Underground Magazine Archives

雑誌周辺文化研究互助

2017-01-01から1年間の記事一覧

百恵ちゃんゴミ箱あさり事件で有名になった自動販売機ポルノ雑誌『Jam』の編集長が明かすその秘密―わしらのフリークランド

自動販売機雑誌 JAM 佐内順一郎 わしらのフリークランド 『Jam』って雑誌知ってる? 百恵ちゃんゴミあさり事件で有名になった自販機雑誌の帝王!とまではいかないけれど熱狂的なファンを持つ雑誌のニュー・ウェイヴ。その若き編集長(25)が公開する『Jam』の…

新人類世代の閉塞 サブカルチャーのカリスマたちの自殺/世紀末カルチャー 残虐趣味が埋める失われた現実感

新人類世代の閉塞 サブカルチャーのカリスマたちの自殺 60年代生まれ。高度経済成長の真っただ中で育ってきた「おたく」。ライフスタイルを生み出した世代である。いま、彼らにとって、生きにくい時が訪れているようだ。なぜ死を選ばねばならなかったのか。 …

マンガ狂い咲き かわいくってざんこくな本棚のペットねこぢるの飼い方/鬼畜なねこちゃんの何かがわかる本/特集ねこぢるマンガの生態(BUBKA1998年1月号)

マンガ狂い咲き 山野一 ~アセチレンからドブの上澄みまで特殊全般~因業製造工場へようこそ!(BUBKA1998年1月号)

ねこぢるへの批評など - 知久寿焼+スージー甘金+土橋とし子+松尾スズキ+逆柱いみり+岡崎京子+黒川創+唐沢俊一+柳下毅一郎+青山正明+村崎百郎+根本敬+山野一

知久寿焼「ねこぢるうどんについて」 初出▶青林堂『月刊漫画ガロ』1992年6月号 にゃー子とにゃっ太の表情は微妙だ。 たとえば人間でいうと、喫茶店や飲み屋のテーブルをはさんで向かい合って話してるんだけど、そして相手の人は確かに自分にむかって喋ってる…

ねこぢるインタビュー「なんかシンクロしちゃってるのかな、とかたまに思ったりして」(文藝1996年冬季号)

ねこぢるインタビュー 「なんかシンクロしちゃってるのかな、とかたまに思ったりして」 ──漫画を描きはじめたきっかけは、どういうことですか。 元々は旦那(山野一氏)が漫画家で、それを手伝いたいといつも言ってたんですけど、ちょっとそれは無理なんで、…

山野一インタビュー「カースト礼賛」(ユリイカ総特集=悪趣味大全)

ユリイカ総特集=悪趣味大全 山野一インタビュー「カースト礼賛」 ─── 一昨年(一九九三年)の暮れから昨年にかけては、 『混沌大陸パンゲア』(青林堂)、『どぶさらい劇場』(スコラ)、『ウオの目君』(リイド社)と三冊の単行本が刊行されましたが、『ウ…

ねこぢる追悼ナイト Live at 新宿ロフトプラスワン 1998.11.23(根本敬×白取千夏雄×サエキけんぞう×鶴岡法斎)

ねこぢる追悼ナイト 根本敬(特殊漫画家) 白取千夏雄(元ガロ副編集長) サエキけんぞう(ミュージシャン) 鶴岡法斎(コラムニスト) かわいく、キャッチーなキャラクターと幼児独特の純粋な視点からの残虐性を併せ持つアブナイ作風で人気の漫画家、ねこぢ…

ねこぢるyインタビュー ねこぢる/ねこぢるy(山野一)さんにまつわる50の質問(文藝2000年夏季号)

ねこぢるyインタビューねこぢる/ねこぢるy(山野一)さんにまつわる50の質問 質問者:木村重樹(ペヨトル工房) 【1】まずは、故・ねこぢるさんにまつわる話を、山野一さんに伺えたらとおもいます。最初に、ねこぢるさんと山野さんの出会いみたいなことを(…

