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管理人〄虫塚"KERA"虫蔵〠 (@pareorogas) 

Here is not INTERNET!!! It's "OUTERNET" Ok?Ok?Ok?

逃げながら捨て台詞を残すだけの、役に立たない子供。

政治関係の記事はありません。

電脳ゴミ漁り。賞罰なし。カルトの怪人。

©東アジア弧状列島(進者往生極楽 退者无間地獄)

 

こちらもよろしく

ひろゆきが語る「2ちゃんねる」という現象

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2ちゃんねる」の入口

2ちゃんねるという現象

インサイダー情報が集中する巨大掲示板群「2ちゃんねる」の現在と運営ポリシー

ひろゆき

所載:インターネット協会(監修) 『インターネット白書2001』インプレス, 2001年7月1日, pp.204-205

2ちゃんねる」の開設経緯

2ちゃんねる」(www.2ch.net)ができたのは1999年の5月30日とする説と、同年5月16日とする説がある。開設者である私も日にちは覚えていないのだが、1999年の5月、アーカンソー州の片田舎の大学の中で「2ちゃんねる」のスクリプトが作られ、「2ちゃんねる」として公開されたことは確かである。

その頃「あめぞう掲示板」という掲示板群があり、現在の「2ちゃんねる」もインターフェイスは「あめぞう掲示板」を踏襲している。「2ちゃんねる」という名前の由来の1つに、「あめぞうの2チャンネル」という意味も含まれている(生みの親である「あめぞう掲示板」は1999年秋に閉鎖)。他に、“サブカルチャー”という意味もある。テレビの2チャンネルはビデオを接続したりテレビゲーム機を接続したりするチャンネルなのでテレビのもう1つの扉を意味したりするが、そんな意味も含まれていたり。

その頃の「2ちゃんねる」は、無料ホームページサービス(freewebのようなもの)を使って運営されていた。ただ、アクセス数が増えるに従って、サーバーの負荷が増えるので、難癖をつけてアカウントを止められるという事態を繰り返してきた。そこで、負荷のかからないスクリプトを組み、多数のサーバーに分散して掲示板を配置しつつ、ユーザーには分散しているデメリットを気づかせないというシステムを作ってどうにかやり過ごしてきた。

1999年は無料ホームページサービスが世界中でもそれほどなく、英語圏のサービスはほぼ全て試して、中国語圏のサービスにも手を出しつつあるという状態であった。その頃の運営のほとんどはサーバー探しとサーバー移転がメインになっていたと思う。度重なるサーバー移転に飽き飽きして有料のサーバーを使いはじめたのが1999年の夏である。こうして「2ちゃんねる」は着実に成長を始める。

 

メディアを騒がせた「2ちゃんねる」の出来事

2000年から2001年にかけて、「2ちゃんねる」の書きこみが世間を騒がせる事件が立て続けに起こった。ざっと拾ってみると次のようなものである。

2000年4月:「三国人発言」をめぐり、石原慎太郎都知事への抗議運動を展開していた小金井市議の若竹りょう子さんの掲示板が閉鎖された事件*1

2000年5月:佐賀県でバスジャックをした少年が犯行予告を「2ちゃんねる」に書き込む*2

2000年5月:YOSAKOI爆破予告。札幌のYOSAKOI祭を爆破するとの書き込みが爆発事件前に「2ちゃんねる」にあった。

2000年5月:早朝の根岸線で、寝ている人を少年がハンマーで殴打する事件が発生。前日に犯行予告らしきものを書き込んでいたことが判明。

2000年6月:人権問題掲示板内での表現について岡山県部落解放同盟と対話をする。差別的な書き込みを発見した場合は連絡してもらうという形での協力をしてもらうことになる。

2000年6月:民主党菅直人氏より、弁護士を通じて、「2ちゃんねる」上で管氏を騙る投稿を削除するように内容証明が届く。6月に内容証明を公開。

2000年12月:世田谷の一家惨殺事件の予告ともとれる文章が「2ちゃんねる」で発見され話題になる。

2001年3月:日本生命より東京地裁に「2ちゃんねる」の投稿を削除する仮処分の申し立てがなされる。

 

「無料サイト」運営の基本は提供情報のコスト軽減

インターネットでやりとりできるのはデジタルデータだけである(デジタルデータ以外のやりとりはできない)。たとえば、Yahoo!は「懸賞」と検索すると懸賞に関連するサイトを教えてくれるサービスである。このサービスの提供には、関連サイトを探して登録する人的コストと、検索エンジンシの維持開発コストがかかる。そのコストをYahoo!が支払う代わりにユーザーに広告を見せて広告主からお金をもらうことで運営が成り立っている。

他に、ZDNetというニュースサイトを例にとる。この場合はニュースを集めてきて、ユーザーにニュースと一緒に広告を見せて広告主からお金をもらう。当たり前の話と思われる方もいると思うが、これがインターネットでの無料サイト運営の基本である。

営利企業がビジネスとして無料サイトを運営する場合には、ユーザーの希望する情報をいかに安いコストで仕入れて提供するかというのが利益率に直結する。Yahoo!の場合は、いかに安くサイトを登録し、安く検索システムを維持するかというところが高い利益率につながり、ZDNetの場合は、ニュースのコストが安いほど利益率が高くなる。企業のプレスリリースなどは取材が少なく、ニュースバリューも高くおいしいネタになる。

繰り返しになるが、ユーザーの欲する商品(情報)をいかに安く仕入れて提供するかが無料サイト運営のコツということになる。

 

ビジネスモデルとして見た「2ちゃんねる」の仕組み

やっと本題に入るが、「2ちゃんねる」の場合はユーザーの欲しがる情報を集めるコストは限りなくゼロに近い。なぜなら「2ちゃんねる」の運営側が情報を収集するわけではなく、ユーザーが情報を持ち寄ってくれる仕組みがあるからである。こうすることで「2ちゃんねる」の運営コストはサーバー維持コストとほぼ同じ数字になる。商品である情報の仕入れコストは0円で、店舗の地代しかかからないで商売ができると考えればどれだけ有利かわかるだろう。しかも、情報はデジタルデータだから在庫が切れることもない。在庫の切れない商品が0円で仕入れられて、宣伝をしなくてもお客さんが寄ってくるというのが「2ちゃんねる」のビジネスモデルである。

どれぐらいお客さんが寄ってくるかというと、2001年2月23日に調べた結果では、1日のページビューは735万である(ビジネスとして「2ちゃんねる」をやっていれば、広告効果測定のためのデータとしていろいろなデータを出していたと思うが、単なる趣味サイトなので、データはほとんどない)。

しかし、いくら原価0円、ユーザーが情報という商品を商品棚に勝手に並べてくれるといっても、ただ漫然と掲示板を運営していてはユーザーは集まってくれない。コミュニティーサイトをビジネスとして始めた会社がバタバタと倒れている現状がそれを如実に表している。

