ここまでのあらまし
『シベール』を軸としての当事者言説のまとめ。エロ劇画と美少女系の転換期になにが起こっていたか、萌え絵の系譜を考えてみたい人は是非参考にしていただきたい。もちろん他の軸も全然あるが、かなり参考になるとは思う。 https://t.co/A52wYJsLZR
— 稀見理都@「エロマンガ表現史」発売中! (@kimirito) 2021年12月5日
個人的な考えでは「アニメ的な絵柄で性描写」を好む層はすでに多くいたけど、背中を押してくれる人がいなかったんじゃないかと。そこに、やってもいいんだよ!と号令を出したのが吾妻先生。本人はそれほどロリコンではなかったけど、影響力は大きかった。で、メディア戦略的に後押ししたのが米沢さん。 https://t.co/omQPGWTtTJ
— 稀見理都@「エロマンガ表現史」発売中! (@kimirito) 2021年12月5日
オタク第二世代である私には、オタク第一世代が持つシベールへの憧憬が分からなかったのだが、この評論によって分かった。凄いなこれは。 / “日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録) - Underground Magazine Archives” https://t.co/0wMLJxRiDf
— 中津宗一郎/2回接種 (@nakatsu_s) 2021年12月4日
私が産まれる遥か前の話ではあるが、シベールの歴史が継承されておらず、ここから発生した男性向けエロ「漫画」の存在が自明のものとされ、この発明がなかったことにされるのが歯痒かった。エロパロからパロディが抜け──エロ表現の発明の歴史とムーブメント、その一端を知れる素晴らしいエントリだ。
— 西田藍 (@iCharlotteblue) 2021年12月5日
横からすみません、リンク先のページが無効になっておりますが、何かあったのでしょうか?
— 迷亭水鏡@冬コミ12/31(金)東M34a (@m_suikyou) 2021年12月5日
オリジナルの記事*1は、はてな的にダメだったらしく削除されました。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
(世界中のWebサイトを渡り歩いても、こうなる運命だろう)
これが『エロの壁』なのじゃよ!! 😭
— 稀見理都@「エロマンガ表現史」発売中! (@kimirito) 2021年12月5日
ううう。。。壁にぶち当たりました。
— 虫塚"KERA"虫蔵 (@pareorogas) 2021年12月5日
年齢確認によるゾーニングで、コンテンツの棲み分けが出来たら良いんですけどね~
たぶん、ロリをあつかっている以上、問答無用でバンされる気はする。こうやって「ロリコン」の歴史は消されていくんだよな〜
— 稀見理都@「エロマンガ表現史」発売中! (@kimirito) 2021年12月5日
で、萌えの原点などを若い人にリーチされなくなっていく…自分たちの起源さえ消されてくのだ…
今までこんな風にバンされたことはなかったので、びっくりしました。□リ系は本当に対応が早いですね。故・志水一夫の「誰もが焚書坑儒には賛成しないが、多くの人々は自分たちが今現在それとよく似たようなことをしているのに気が付かない」という言葉が沁みます(笑)
— 虫塚"KERA"虫蔵 (@pareorogas) 2021年12月5日
虫塚氏のまとめ『日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録)』が、hatenaから速攻でバンされてしまった。現在アーカイブに避難されています。
— 稀見理都@「エロマンガ表現史」発売中! (@kimirito) 2021年12月5日
学術的にも非常に重要なまとめなのに、規約のどこに抵触したかわからずのバンは非常に残念。『エロの壁』の辛さ…https://t.co/hqD1aVlsES pic.twitter.com/8QFUIS7Ok1
たぶん『シベール』の画像が問題だったんだとは思うが、noteもそうだけど、こういう学術的な記事はゾーニング付き(18歳未満閲覧禁止)的な措置でちゃんと見られるようにしてほしい。
— 稀見理都@「エロマンガ表現史」発売中! (@kimirito) 2021年12月5日
こういうものが残されなくてっていく社会のほうが、よっぽど不健全な社会になっていくと思う。
多くの人も言っているが、当時の時代背景を含む、ロリコンという文化の形がよく分かるまとめだと思う。
— 稀見理都@「エロマンガ表現史」発売中! (@kimirito) 2021年12月5日
何がすごいかというと、この記事をまとめているのが、91年のコミック規制すら知らない20代の若者だということだ。
ただ、日本初のエロ同人ではなく、エロマンガ同人ではあると思うw
▼修正版はこちらをご覧ください
こうして一箇所にまとめるのは有意義だし往年のインターネットらしさがある /日本初の男性向け同人誌『シベール』を考察する - Underground Magazine Archives https://t.co/NjYgvOU61e
— 雅治 (@osakaspy) 2021年12月5日
シベールする…シベの発現…当時としても画期的存在だったんだなぁ…。日本の表現界はこうした人たちが開拓してきたんだなぁと。そうして常に外圧と戦ってきたんだ。
— シロタツ (@SHIROTATSU3231) 2021年12月5日
萌え絵起源 1979年説は初観測した
— 🌿ふぁじだんご【mRNA-1273 inside】🌿 (@fajidango) 2021年12月5日
ブリッコの前に、シベールがあったってことなのね
