Underground Magazine Archives

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管理人〄虫塚"KERA"虫蔵〠 (@pareorogas) 

Here is not INTERNET!!! It's "OUTERNET" Ok?Ok?Ok?

逃げながら捨て台詞を残すだけの、役に立たない子供。

政治関係の記事はありません。

電脳ゴミ漁り。賞罰なし。カルトの怪人。

©東アジア弧状列島(進者往生極楽 退者无間地獄)

 

こちらもよろしく

【閲覧注意】2ちゃんねるの中で起きた怖い話大全集(永久保存版)

暇な時とかホラー好きな人にオススメなのがオカ板含む2ちゃん…!!

みんな、暇潰しに読んでみてね。夜に読むこと推奨

※注意事項※

掲載されている情報には危険なものも含まれています。閲覧したり実践したりすることで発生する一切のことがらに責任を負いかねます。必ず、自己責任でお願いします。また不思議な現象が起きた場合、閲覧を即刻中止してください。

f:id:kougasetumei:20201011191930j:plain

※閲覧要注意※ 2ちゃんねるの中で語り継がれている怖い話のリンク集です。 最終更新日:2020年06月25日

【前口上】

2020年9月30日をもって閉鎖された「NAVERまとめ」1000万Viewsを誇った「2ちゃんねるの中で起きた怖い話大全集」を勝手に復刻しました。

NAVERまとめ」そのものはどうでもいいのですが、このまとめは私が2ちゃんねるのオカルト版にハマるきっかけとなった、大変思い入れの深いまとめで忘れられず、どうしても後世に受け継いでおきたかった。

そういうわけで今回「インターネットアーカイブ」からデータを復元、再掲しました。もはや検索にも表示されなくなった在りし日のオリジナル記事はこちら

それではご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【鬼門を開く方法】

鬼門を開ける方法を試して亡くなった方かと思われます
本当に本人ならばそれこそ洒落になりませんね
すみませんがコピペの初出は分かりませんでした

【東京】社長宅 豪邸のプールで男性の変死体 目黒区東山 | ログ速

 

【消えたとてうかぶもの・?】

消えたとて浮かぶもの1〜500

1 名前: かしまし ◆nJVaXTZo 投稿日: 02/04/02 04:05 id:RIYlzIsA
たとえばそれは台所にあるとします
私がそれを取ろうとすると浮かんでいたはずのものも沈みますね?
だから最初から消えていたと理解して撮ろうとしてもやはりそれは存在しないといえます
次にわたしが言うことは「消えた」ということ
消えたのなら最初はそこにあったはずです
なのにそれ(例えですが)は浮かんでいるのですから掴める訳ありません
もし掴もうとしてもやけどしたりしますからそこまでのリスクを伴ってまで(経済的負担は除きます
消えるのを防がなくてもいいと思います
 
友達に言ったのですが相手にされなかったので、皆さんの意見を聞きたいです

 

あまりの意味不明さと>>1の無駄な真剣さに「本当に病気ではないか」と徐々にスレはざわついていきます。さらに電話の様子からただの病気やネタではないことが発覚。結局全て謎のままスレは1000を迎えてしまいました。

 

813 名前: かしまし ◆nJVaXTZo 投稿日: 02/04/02 06:59 ID:???
このスレを立てたのは私じゃありません。
最初の方意味不明ですし。
 
817 名前: 名無しさん? 投稿日: 02/04/02 06:59 ID:???
>>813
!!
 
818 名前: 名無しさん? 投稿日: 02/04/02 06:59 ID:???
かしましを消したの?>(あ)
 
822 名前: 名無しさん? 投稿日: 02/04/02 07:00 ID:???
やはり二重人格です。
皆さんにもかしましさんにも医者として親権に警告します。
話題に深くのめり込まないようにしてください。
二重人格者は精神が不安定なため、ヘタな返事を返すと
間に受け本人を死に追い詰める危険があるます。
おやめください、そしてかしましさん、一度お眠りになってください。
お疲れのようです。
 
823 名前: かしまし ◆nJVaXTZo 投稿日: 02/04/02 07:00 ID:???
よく分からないのですが・・。
 
まずこのスレを立てたのは私ではないこと。
第一訳分からないです。
 
828 名前: 名無しさん? 投稿日: 02/04/02 07:01 ID:???
なんなんだ!!
一体何が起きてるんだ!!!!
 