 

アクセス数急伸の秘密は徹底したユーザー保護

2ちゃんねる」がアクセス数を伸ばし、他社が没落している原因はなんなのだろう? これはビジネスの視点ではなくユーザーの気持ちを考えるという心理学の視点が必要になる。「2ちゃんねる」という店の商品棚にユーザーがわざわざ情報という商品を残してくれるというモチベーションはどこから来るのか? これがわからなければ、綺麗な商品棚だけ並んで商品もお客さんもいないコミュニティーサイトになってしまう。

2ちゃんねる」の特徴として「匿名性」があげられる。よく誤解されるところであるが、匿名だから「2ちゃんねる」が流行ってるというわけではない。匿名というのは手段の1つであり、「2ちゃんねる」が追求しているのは、ユーザーのリスクを皆無にするということである。

インターネットはどこで誰が見ているかわからないものなので、プライバシーを公開することは、それなりのリスクがともなう。たとえば、メールアドレスと性別を入れる掲示板では女性をターゲットにメールアドレスを収集するストーカーまがいな人も現れる。また、本名で発言することを強いるメーリングリストなどでは、投稿者に本名と勤め先を不特定多数の人に公開させるというリスクを負わせている。そういう場所では、個人情報を公開してでも自分の意見を伝えたいと考える人しか情報を出してくれないわけである。

わざわざ情報を提供してくれる人に対して、負う必要のないリスクまで負わせるのは、恩を仇で返すのに近いのではないかとも思われる。また、情報を提供してリスクまで負ってくれるという酔狂な人しか参加できないコミュニティーでは健全とはいえないだろう。

そういうわけで、「2ちゃんねる」では、ユーザーが発言に際してリスクを負わなくていいシステムを作っている。そのユーザーにリスクを負わせないためのシステムの1つが「匿名性」である。ユーザー自身の情報はユーザーが選択的に提供するかどうか決めるべきものであって、システム側が強制するものではないと思っている。メールアドレスを書きたい人は書けばいいし、IPアドレスを出したければユーザーが自分で選んで出せばいいわけである。

情報という商品を提供してくれるユーザーになるべく負担を与えないように作っているので、ユーザーが情報を提供したいという気持ちになってくれるのだろう。

 

マスメディアでは入手できないナマ情報・インサイダー情報が集中

インターネット上にはさまざまなコミュニティーサイトがあるが、なぜ「2ちゃんねる」が流行るのかを書いてくれという編集部の要望であるが、「ここでしか手に入らないものがあるから」というのは、理由の1つになるだろう。

2ちゃんねる」には、通常のマスメディアでは手に入らない生の情報や匿名ならではのインサイダー情報が含まれることがある。今まで、こういったインサイダー情報が大規模に集中して氾濫している場所は、インターネット上に限らず、どこにもなかった。匿名性によりインサイダー情報が増えることについての証明は、慶応大学の国領二郎教授の論文「ネット上における消費者の組織化」(www.kbs.keio.ac.jp/kokuryolab/)に詳しく書かれている。

2ちゃんねる」でしか手に入らない情報の面白さが、私を「2ちゃんねる」運営に駆り立てる原動力であった。だが、運営者が自分である必要はないという事実に最近気づいてしまい、運営自体は飽きている。趣味に時間を取られるのもなんなので、さっさと他人に移譲できるものなら、そのほうがよいだろうと思う今日このごろである。

西村博之・東京アクセス代表/2ちゃんねる開設者)

*1:homepage.nifty.com/BWP/nonframe/store_t/feature/0428_index.html

*2:homepage.nifty.com/BWP/nonframe/store_t/neomugitya/ver3.htm

インピオ序論

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この4コマは、やまぐちみゆき『おふざけクミちゃん』(白夜書房/1989年)から転載した。作中からインピオに相当するジャンルがロリコンの一分野として認識されていたことや、インピオ的なカップリングを好む層が当時から少なかったことが伺える。

サブカルチャーにおいて、子供同士(主に中学生以下の男女)の性行為を描いたものは「インピオ」と呼ばれている*1

もっとも「ロリコンショタコンは知ってるけど『インピオ』って初めて聞いた?」って人も多いことだろう。ピクシブ百科事典には

 題材としてはありふれていそうだが意外と少数派なので、それを指すのには便利な言葉なのだが、一般サイトで表立って使われる事は少ない。pixivにおいては子供同士タグが多く使われる。

とある。つまり、同性・異性を問わない子供同士のカップリングには、そのまま「子供同士」のタグが使われることが多く、一方で男女のエロ方面に特化したのが「インピオ」というわけだ。

言うまでもなく、かわいい小学生の男女が、かわいいやり取りをしているのは、みんな好きだ。心がほっこりする。そこに性的なニュアンスを込めるのは、いささか掟破りなのだが、かわいくてエッチなものこそ、性的な本能(大脳生理学でいう性的鍵刺激)に訴えかける本質的な要素だ。みんな、かわいくてエッチなものが見たいんだ。

だが、ロリ専門誌の『COMIC LO』でも竿役がショタという作品は少ないようだし、「インピオ」は、意外と少数派に収まっているのが現状である。

これは個人的な推測だが、そもそも根っからのインピオ好きは、ショタコンロリコンを同時に併発している可能性が高く、そんな層はあまり『LO』を読まないのかもしれない。次に「インピオ」という奇異な語感といかがわしさから、インピオ好きを公言しない層も多くいるものと思われる。

つまり、インピオは潜在的な需要があるのにも関わらず、まだまだニッチなジャンルに位置しているのが現状である。そもそも、インピオ特集なんて、ろくに見聞きしたことがないし、ジャンルとして確立・受肉するのには、まだ時間が掛かりそうだ。

しかし、少し考えてみてほしい。

一般的なロリコン漫画は「成年男子が幼気(いたいけ)な少女を犯す」という構図がほとんどだ。たとえ同意があろうと、愛があろうと、罪の意識からは逃れられない。結局は、大の男が無垢なる対象を狡猾に利用・搾取し、処女性を侵犯したあげく、やり捨てることに行き着く。

クジラックス氏のロリコン漫画が、竿役の醜さを主眼とした作風に行き着いたのも、リアリズムを重視すれば、必然のことである。そもそもロリ漫画の竿役は感情移入しにくい。たいていはブサイクなロリオヤジか、クズなチー牛大学生か、外見だけいい卑怯な教師ばかりだからだ。せめて、竿役ぐらいは醜い大人でなく、かわいらしい包茎のショタっ子のほうが目に優しい。