にして、吾妻ひでおの存在の大きさよ……
シベールという同人誌の存在を今まで知らなかったけど 2次ロリエロ同人の根っこを遡る話がふっと沸いたとき頭の片隅にあるとないとでは共通認識のスタートラインがそもそも揃わない ということを理解しましたー これもう文化史の話なのかも! pic.twitter.com/BVJBth6P4z
— こがくなまイトヒロ3世 (@kogaitohiro) 2021年12月5日
シベール〜クラリスマガジンあたりの世代は若くても50代後半から還暦こえてるし既に鬼籍に入られた方も少なくないんだよね。漫画画廊を直接知っている方々が健在のうちに話を聞いておかんといかんかなぁ。 https://t.co/iIYjcTWymZ
— ぱとりっく・まっぐーはん (@miraizer_bang) 2021年12月5日
読んだ。吾妻ひでおが同ジャンル創成期における巨人であったことを誰彼もが賛美し、彼自身は時代の必然でしかなかったと静かに俯瞰する。ジャパニーズ•多様な漫画の歴史の1ページ//日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録) - Underground Magazine Archives https://t.co/wrQbc9wjFI
— Mr.G-H (@mr_gh) 2021年12月4日
消えちゃったっていうから物凄く焦ってしまった。吾妻ひでおという人物の果たした功績とそれにまつわる人々の話。冲方丁氏が創作論の中であり得ない組み合わせのものを組み合わせるということを言っていたけれど、次のスタンダードになるほどの地殻変動が起きたミラクル https://t.co/oFTvKDDSIV
— SkipAway (@skipaway1) 2021年12月6日
同時に、創作とはすでにある要素を組み合わせて発展するという著作権法の理念をここで見ることになるとは
— SkipAway (@skipaway1) 2021年12月6日
山本直樹さん「僕、並んでたんですよあの列に」
— 甘木零 (@cobol_amaki) 2021年12月5日
以降の証言が目から鱗
・コミケ初の行列本は『シベール』の最終号ではないか
・それまでエロな同人誌は女性向けばかりだった
・現在の日本マンガは手塚治とつげ義春が作った。それを最初に融合させた吾妻ひでおは異端でなく正統https://t.co/dGsv4jxWUD
「現在の日本のマンガの半分は手塚治虫が作ったものです。あとの半分はつげ義春が作ったものです。そのどちらか一人が欠けても現在のマンガの豊穣はなかったと思うのです。で、その二つを一番最初に融合させたのが吾妻ひでおだったと思うのです」(山本直樹)
— てら (@tera_mono) 2021年12月5日
うわあ…これはすごい評論…
— とどくろ (@martians777) 2021年12月6日
自分がなんでこんなに吾妻ひでおに惹かれるのか初めて分かった…というか初めて言語化してくれた人に出会った…すごい。 https://t.co/a70oUeHz0g
吾妻ひでおのマンガ的記号化による美少女エロは発明だったのだと思う。「シベール」はさすがに名前しか知らなかったし、これまでも現物を目にしたことはないのだけど、吾妻のインタビューを読んでもやはりひとつの重要な転機だったのだろうねえ。「萌え」の歴史で無視してはいけない流れなんだと思うよ
— あ〜る菊池誠(反緊縮) (@kikumaco) 2021年12月6日
『シベール』集めていたなあ。エロが見たいというより、己れの特殊な性癖に自虐的にツッコミを入れながらそれをギャグに転化していくという、フィクションとエッセイ漫画の中間という新しい分野として見ていた。いわゆる第一次オタク世代の特質はこれで涵養されたのだと思う。 https://t.co/pgWne7uFer
— 唐沢俊一 (@karasawananboku) 2021年12月6日
男性向け同人誌にも歴史有り。
— オブジェクト@図書館はいいぞ (@oixi_soredeiino) 2021年12月6日
シベールの評を読むとマンガエッセイの走りでもあったのか。
さっきの西田藍さんの「シベールの歴史が語られない」ことへの嘆き。そうなってしまった理由はたくさんあると思う。たとえば今45歳のぼくの世代では、自分たちが直接触れていない過去の「漫画ブリッコ」を知る人は多い。その理由は、90年代後半くらいには大塚英志の評論に存在感があったからかとか。
— 念波 (@nennpa) 2021年12月6日
他にも、語られにくくなってしまった理由を考えることはできる。「ロリコン」という言葉を無邪気に使っていたために、のちの時代からは言及しにくくなったのだ、特にあの事件の後には、とか。
— 念波 (@nennpa) 2021年12月6日
なんだろうな、気になる、この話。つまり、「公けに語りにくいとされたものは、たとえそれについての記録や評論・分析なんかが存在していても、言及されなくなり、忘れられ、『無かったこと』になる」例なのでは、と感じてしまって。
— 念波 (@nennpa) 2021年12月6日
「シベール」や「ミャアちゃん官能写真集」
— (元)小林紗良/鴣羽翔|こばしょー/TEN CATE (@AXhr0FzaqtILYXF) 2021年12月7日
の所持を必死に否定する女子中学生を
描きましたのでお納めください#業務中書類のウラ落書きは至福 pic.twitter.com/Q77anbNGaT
*1:日本初の男性向けエロ同人誌『シベール』全書評(抄録) - Underground Magazine Archives 2021年12月4日公開