少女ヌード雑誌の変遷と現状分析『ヘイ!バディー』から『アリスクラブ』まで

ロリータ雑誌の現状分析/斉田石也 禁断の書!?のイメージがあるロリータ誌のたどってきた道を振り返ると、当時の世相、社会状況が見えてくる。いったいロリータ誌に人は何を見るのだろう。 ロリータ雑誌って何だ? 過激の一語だった黎明期 M青年の事件と第二…

山野一ロングインタビュー 貧乏人の悲惨な生活を描かせたら右に出る者なし!!(聞き手・構成/吉永嘉明)

ロングインタビュー山野一 貧乏人の悲惨な生活を描かせたら右に出る者なし! 山野一の描く漫画の世界は、実に悲惨だ。その世界では人々は例外なく強欲でどうしようもなく愚かである。時として好感の持てる人物が登場することもあるが、そういった人には情け…

混沌大陸パンゲア刊行記念/山野一インタビュー(ガロ1994年2月号)

──表題を『混沌大陸パンゲア』としたのは、この中に収録されている「カリユガ」第1話の扉に書いてあるように、現代はヒンズー教の言うところの最末期の状態で、その時に破壊の神シヴァが宇宙を混沌に戻すということと、その最末期の状態のようなことが描かれ…

丸尾末広インタビュー(ガロ1993年5月号)

丸尾末広インタビュー(出典元:ガロ1993年5月号) 進学したって仕方がない 19でスリの見張り役 留置所で出たガロの話 丸尾漫画はパクリの集大成 リアルタイムで虜になる 進学したって仕方がない ──丸尾さんはどんな少年時代を過ごしたのですか? 丸尾:家が…

花輪和一インタビュー(ガロ1992年5月号)

花輪和一インタビュー(出典元:ガロ1992年5月号) 親の呪縛 葛藤のタマモノ ほかのマンガ家 親の呪縛 ──ガロ以外にも持ち込みをしたんですか? 花輪:当時池袋の印刷屋に勤めていてね、合間をみてはペン画のイラストを少年画報社なんかによく持ち込んでまし…

ねこぢるインタビュー「ゲームの世界に生まれたかった」(ガロ1992年6月号)

ねこぢるインタビューゲームの世界に生まれたかった (出典元:ガロ1992年6月号) ──本誌で好評連載中の「ねこぢるうどん」。作者である、ねこぢること山野夫人と山野一氏にインタビュー。山野氏の「ねこぢるうどん」への関り方や発想の源、そして山野漫画の…

トランスパーソナル心理学の現状と限界/果たして理論は禅を超えられるのか?(青山正明著『危ない1号』第4巻 特集/青山正明全仕事)

トランスパーソナル心理学の現状と限界/果たして理論は禅を超えられるのか? 青山正明 すべては絶頂体験から始まった TP心理学の成立 臨床医グロフのあがき ミクスチャー心理学 TP心理学の限界と禅 すべては絶頂体験から始まった かつて、心理学には二つの…

イメージの治癒力──「諦観」と「リズム」でハイな毎日を(青山正明絶筆遺稿)

イメージの治癒力──「諦観」と「リズム」でハイな毎日を 青山正明 現在では、アジアの一部地域、南米や南太平洋の島々、東欧圏等にわずかに存在するにすぎないシャーマン。彼女たちが(シャーマンのほとんどは女性)、独自の方法で多くの人々の心身の病を治…

吉永嘉明『自殺されちゃった僕』解説◎春日武彦「掟破り、ということ」

吉永嘉明『自殺されちゃった僕』 解説──掟破り、ということ 春日武彦 自分にとって大切な人が、しかも妻を含めて、次々にこの世を去って行ったとしたら、これはかなりのダメージを心に受けることだろう。おまけにその死が若過ぎ、自殺であったとなると。 そ…

眼孔姦にまつわる話──鬼畜系キャンパスマガジン『突然変異』にルーツを見る

突然変異社『突然変異』Vol.3/1981年11月15日発行 お年始ボランティアの薦め(奥中亜紀) お年始ボランティアの薦め/奥中亜紀 1. 一年をふりかえって(新年への決意) “完全参加と平等”をテーマに健常者と障害者が、がっちりとスクラム*1を押し進めてきた…