それゆえ、13歳以下の可愛らしいロリっ子とショタっ子がキャッキャウフフと、背徳感のかけらもない、甘酸っぱく、イノセントなセックスを繰り広げるインピオが、陵辱ばかりの罪深きロリ漫画に、光を灯したのは間違いないのだ*2。インピオは神であり、エロ漫画のユートピアに他ならない。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここまでは序論。主に本論ではインピオという言葉が登場する前のインピオを取り上げようと思う。たとえば『シベール』『レモンピープル』『漫画ブリッコ』など現在入手困難な1980年代の美少女コミック誌を中心に目を配りつつ、今日では語られる機会が絶無のロリコン劇画誌までも深堀りしてインピオの歴史を振り返りたいと思う。

そういうわけで、インピオにまつわる作品情報があれば、ツイッターアカウント@pareorogas宛までご一報いただければ幸いです。インピオのカタログ図鑑的なものが作りたい。

(この連載は不定期で続けます)

 

近年のインピオ事情は以下のブログに言及あり

 

この記事(インピオ序論)を読んだ人の反応

 

*1:この言葉の発祥は2ちゃんねるの以下のカキコであった。

114 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 00:28 id:lLOobkDi

チャリ乗ってておまわりに職質受けたことのない香具師はインピオ

115 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 00:28 id:lLOobkDi

×インピオ
○インポ

116 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 00:32 id:Oy0EouRk

インピオ ワロタ。

117 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 00:34 id:KMaZdRT0

インピオ(・∀・)イイ!

118 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 00:37 id:Pt2r2FFx

イン━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ピオ!!

119 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 01:26 id:zOzs5ulZ

        _____  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        |        |。 | |このままじゃオレたち…
       (|  (二)  |。 | < インピオに支配されちまうぜ!!
        |____|。 |  \____________
.   (___) ∧__厂 ̄ ̄ ̄|
      || ,く| o    |__| |
     ||〃 | o      || |
      "  | o     ,〃 |
       └i^iー―(⌒) ┘
        | |    | |
        | |    | |
       l二二l  l二二l


120 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 01:43 ID:0mJl3Uko

(´・ω・`)インピオ?

(゚∀゚)インピオー!!!

121 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:12 ID:8+AdnYYz

インピオ同士でえっちしてる画像きぼん

122 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:13 id:VXSxi1m2

  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   インピオ!!
     /    /

123 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:16 id:rWHi0t7v

   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) インピオ!!!
フ     /ヽ ヽ_//


124 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:19 id:MBKBURMG

有権者の皆様の清きインピオを

125 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:20 ID:/1rrB5OO

      ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
~′ ̄ ̄(,,゚Д゚)< インピオ!
 UU ̄ ̄ U U  \______


126 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:23 ID:0mJl3Uko

涙でしょっぱい味付けのインピオを食った者にしか
人生に対する本当のガッツはわかない。(梶原一騎)


127 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:47 id:b0aKb2EF

インピオ祭りの会場はここでつか?

128 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 02:55

id:KMaZdRT0                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< インピオインピオ!
                 \_/   \_________
                / │ \
                    ∩  ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< インピオインピオインピオ!
インピオ~~~~~! >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /


129 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 03:04 id:afCJQ0yc

インピオのことか・・・・・・

インピオのことかーーーーー!!!!!

130 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 03:53 id:YMncDkBg

とぅるるるるるるるるる
「はい、ボス」
「インピオ・・・・わたしのインピオよ・・・・」

131 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 03:56 id:A02Pp04B

インピオは滅びぬ 必ずよみがえるさ

132 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 03:57 ID:/luTCeun

      88彡ミ8。   /)
      8ノ/ノ^^ヾ8。( i )))
       |(| ∩ ∩|| / /   < インピオ!
      从ゝ__▽_.从 /
       /||_、_|| /
      / (___)
     \(ミl_,_(
       /.  _ \
     /_ /  \ _.〉
   / /   / /
    (二/     (二)


133 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 04:12 ID:0mJl3Uko

>114は神、と
            ∧_∧
     ∧_∧  (´<_`  ) 
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i   インピオだよな俺ら。  
    /   \     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ/  NEC  / .| .|____
      \/____/ (u ⊃



134 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 04:16 ID:63CEDEqn

>>114-115以降の流れは何なんだ
おまいらいいかげんにし …やめろはなせなにをすr

インピオー!

135 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 04:58 ID:0mJl3Uko

明日は絶好のインピオ日和だな。
          ∧_∧
          (´<_`  ) もう春だしな、兄者。
          /    ⌒i
   _ ∧_∧     | |
   / (*´ / ̄ ̄ ̄ ̄/  |
__(__ニつ/  FMV  / .| .|____
    \/____/ (u ⊃


136 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 08:39 id:uuqbSPZV

インピオトウシャカイジンレツザイゼン…

137 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 09:00 id:dFWuQmyC

ダンボー祭り以来だな・・・


インピオー!

138 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 09:27 id:zOzs5ulZ

お祭中のインピオは現在、利用できません。
住人のチンコに異常的な問題が発生しているか、
インピオの設定を調整する必要があります。

139 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 11:10 id:vQKeFen9

ウホッ!いいインピオ・・・

140 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 11:48 id:Y7yi3lcF

パターン青!!インピオです!!!

141 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 12:19 ID:/wn6btcI

春厨警報発令中!!!みんな逃げて(ry

142 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 13:28 ID:2Al0aYez

大丈夫インピオが守ってくれるよ。

143 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 14:09 ID:0oQW+HQj

ここはインピオなインターネットですね。

144 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 17:11 ID:47JZfjP3

インピオ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

145 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 17:24 id:neUoHDqb

これが・・・これがお前の望んだ世界なのか!!?インピオ!!

146 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 18:03 id:kMoT4CiA

インピオたんの得ろ画像

 き ぼ ん ぬ 

147 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 19:13 id:zOzs5ulZ

       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
∧_∧  | 君さぁ こんなスレッド立てるから          |
( ´∀`)< インピオって言われちゃうんだよ            |
( ∧∧ つ >―――――――――――――――――――‐<
 ( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて         |
 /つつ  | いないんだからさっさとインピオして首吊れ      |
       \____________________/

148 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 20:47 ID:+F+nwP+2

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というインピオだったとサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~~ヽ::::::::::::|/        =インピオ=

149 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 20:48

id:dKnWVT1Z                   ,.-―っ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                人./ノ_ら~ | ・・・と見せかけて!
           从  iヽ_)//  ∠    インピオ !!!!
          .(:():)ノ:://      \____
          、_):::::://(   (ひ
          )::::/∠Λ てノし)'     ,.-―-、   _
______人/ :/´А`)::   (     _ノ _ノ^ヾ_) < へヽ\
|__|__|__( (/:∴:::(  .n,.-っ⌒    (  ノlll゚∀゚) .(゚Д゚llソ |
|_|__|_人):/:・:::∵ヽ | )r'        ー'/⌒ ̄ て_)~ ̄__ イ
||__|  (::()ノ∴:・/|::| ./:/         /   ̄/__ヽ__/
|_|_| 从.从从:/ |__|::レ:/      ___/ヽ、_/
|__|| 从人人从 ..|__L_/      .( ヽ     ::|
|_|_|///ヽヾ\ .|_|_     /⌒二L_    |
────────       ー'     >ー--'

