喋りをしてたんですが、急に女の子が立ちあがってオマルにまたがって、下着をおろしてオシッコをするんです。そして、終るとティッシュペーパーでシッカリと拭いてねえ。その悪びれない仕草に、ひどく感動させられたなあ」

Qクンは大学1年のときに同年代の女性と恋愛をした。ところが半年ほどで手ひどくふられて、それ以来、ロリコン志向に変じたという。

女子大生といえば、アルバイトにホステスをやるぐらいは、いまや当たり前みたいなもの。ノーパン喫茶ビニ本のモデルにも活発に進出。その活躍ぶり、ズッコケぶりは目ざましいが、それに反して、男子学生のほうはイジケた感じで精彩に欠けるのはどうしたことだろう。

 

“幼女体験”の告白集も…

しかし、小学生の女の子と他愛ない話を交わしながら勃起したり、オシッコのあとのティッシュペーパーに感動したりしている程度なら罪はない。が、ロリコンがそれ以上には発展しないという保証はないのである。

最近の少女誘拐事件"を2つ──。

9月23日、東京・赤羽署は、北区赤羽2丁目の無職・川崎博(56才)を誘拐容疑で逮捕。

川崎は、自宅近くの西友ストアのアイスクリーム売場付近で遊んでいた小学4年のA子ちゃんとB子ちゃんの2人に対して、「警察の者だけど、こんな所で遊んでいちゃいけないよ」と声をかけ、近くの赤羽公園へ連れて行った。途中でB子ちゃんを帰したが、A子ちゃんを近くの赤羽スカイハイツ4階の踊り場へ運れこみ、いきなり抱きあげた。A子ちゃんはびっくりして泣き出したため、何もしないで家に帰した。

取調べに対して川崎は、「可愛かったので遊んでやろうと思っただけです」と言っており、同じアパートの住人も、川崎の部屋からよく女の子のキャアキャア騒ぐ声が聞こえていたというから、本当に「遊んでやるつもり」だけだったのかもしれない。

赤羽署には、今年に入ってから「子どもが見知らぬ男に連れて歩かれた」という訴えが6件もあり、ロリコン男は川崎のほかにもいるかもしれないのである。

もう1つの事件は大阪である。北大阪一帯で小学5、6年生の女の子計5人にイタズラしていた男が、8月3日、豊中署に捕まっている。

男は豊中市新千里南町に住む工員、谷口彰一(22才)

同日午後2時すぎ、買い物帰りの小学4年生C子ちゃんに話しかけながら一緒に歩き、C子ちゃんの家に家族がいないのを知ると、あがりこんだ。家の中で、C子ちゃんを押し倒してキスしたり、指でタッチしたり。そこへ家族が帰宅したので谷口は逃げ出した。家族の通報で駆けつけたパトカーに谷口は逮捕されている。

自供によれば、2年前谷口は梅田のゲームセンターで知り合った男に同い年の女性を紹介され、その日のうちに女性のアバートに行ったが、イザというときになって、興奮しすぎたために勃起せず不成功に終わり、女性にののしられた。そのショックから女性恐怖症に陥り、幼女に目を向けるようになったという。

こうなってくると、最近の男性はイジケてる、だらしがないと、眠ってばかりもいられなくなってくるのである。

実際に、幼女へのイタズラ事件はふえているし、ロリコンを取材しているうちに、この型の男性が意外に多くひそんでいるのに驚かされた。

季刊のロリコン雑誌まで発行されていた。『少女趣味』がそれで、一昨年秋に創刊号が出ている。A5判、102ページ、千200円。発行所は、主としてビニ本を編集制作しているバオ企画。バォ企画の代表取締役・小松真美さんの弁は──

「少女への憧れや好奇心は、男なら誰でもが心の中に秘めているものです。その憧れや好奇心を満たそうというのが『少女趣味』の編集方針で、あくまで道徳的なペースを踏み外さない範囲で、というのが編集部の姿勢です」