【2chまとめ】不思議・感動・哲学スレ

俺が統合失調症を発症した時の話をする | 不思議.net 前世の記憶あるんだけど質問ある?【前編】 | 不思議.net いま思えば家族全員少し頭おかしかった | 不思議.net 宇宙スンゲェーーーーーってなる話してくれ:哲学ニュースnwk 子供の頃ってさwwwwwww…

【統失の世界】精神科Q&Aまとめ【電波系】

統合失調症の脳内文章が怖すぎワロタwwww | 不思議.net 【1302】私は近日中に殺されるかもしれない。小鳥を飼ったほうがいいでしょうか。 【1470】「小鳥を飼った方がいいでしょうか」について(【1302】の続き) 【1380】集団虐めをされて精神的に参っていま…

【電波系な人達】電波ビラから糖質四天王まで

異界からの電波を受信してしまう人々や妄想的な怪文書の類をまとめました。聖なる啓示から陰謀告発まで…思い込みと妄想による確信だけを根拠に活動する電波な人々の生態に目を背けたい人には全く必要のないまとめ。 そもそも「電波系」とは? 荒唐無稽な妄想…

鬼畜系サブカルチャーの終焉/正しい悪趣味の衰退

鬼畜系サブカルチャーの終焉/正しい悪趣味の衰退 虫塚虫蔵 日本悪趣味史概説 では90年代の「悪趣味」とは何だったのか? さいごに 付記「日本悪趣味文化の歴史的変遷」 日本悪趣味史概説 鬼畜や悪趣味は数十年間隔で定期的にブームになる。3つ挙げるとすれ…

「面倒くさい」は狂気の始まり

あーえーと ケラです。 精神科医の春日武彦先生と作家の平山夢明先生の対談本『「狂い」の構造』(扶桑社新書)を読んでます。人間の狂気というと、実は漠然としすぎて掴み所がない、といった印象ですが、本書ではそれらの理解の互助になると思います。 まぁ…

「差別を肯定してるわけではない」幼児特有の残酷性・ねこぢる

猫の絵柄で幼児特有の残酷性を描き人気を博した漫画家の故ねこぢるに対して「障害者差別だ許せねえ!」とムキになっておられる、ずいぶんと頭の固い良識な方がいらっしゃったが、まぁ色んな意見があるってのは良いとして、そもそも子供は酒乱のジジイや障害…

不幸論① 他人の不幸は「甘い蜜」あれば「まずい蜜」あり

他人の不幸は蜜の味、とはいうものの、メディアからは年がら年中、不幸なニュースが届けられては、ドヨーンと後味最悪な感覚を持ちつつ、いつしか忘れ、また…の繰り返しで御座いますよね。 一体何故でしょうか? 他人の不幸は蜜の味なはずなのに… もしかした…

給食にまつわるトラウマまとめ

給食にまつわる主に昭和時代の悲惨なエピソードまとめです。 昭和時代はとにかくひどい! 昨今では、給食に対する牛乳の是非や完食を強制する「給食居残り」の減少など平成時代は給食に対する品質向上が進みましたが、昭和時代の給食では… 奴隷的意識!? 小学…

幻のアート・アニメまとめ

アートなアニメをまとめました。一部要閲覧注意です。 The Cameraman’s Revenge(1912) カメラマンの復讐 1912 by ニコニコ動画 一見、仲睦まじくみえる虫の夫婦だが、夫は踊り子のトンボと不倫の仲であった。トンボを横取りされて怒りの収まらぬキリギリス…

追悼 山田花子(漫画家)

「死んだふりをしていたら本当に死んでしまったよ」不器用に生きてマイペースで天国に逝った山田花子の脈拍が今も聴こえてくる。 ◾︎山田花子(漫画家) 本名は高市由美。旧筆名は裏町かもめ、山田ゆうこ。実妹は漫画編集者の高市真紀。人間の偽善や心の闇を…

青林堂パワハラ事件まとめ

ブラック!ヘイト!カルト!元サブカル出版社・青林堂のニュースをまとめました。 「はすみとしこ」のヘイト本を出版し炎上 読んだ、後悔している。被害者へのまなざしが徹底的に欠けている。ヘイトで食う飯はうまいのかねえ。「保守本」なんて看板に偽りあ…