150 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 22:22 id:afNf/7ze

なんだ、インピオの吸いカスか・・・・

151 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 22:25 id:ZR8aMMaF

        ∧∧  ミ _ ドスッ
        (   ,,)┌─┴┴─┐
       /   つ.  イン ピオ │
     ~′ /´ └─┬┬─┘
      ∪ ∪      ││ _ε3
               ゛゛'゛'゛


152 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 22:45 id:n1o6dHhh

     ヽ    |            -
   </     |           (● )〉
     _      |             - |
 -――一   /              ヽ l
     -    /                 \ヽ
         /                   / 〉
       /\                / /      ________
‥‥""´    \※※≡       /  /     / 
            `ー―━━―‥´   \    |  ふん
                          <巴巴   <   インピオなんざ
                          -━一”    |  どーだっていい
                     ;一"´※※※     \
\               _…””※※※※※        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※\:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/※※※※※※※※
※※\;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:【 ※※※※※※※※


153 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 23:46 id:RhF7TUtW

へんじがない
ただのいんぴおのようだ

154 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/30 23:58 id:VXSxi1m2

  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r~~ー-、__      ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | え--い、子供同士のえっちはもういいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | 早くインピオを出すんだ!!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/

155 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 00:04 ID:Q+4Cjp7K

  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
 / __,,__ ヽ
 | |  へ へ | |
 | |  ゚  ゚   | |
 | |   ム   | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |( ̄ ̄ ̄\ | | < インピオはインピオであると(ry
 | | |(二二二) )| |   \__________
  ̄、\__// ̄
   ー――一´

156 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 00:56 id:E8DNvSgn

>>154
もういいですか・・・がっくし

157 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 01:04 id:TmvqOuPe

アムロ、このインピオをガンダムに付けるんだ。
 これでガンダムの性能は3倍に跳ね上がる!」
「とうさん……、こんな古いインピオを……」



158 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 01:06 id:qoCTcVDA

        まもなくここは 乂 インピオ 乂 となります。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < インピオ、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \インピオーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )

159 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 02:23 ID:6KSZOEGn

お前が感じているインピオはインピオの一種だ
治す方法はインピオが知っている
インピオに任せろ

160 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 02:49 id:VdzIHBW3

インピオのおいしい料理方法教えてください。
うちの子供、インピオ嫌いなんです。

161 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 03:20 id:yuiGQAzp

インピオといえば高知と相場が決まってたけど、
最近は新潟産の評価が高まっているらしい。

162 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 05:09 ID:0KKe9DJ4

いい加減止まれ

163 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 05:28 id:WyJ3rtgl

まだだ!まだ止まらんよ!





インピオー( ゚ ∀ ゚ )

164 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/03/31 06:40 id:Qdam2EoY>>162
スレの流れを止めたいときは代わりのネタを出さなきゃダメだよ。角度とか。

 

276 :名無したん(;´Д`)ハァハァ :03/04/05 01:50 ID:9I/DhriL

ピーチ姫にまとわりついてるキノコな物体

インピオ

277 :名無したん(;´Д`)ハァハァ:03/04/05 02:08 id:oQf2OKpr

■20~21世紀にかけての重大発見■
199?年 「ッ」を取って1文字後ろ長音化変換 (日本 / 不明). 例「マッタリ」→「マターリ」.「セックス」→「セクース」
・・・・・・・・
2003年 ポ→ピオ変換(注1) (日本 / 114教授). 例「インポ」→「インピオ」
(注1)語尾の「ポ」が高確率で「ピオ」に変換されることを発見.
この発見により114氏には今年のノーベル賞受賞が期待されている.

ネーミング的に、もうちょっとマシなものはなかったのかと個人的に思っているのだが、この言葉が2003年に登場して以来、これといって代替となる言葉もなく、いまだに使われ続けているので、まあ、これで定着しているのなら良しとしよう。

*2:ロリコン漫画に大人が登場すると、どうしても罪の匂いが漂ってくる。/むしろストレートに子供同士で描いた方が話は早い。もちろん子供同士の恋愛はともかくセックスはタブーだ。しかし、子供はそんなこと知っちゃいない。基本的にイノセント(無垢=無知)だから、『子供のセックス=罪』という意識が刷り込まれていなければそのままに、刷り込まれていてもやはり『恋愛=善』が『罪』を超える」(永山,2014,153p)

GON!独占大スクープ!!『少女アリス』や『Jam』等エロ本史にさん然と輝く伝説のエロ本を産み出した、あの伝説の自販機エロ本出版社「アリス出版」は実在していた!! あの伝説のカルトエロ本『Jam』や『少女アリス』を今でもバイブルにしているエロ本編集者は多いのだ!

今、20代後半から40代までの健全な男子ならアリスのエロ自販機本で必まず一回はせんずりかましたはずだ!! 女ができるまでの聖母のようなあのアリスが実は今も相変わらずエッチな本を出版していたのだ!

今でもマニアから珠玉の名雑誌と評価の高い『少女アリス』。写真のハイレベルさもさることながら、高取英のロリータエッセイとか吾妻ひでおのマンガ、川本耕次のポエム等、けっこう好き勝手に編集していた。今では古書店でプレミア物。

GON!独占大スクープ!!『少女アリス』や『Jam』等エロ本史にさん然と輝く伝説のエロ本を産み出した、あの伝説の自販機エロ本出版社「アリス出版」は実在していた!! あの伝説のカルトエロ本『Jam』や『少女アリス』を今でもバイブルにしているエロ本編集者は多いのだ!

GON!』1996年2月号所載

アリス出版」というのは、かつてエロ本の主流が自販機本であった頃、名実ともにトップの出版元であった。その神話的出版社も、時代の波とともに人々の記憶の奥底に埋もれて消えつつあった。だが、実はアリス出版はたくましく活躍し続けていたのだった。

アリス出版はもともと、自動販売機で雑誌などを売っていた東京雑誌販売(東雑)という会社が、制作会社として作ったのが始まりだった。東雑系としてはほかにも、エルシー企画やアップル社などがあったが、品質と発行点数ともにアリス出版がトップとして君臨していた。

そのアリス出版について詳しく知りたい。そう思ったわれわれは、当時アリス出版でライターをしたことのある高取英氏(劇団「月蝕歌劇団」主宰)に話を聞くことにした。当初われわれは、既になくなったアリス出版の懐古談を予想し、自販機本の制作にかかわった人々の話を中心にしようと思っていた。しかし、高取氏の一言で、思いもよらない展開を見せることとなったのである。

 

アリス出版は現存していた!