そのうえ、この雑誌の読者の集まりが月1回開かれているという。会の名称は『清遊会』というんだそうだ。

それにしても、ロリコン男ばかりが一堂に会して“実践”には及ばず「話をするだけで満足」(小松さん)とは、いったいどういうことなのか。不思議というより、無気味な光景ではなかろうか。

しかし『少女趣味』は実際にページを繰ってみても、この程度なら問題のない内容だといえるかも知れない。

ロリコンを取材しているうちに、もっとハードな内容の雑誌『PEPI』(フランス語で「少女」の意味)にぶつかった。

この雑誌は、季刊。A5判、50ページの薄さだが、他段は1万円。

「一部の雑誌に広告を出して、いまのところ通信販売していますが、いや、反響はすごいもんです」

編集発行人の中崎至さんは、そういって胸をそらした。

この中崎さんに会うまでに、かなり骨が折れた。雑誌は、郵便局止めで現金を送ると、すぐ手に入ったが、発行所は印刷されていないからである。

むろん、取締当局の目を気にしてのことだろう。それだけに、中身はかなりどぎつい。

たとえば。〈幼女を快感に導く愛撫のコツ〉……これは、幼稚園児や小学校の女性を相手にした、いわゆるペッティングのテクニックの解説である。

〈成人男性と幼女の性交について〉……ラーゲ研究である。『レボートルーム』なるベージの『私の幼女体験』にはつぎのような記述がある。

〈……パンツを脱がした股の間に手を入れました。稚ないそこの手ざわり! 私はそっとこすってやりました。すると、女の子がビクッとしたのです。「感じたんだな」

そう思うと私はものすごく興済して来ました。

……中略……

快感の吐息です。私はもう夢中でした。急いでズボンの××××を降しました。コチコチになったものを出すなり、私は××になって、スカートをまくった女の子の真白いお尻の方から××××ました……〉

こんなに露骨に幼女姦を描写し、そのテクニックを指導までしている雑誌は、まず本邦初といえるだろう。

しかし、その犯罪性について中崎さんはこう釈明する。

「古来、幼女愛(中崎さんは口リコンとは言わない)は男性の心の奥にずっと潜んでいるものですからね。だから、幼女愛を犯罪の臭いのするものと決めつけて、何でもかんでも押えようとするのではなく、今後は現実の幼女愛をどう満たしていくかを考えるほうが必要だし、賢明なことじゃないかな」

 

80年代、90年代はロリコン時代か?

果たしてそうだろうか。中崎さんのいうように、幼女姦はすべての男性が心に秘めた験望なのだろうか。

こころみに『PEPI』を何人かの男性に読んでもらったところ、不安を訴える人が多かった。なかには、こういう人も──。「これに目を通したら、久しぶりに公憤を覚えたな」改めて説明するまでもなく、刑法では13才未満の子どもに猥せつな行為をするのを禁じ(第一七六条)、むろん13才に満たない女の子との性行為を、たとえ合意であっても強姦とみなすと規定(第一七七条)している。

中崎さんによれば、幼女愛の強い男性には2つのタイプがあるという。1つは、女遊びに飽きてしまったタイプ。いわば、遊び尽くして悪趣味に走るタイプで、これは年輩者に多い。

もう1つは「性格的に成人した女性より幼女が好き」というタイプで、こちらはオールドからヤングまで、年齢は幅広い。

「つまり、精神的に男になり切っていないわけで、だから、成熟した女が怖いんです」

そうなると、受験戦争に打ちひしがれて、精神的な面での男の発育が遅れた大学生やビジネスマンに、後者のタイプの幼女愛がふえるのは必然的と中崎さんは断じるのである。

何しろ、男子大学生の70㌫かまでがマザーコンプレックスに陥っている、という調査結果もある当節のことだ。

「80年代、90年代は、ロリコン時代」という中崎さんの観測どおりにならなければよいが。また、当局がヘアーの取り締まりにばかり固執し、反動的に幼女のワレメチャン満載の印刷物の氾濫を招き、それがロリコンの助長につながらなければよいが──。