高取氏からは、アリス出版にかかわった人々、今ではメジャーな雑誌や業界にいるビッグネームが、エロ本の制作に関与していた事などを聞いた。そして最後に、アリス出版の倒産について聞こうとした時の高取氏の発言は、われわれの点をつく意外なものだった。

「ええっ?、アリス出版はつぶれてなんかないよ。だれがこんなこと言ったの。少なくとも半年前には確かにあった。保証してもいい」

われわれは全員、アリス出版がとっくに倒産してしまったものとばかり思い込んでいた。しかし、そういえば、ただ巷から自販機本が姿を消したというだけで、だれかがアリス出版の倒産を確認したわけじゃない。それでは、まだアリス出版は活動しているのか。後日、われわれは高取氏の話を確認すべく、関係各方面へ打診した。その結果アリス出版は、確かに今も本を作り続けているという情報をキャッチすることができたのである。さっそくわれわれは、アリス出版を訪問することにした。

 

アリス出版を訪問する

高田馬場駅から歩いて10分くらいの、静かな住宅街のなかのビルの3階に、アリス出版はあった。われわれが若き日にその全身の情熱を傾けていたアリス出版は、確かにこうして現実に存在していたのだ。われわれはあたかも、かつて人生の指針を教えてくれた恩師に再会するかのような感動を覚えずにはいられなかった。

出迎えてくれたのは、取締役の有明銀次氏であった。有明氏は70年代半ばに入社して以来、アリス出版で本を作り続けている。

「昔は本当に自販機本だけでしたよ。全盛期の70年代の終わりから80年代のはじめにかけては、実話誌を6~7点に、グラフ誌は5点は出していましたね。A4サイズのグラフ誌も1~2点作っていました」

すさまじいパワーである。それも少数精鋭で、社員は多い時でも9人だったという。

「とにかく何でもやりましたからね。自分で撮影して、そのうえ原稿書いて、レイアウトまで一人でやっていたなんて言うのも珍しくなかった。安く上げるというのが絶対条件でしたからね。原稿料も安かった。だから仕事を本当に面白がってくれる人ばかりで作っていたような気がする」

これについては高取氏も、次のように述べている。

「文学くずれや芸術家くずれの吹き溜まりだった。インテリやセンスのいい人間なんだけど、メジャーになるにはまだいまひとつ。そんな人間がごろごろいた。音楽家くずれなんかもいたなあ。それに、アングラ世界の人脈で、これまたいろんな人間が集まってきた」

そういうボーダーレスな人材のごった煮状熊だったからこそ、パワーのある雑誌づくりができたのであろう。アリスの雑誌は数だけではない。記事は内容があって面白いし、写真のアングルやグラビアのレイアウトなども非常に凝った作りになっているのだ。

 

現在は編プロ

さて現在のアリス出版は、もっぱら編集プロダクションとして、いろいろな雑誌や書籍を作っている。制作物もエロ関係だけでなく、旅行やグルメといった一般の単行本やムックなども手懸けているという。

現在のウリはヘアヌードビデオに、「アリス文庫」というブルセラ系のミニ写真集に「ブルセラ少女隊」など伝統芸をしっかり死守。またビニ本復刻CD-ROMなども出している。

「機会があれば、またアリスのブランドで作ってみたいですね」

有明氏は最後にそう言って見送ってくれた。

 

アリス出版の制作物  昔と今

かつてのアリス出版の発行物といえば、まずB5判Sページオールカラーの写真誌である。自販機本といえばこの体裁が定番である。内容もバラエティーに富んでいて、女子高生、OL、人妻、SM、近親相姦、不倫覗き、オナニー、処女初体験、家出少女監禁、ナンパ、レイプなど、ありとあらゆるパターンが試みられている。シリーズ物も多く、「局部アップ」「少女の下着」「アリスセーラー」。「少女と官能」などが人気があった。おそらくスカトロなどのキワモノをのぞくメジャー系エロジャンルのすべては、アリス出版の自販機本のなかに見ることができる。まさにアリス出版こそは、現代につながるエロ文化の一大源流と言っても過言ではない。

また、見落としてはならないのが、「Jam」や「EVE」といった記事主体の実話誌である。こちらはまた改めて紹介しよう。

現在のアリス出版は編集プロダクションとして活動しており、とくにエロ関係にとらわれずあらゆる分野の出版物を制作している。エロ関係ではブルセラ少女隊、「アリス文庫」シリーズなどのほか、写真集とセットのビデオも制作している。また「ダイアナ」というレーベルで自販機用のAVも作っている。ただし、いずれもアリス出版というブランドはクレジットされていない。

 

嗚呼我が青春の聖母アリス賛歌

アリス出版。それはわれわれ70年代に学生時代を過ごした者たちにとって、決して忘れ去ることのできないブランドである。およそ正常で健康な男子生徒ならば、どこかで聞いたことぐらいはあっただろう。おそらく知名度としては群を抜くものがあったことは、疑う余地はない。中央公論社みすず書房を知らなくとも、アリス出版の名前はだれもが心に刻み付けていたのである。

その頃のわれわれは、人々が考えている以上に、また自分たちが思っている以上に、純情で気弱で、何よりとんでもなくスケべであった。しかし、ナンパできるような度胸も技量も知恵もなく、当然モテる奴などだれ一人いなかった。それでも、この肉体の奥底からマグマのように噴出してくる熱い情熱は否定できなかった。当時はまだ「ウレッコ」も「クリーム」もない時代である。エロ本のたぐいは、どれもどぎつい表紙のものばかり。普通の本屋では、たちまち本屋のオジサンに「あんた高校生だろ」と睨まれて、決して売ってはくれなかった。それに週刊誌のグラビアは差し障りのないヌード写真ばかりで、とても「実用」に耐えるものではなかった。唯一コンビニでわれわれの目を引いたのは「週刊エロトピア」のみという状況だった。その「エロトピア」も、現在のようなお洒落な表紙ではなく、「いかにもエロマンガ」という感じだったので、高校生であったわれわれにはとてもレジまで持っていく勇気はなかった。

そうしたわれわれの苦悶の日々に救済の灯となったものこそ、自動販売機で買うことのできる、いわゆる「自販機本」というエロ本であった。

そしてその自販機本の表紙やいちばん後のページには、ことごとく「アリス出版」という文字が印刷されていた。いつしかわれわれの脳髄の奥深くに、アリス出版という名が焼き付けられたのである。

だが、その自販機本を入手するのも、決して容易なことではなかった。自販機本を購入するには、当時大きく分けて4つの手段があった。

まず自動販売機で買う正攻法。

しかしエロ本自販機は夜になってライトがつかないと買うことができない。また、知り合いに見られたら一生の恥である。そのため筆者などは、小銭を用意し、自転車を手入れして、通行人のいなくなる頃を見計らって、フードつきのウインドブレーカーを着込んで買いにいったものである。それでも運悪く通りすがりのOLに指をさされて笑われたときのことは、今でも記憶が鮮明によみがえる。

もうひとつは通信販売だ。

だが、1冊千円と高かったので、あまり利用しなかった。

次は古本屋での購入。

なんといっても安いのが魅力だった。しかし、モノがモノだけにだれがどんなふうに触ったのか分からないエロ本を買うのはちょっと気が引けた。それでも、筆者は近所の古本屋で1冊2百円前後で大量に購入したものである。

最後に開拓したのは、神田の専門店で買うことだった。

とくに芳賀書店は安く、7冊4百円で新本を買った憶えもある。高校、大学、そして社会人になってからと、必死で集めた自販機本も、今では手元に残るのはわずか5百冊程度にすぎない。内容は、おそらく今のエロ系雑誌に比べれば、決して高いレベルとは言えないかもしれない。だが、この自販機本には、当時を知る者でなければ理解し得ない、独特の味わいを十数年経た今感じとることができるのである。(文/橋本玉泉)

 

●アリス続篇として、遂にあの「Jam」の全貌を徹底解剖! 今春GON!誌上で大特集するぞ!

死とエロティシズム―川上慶子ちゃんに捧げる。マスコミは何を考えているのか!

HB SPECIAL 死とエロティシズム

川上慶子ちゃんに捧げる。

文/永山薫

マスコミは何を考えているのか!

「涙の123便」でレコードデビューという噂も

 

事故から2・3日の間、人々は寄ると触ると事故のあれこれについて語り合い、空いた時間をTVにしがみついて過ごした。

それはあたかも中南米の小国がサッカーの国際試合で大方の予想を裏切って優勝したかの如き国民的祝祭気分に満ちた日々であった。

この御祭り気分は4名の生存者が救出されると同時に最高潮に達した。

焦点を結ばない眼差し

さて、問題の川上慶子さん(12)の話をしよう。あの時以来日本中の注目を集め続けている少女の話だ。

惨事が、第三者にとって祝祭的色合を帯びた事態であるとすれば、その祝祭の祭司はマスコミであり、大地に投げ出された無数の死体は祝祭なき時代がささげた大自然の神々への、あるいは見えざる運命神への供物であった。この人身供儀こそがテクノロジーを得た代わりに我々が支払わなければならない代価であった。その犠牲の祭壇から生還した4人の女性はすでに聖別された何者かであって、以前の彼女達ではない。本人達がそれを望まないとしても、すでにそうなのである。

慶子さんが、『普通の女の子に戻りたい』と言うのは、そう言うことだ。TVの報道で一番印象的だったのは言うまでもなくフジTVの『生存者救出』第一報であった。小雨の中、急造の担架の上で地元消防団のハッピにくるまれた未だ名も知られぬ少女の泥と血に少し汚れた白い足が、目に痛かった。それが慶子さんとの最初の出会いだった。フジTVの記者がうわずった声でしゃべっていた。

『少なくとも4人の生存者が発見されました。一人はどうやら少年のようです』

彼はまだ慶子さんの名前どころか性別さえ判っていなかった。これは象徴的な発言だった。後に病院で行なわれた合同記者会見の席上では見事に少女だった彼女もこの時点では極めて少年的に見えたのである、いや、それよりはむしろ世俗的な性なるものを超越した透明な存在感が彼女の周囲に漂っていた。

『総てを見てしまったような、一気に何百歳も年老いてしまったような、いや、一度死んで産まれ変わったばかりのような、人間を超えた天使のような......』

この瞬間の映像を見た高桑編集長がふとこう漏らした。

彼女の眼差しはどこにも焦点を結んでいなかった。力無く担架に拘束されて、目は開かれていたが何も見ていなかった。周囲に立ちつくす大人達も、ジャンボ機の残骸も、山々も木々も見てはいなかった。もうすでに見るべきものも、見たくないものも、総てをほんの短い間に目だけでなく全身と全霊で見てしまっている。彼女の姿はひどく人形じみていた。一切の秘密をその体に封じ込められた身動きもせず、語ろうともしない人形のようだった。それはエロティックな眺めだった。

『あのニュースを見て性的に興奮した奴が何人いるだろうな』

と、何人もの人が露悪的に言ってのけた。

青山正明は『永山センセ、興奮したでしょ』と決め付けた。

恐らくそれは正しい。だがそれは、単に彼女が可愛い少女だったとか、悲劇のヒロインだった(不幸と悲哀をまとった女が一番美しい)とか言うレベルの問題ではない。もっと根源的なエロティシズムである。それは荘厳な宗教絵画を見る時に感じるあの不可思議な、見る対象の中に自分を投げ込んでしまいたくなるような感覚である。

TVカメラの前に横たえられているのはただの少女の肉体ではない。空の高みから落し、すぐそばで肉親の死を実感し、地獄を潜り抜けて来た特権的な肉体である。しかもこの時点ではまだ彼女は現世に完全に還って来てはいない。人界と霊界の接点である『山中』にいるのだ。彼女が下界に降り立つためには今一度天空に引き上げられなければならなかった。しかも彼女が最終的に帰り着くのは日本最大の霊域、出雲である。無論、総ては偶然であろう、だが筆者にはこの『霊界めぐり』が100%偶然だとは考えがたいのである。

 

何もしないことのエロティシズム

それにしても、12歳の少女にとってはとてつもない体験だった。死の世界から浮上したとたん担架に縛り付けられ、『股縄』を掛けられ、いかつい自衛隊員にバックから抱きかかえられて吊りあげられ、病院に入れられ、右腕をギブスで固められ、全国民の視線にさらされ、『はげまし』に対するお礼まで言わされ、最後には某週刊誌にパンチラ写真までスクープされてしまったのだ。

逮捕されるまでの三浦さんであり、一主婦三浦百恵であり、一昔前のパンダである。何もやっていないにもかかわらずである。彼女は向こうからやって来る事態を次々と受け入れざるを得なかっただけである。そのことによって彼女はヒロインにされてしまったのだ。

人形めいた印象が続く。記者会見のカメラの放列の前にさらされた彼女はすでに少女の面影を取り戻していたが、感情はまだ完全に生き返っていなかった。4・5歳の子供をあやすような婦長のインタビューに反発する気配も見せず、淡々と答える姿が逆に劇的だった。

『最後に慶子ちゃんからみんなに言いたいことあるよね?』

『みんなが、はげましてくれた御蔭で、立ち直ることができました』

総てはプログラミングされているかのようだった。決められた台詞を無感動に外に出しているみたいだった。だが、最後の台詞で彼女は泣きそうになってしまった。人形の外被にヒビの入った一瞬だった。

何もしないことのエロティシズムを説いたのは稲垣足穂だったと思うが、彼女の場合がまさにそれだった。筆者は感覚受容器だけが生きている人間人形のエロティシズムをそこに見たような気がした。

 

聖別された者の帰還

かくして、4人の生還者は日常性の中に帰って行く。

ま、中には慶子さんの芸能界入りを画策するオロカ者もいるが、そーゆーのはさっさとジャンボ機に乗って、落死してしまえ。筆者を含めたマイナー人種がパロディでやるならともかく大の『大人』がホンコで商売にしようなどとは大笑いである。尾翼のもげたジャンボ機のセットの前で『悲しみの123便』とか歌わせるつもりかね?  現実の方がパロディを凌駕している。

こうした例外を除き、一時の過熱の波が引き、三浦逮捕の御蔭もあってマスコミ各社の『生還者のその後』報道は自粛気味である。しかし、一度とてつもない体験をしてしまった彼女達が内面的にもとの自分に戻れるかは疑問である。すでに大人である2人はともかく、少女2名、それも思春期前期にある慶子さんは特にである。

これはもう一つの『宇宙からの帰還』のドラマであった。しかも『宇宙からの帰還』とは比較にならぬほど死と生が密着し、おまけに我々の日常の延長線上にあるドラマだった。あの123便に乗っていたのは大阪に実家のある筆者だったかもしれないし、他ならぬアナタだったかもしれない。そうした意味で、我々もまた奇跡の生還者の一人であると言うこともできるのである。

祝祭が終わっても彼女達の人生は終わりはしない。(1985年11月)

エロ劇画ルネッサンスの終結とニューウェーブの台頭―劇画が死滅する日(高取英)

エロ劇画ルネッサンス終結ニューウェーブの台頭

高取英

所載:檸檬社『漫画大快楽』1981年9月号(通巻100号)

1

現在、エロ劇画(三流劇画)戦線は、300円劇画誌の定着、商業誌として売れゆき安定、創刊誌があいつぐという状況下にあるが、作品としては、停滞期にある。

エロ劇画ブームを荷なった劇画誌と主な作家は、以下のとおりである。

76、7年、石井隆の突出(それは、78年、『別冊新評、石井隆の世界』にまとめられている。)主な発表誌は、『ヤングコミック』である。石井隆の突出によって、何人かのエロ劇画家たちが、その亜流化をはかった。それは、70年前後、演劇界における唐十郎率いる状況劇場の突出によって、幾多のアングラ劇団が、唐十郎化したことに似ていなくもない。

石井隆の亜流化の中で、独持の世界を開化させたのは、『大快楽』『劇画ジョー』等に作品を発表していた羽中ルイつつみ進である。

78年、エロ劇画ルネッサンスを荷なった劇画誌の中心は、『漫画エロジェニカ』『劇画アリス』の二誌である。もちろん、この時期、二誌と並んで御三家といわれた『大快楽』、プラスワンで四天王といわれた『ハンター』(久保書店)、闇の帝王といわれた『悦楽号』(サン出版)の存在無視することは出来ない。

78年、『漫画エロジェニカ』で人気を集めたマンガ家は、ダーティ・松本(『悦楽号』でも活躍)、中島史雄清水おさむ、村俊俊一、小多魔若史川崎ゆきおである。『大快楽』出身の編集者亀和田武によって編集された『劇画アリス』で人気を集めたマンガ家は、井上英樹飯田耕一郎(二人は、『ハンター』でも活躍)、清水おさむ、である。

この二誌が話題をよんだのは、表2で裸体をさらけだし、「執着」等のコピーで注目された亀和田のスポークスマン活動と、「漫画界のNHKビックコミック』粉砕」を叫び、発禁第1号となった『エロジェニカ』のドン・キ・ホーテ行為にあったのであろう。

79年、エロ劇画ルネッサンスの中心は、『大快楽』にうつり、ひさうちみちお宮西計三(『アリス』でも活躍)、平口広美、いつきたかしが人気を呼ぶ。

この時期、『エロジェニカ』は、いしかわじゅんを、『アリス』は、吾妻ひでおを起用し、エロ劇画路線としては、異色の道を取り込もうとする。

78、79年エロ劇画ルネッサンスはここまでである。漫画界における三流劇画ブームは終結したのである。

 

2

79年の秋、エロ劇画誌ではないが、三流資本誌『コミックアゲイン』(みのり書房)が、ニューウェーブ特集を特集をしている。大友克洋さべあのま柴門ふみ高野文子ひさうちみちお宮西計三たちが取り上げられているものである。このニューウェーブ路線は、80、81年と『マンガ奇想天外』『漫金超』によって受けつがれたといってよいであろう。

漫画界は、三流劇画ブームからニューウェーブへとブームをうつすのである。

それは、エロ劇画誌からみれば、エロと、ニューウェーブの泣き別れといったものであった。ひさうちみちおと、宮西計三の二人がニューウェーブ特集の中に組み入れられていることに注目されたい。

亀和田が、「劇画への愛を」と呼んだポーズとは逆に劇画編集の仕事をサボって、『アリス』の編集は、同人誌『迷宮』の橋本高明と米沢嘉博に移った。劇画実験室(これはヤユではない。)となった『アリス』は、現在ニューウェーブの一員とみなされる、近藤ようこまついなつきを起用したが、80年に休刊となった。『エロジェニカ』は、柴門ふみ、くげぬまかを、山田双葉、まついなつき、みねぜっとを起用し、ニューウェーブ路線を取り込みながらも、会社が経営難のため倒産し、廃刊となった。80年7月のことである。

『大快楽』は、編集者が交代し、その内容は変化した。

 

3

80年前半に、『エロジェニカ』vs『大快楽』戦がコラムページを中心に闘かわされたが、これは、ひとことでいいあらわすととはできない。象徴的には、亀和田(アリス)批判をくりかえした流山児祥(エロジェニカ・元青学全共闘周議長)が、板坂剛(大快楽・元日大全共闘もどき)を3秒でKOしたととで示すととができる。もちろんこれは、飯田耕一郎のいうように「内部分裂」でもなく「内ゲバ」というようなものではなかった。

この決戦後、『アリス』を追放されていた亀和田(自称全共闘・成蹊大)が、板坂に連帯を求めたのもうなずけるととろがある。インチキはインチキと手を結ぶものだからである。『エロジェニカ』vs『大快楽』をCOM派とガロ派の宿命の対決と巷で耳にしたが、別に『エロジェニカ』がCOM派であったわけではない。

 

4

80年、エロ劇画ブームの沈帯は、エロの測面でみるなら、ビニール本のブームによる影響を上げることが出来る。そして、エロ劇画誌としては、大手資本である集英社の『ヤング・ジャンプ』、講談社の『ヤング・マガジン』のエロ路線を含む低価格青年マンガ誌の創刊による影響もあげられる。エロ劇画誌は、ビニ本ブームと、二大青年マンガ誌の創刊によるサンドイッチ攻勢をモロにかぶったのである。

紙代、印刷代の値上げで200円から300円に値上げせざるを得なかったエロ劇画誌にとって、この状況は厳しかったはずである。

現在、ニューウェーブというワクに囲まれることなく、エロ劇画の世界で力作を発表しているのは、石井隆ヤングコミックつつみ進(エロトピア)羽中ルイクレオパトラダーティ松本(『快楽号』『ハンター』)中島史雄(『エロトピア』『GANG』)平口広美(大快楽)村祖俊一(快楽園)つか絵夢子(タッチ)井上英樹(ハンター)清水おさむ(快楽園)などである。

エロ劇画ルネッサンスの諸作品は、久保書店サン出版、けいせいコミックス、ブロンズ社の単行本に収録されている。とりわけ、わが友、小松杏里担当のけいせいコミックスがエロ劇画+ニューウェーブ(奥平衣良、渡辺和博まついなつき)の両方にまたがって健闘中というところである。

現在、注目に価する新人は、谷口敬(野島みちのり)と丸尾末広である。谷口敬の代表作「弥彌子に」は、秀れた少女劇画であり、宮西計三風の絵で、花輪和一的エロ・グロナンセンスを描く丸尾末広の代表作「童貞厨之介」(『ピラニア』)は秀逸である。

エロ劇画ルネッサンスは、何事かによって、引きつがれるであろう。

少くとも私が『COM』と『ガロ』の流れを『エロジュニカ』で引きついだ程度には。しかし、そのためには十年程度の歳月を必要とする。

(たかとり・えい/マンガ評論家)

最初それ(=ロリコン漫画)は邪道を自覚した遊びのはずであったが!?(蛭児神建)

最初それは邪道を自覚した遊びのはずであったが!?

蛭児神建

所載『ロリコンKISS』(1986年4月/東京三世社

 

まず最初に、漫画同人誌界が有った。漫画家予備軍の素人衆がとにかく自分が描いた作品を他人に見てもらいたいと、自費出版した本を持ち寄って売り合う、そんなママゴト遊びの様な即売会が有ったわけだ。少々鼻につく自己満足的な部分も強かったが、それはそれとしても情熱に燃えた心の底から描く事を愛する若者の集まりであった。

そんな中から「ロリコン同人誌」と呼ばれる物が出始めたのは、70年代末から80年代初頭にかけての事だった。アニメや少女漫画の影響下で育った世代であるアマチュア作家達が、そうした絵によるエロ漫画を描き始めたのである。

最初それは、一種の座興…邪道を自覚しながらの遊びであった筈である。心の底には常に、いつの日か立派なプロとなって描くべき正当な漫画が有った。だからこそ、売る側にも買う側にも一種の羞恥心が存在し、それがかえって屈折した仲間意識を生んでいたのである。

そして、そんな流れの中で漫画を愛しながら純文学を目指していた私自身も“少女”をモチーフとしたエロ小説を黙々と書き続けてコピー誌を作っていた。一番最初のロリコン漫画同人誌を『シベール』と言い、私がやっていた文章ロリコン誌を『幼女嗜好』と言った。

全ての歯車が狂い始めたのはそれがブームとやらになった時からだった。シビアに言えばたかがエロ本である筈の同人誌に照れも恥らいも無い若者達が行列を作る様になり、同様のエロ同人誌が雨後の竹の子の如く生じた。

それは、まあ良い。劇画的な絵ではチンポの立たない世代が、はじめて自分達を興奮させられるメディアに出会えたわけだから。しかし奇妙なのはそんなたかがエロ本を、何か高尚でナウイ流行と誤解した不思な風潮が生じた事である。とはいえ、ここまではまだ東京ローカルの閉鎖的同人界内部でのみの出来事だった。

これに目を付け、ロリコンの商品化に先鞭を付けたのがマニア向けの漫画評論誌『ふゅーじょん・ぷろだくと』の56年10月ロリコン特集号であった。

ここの編集部に、例の大塚某と緒方がいた。その上にまた、例の高取英氏や川本耕次氏まで出入りしていたわけだ。あのクソ馬鹿馬しいロリコン・ブームとやらゆう騒ぎは、ほとんどこの四人がでっち上げた物である。

マチュア作家にとって、どんな代物であれ“商業誌”とは巨大な魅力をもった存在である。それに目がくらみ、成行きでデビューしてしまった私は、幸か不幸か遊びでやっていたエロ小説がマジの仕事になってしまったわけである。人間、何処で道を踏み誤るか分からない。

最初の美少女漫画専門誌である『レモンピーブル』の創刊は57年。同人誌「人形姫」のメンバーが、内山亜紀氏によって久保書店に紹介された事から始まった。彼等もまた、世間知らずのまま、遊び半分でやっていた事でプロとなってしまったのである。私も便乗して読物記事を担当し、初めての連載を持った。

作家のほとんどが元より一緒に遊んでた仲であり、その仲間意識は「皆で雑誌を盛り上げよう」という意識の原動力となった。その為、初期の『レモンピープル』は異常な程のパワーを持つ雑誌となった。しかしそれは、やがてナレアイを生む結果となり、久保さんがハッキリと物を言わぬ性格である事もあいまって作家の心に甘えを生じさせた。

その上、同人誌の世界からも縁が切れず「オレ連のミウチから出た英雄」とでも言う様な扱いをうけ「オレは××先生の友達なんだぜ」と自慢す太鼓持ち人種を生み「先生、先生」とおだてられ…こうして厳しい出版界全体から隔離され、あの雑誌は余りに居心地の良いヌルマ湯と化したのである。

自業自得として、作家は脱皮する事も出来ぬまま進歩が止まり、メジャーへ行くチャンスが有っても、それを利用するだけの強さを失ってしまった。この甘えの体質が、やがて業界全体を支配し始める。編集に少し厳しい事を言われただけで、傷付き、被害者となり、陰で悪口を言い触らす幼児的な作家ばかり増えたのだ。

それでも2年間続いた『レモンピープル』の独占体制を崩し、太平の夢を覚ましたのが、大塚某が白夜書房から出した『漫画ブリッコ』である。その後『メロンコミック』やら緒方の『アリスクラブ』やら、多くの亜流誌が生まれては消え、現在は戦国の様相を呈しているが、例の体質だけは伝統的に継承されてきた。

どんな雑誌であれ最初は面白くとも、やがてナレアイに堕す。最近思うのだ。この業界、作家も編集も雑感そのものさえ、共に消耗品ではないかと。

(プチパンドラ編集長/蛭児神建