829 名前: 名無しさん? 投稿日: 02/04/02 07:01 ID:???
統合されそうな感じジャン。
 
834 名前: かしまし ◆nJVaXTZo 投稿日: 02/04/02 07:03 ID:???
あ、それとこれって1000で書けなくなるんですよね?
なんか気味悪いので次スレとか立てないで下さい。
落ち着いたらゆっくり見直してみます

 

【おまいら、俺のアパートが祭りかもしれん】

おまいら、俺のアパートが祭りかもしれん

初期のVIPで起きた事件

早々に腐乱死体の画像も貼られてとても盛り上がりました

大家とのやりとりや部屋を開けるときの様子がリアルに書き込まれています

 

【唯一の友達の性癖が理解できない。】

2chまとめサイト - 唯一の友達の性癖が理解できない。

最初はよくある相談スレのような流れでしたが、安価のせいでスレの存在が本人に知られてしまいます。その後本人による乗っ取り宣言や暴行画像の投下など予想だにしない展開に発展。最終的には釣りということになりましたが、いまいちスッキリしません。

 

【この謎解けるかな? 一日限定】

ガクブル2ちゃんねる((゚Д゚;))) この謎解けるかな? 一日限定 1/2

2ちゃんねるの怖い話スレでは必ず名前が挙がるスレです

もしもその場所へ行っていたら>>1に殺されたかもしれない・・・という話もあります
それにしてもなぜ>>1はこんなスレを立てたのでしょうか?

 

【【降霊】検証実況スレ本館【交霊】】

【降霊】検証実況スレ本館【交霊】過去ログ

初代ひとりかくれんぼスレです
◆iwr.CbaKEEにより行われ、スレもなかなか盛り上がりましたが、後に釣りだと判明。ただしこの時点でひとりかくれんぼ=釣りと考えるのは早計ですよ。

 

【幽霊だけど何か質問ある?】

幽霊だけど何か質問ある? 前編

これもこの手のスレではよく見かけるスレです。確かに怖いもののちょっと感動させられるような内容です。IPアドレスがありえないのでまさか本当に幽霊だったのでは・・・?(運営のいたずらという説もあります)


【土生 明弘(はぶ あきひろ)を捜しています。】

土生 明弘(はぶ あきひろ)を捜しています。 - ニュースなど

一時期ニュー速に大量に貼られていたコピペの人物です
2ちゃんねるだけではなく知恵袋でも質問をしたり外でも捜索をしている模様
女性関係が粘着の要因みたいですが凄まじい狂気を感じます

 

【伝説の「鮫島スレ」について語ろう】

伝説の「鮫島スレ」について語ろう

1 :22世紀を目指す名無しさん:2001/05/24(木) 22:56 id:yWtu.nZk
ここはラウンジでは半ば伝説となった「鮫島スレ」について語るスレッドです。
知らない方も多いと思いますが、2ちゃんねる歴が長い方は覚えてる人も多いと思います。

かくいう俺も「鮫島スレ」を見てから2ちゃんねるにはまったひとりでして、あれを見たときのショックは今でも覚えています。

誰かあのスレ保存してる人いますか?

もはや伝説と化したスレですね
毎回この事件を追及して何人の人が消えていったか・・・
恐ろしいスレです

 

【絶対に見てはいけない画像(お つ か れ)】

絶対に見てはいけない画像:オカルト板もぐり

いわゆるお つ か れのスレです
供養するという名目でしたがどうやら悪質な呪いだったようです
明らかに人を選んでいるあたりが恐ろしいですね

 

【定価で買っても後悔しなかったであろうソフトは?】

定価で買っても後悔しなかったであろうソフトは?

’艿‚Å”ƒ‚Á‚Ä‚àŒã‰÷‚µ‚È‚©‚Á‚½‚Å‚ ‚낤ƒ\ƒtƒg‚ÍH

最初はどんなレスにも一言コメントをする丁寧な>>1のおかげで
スレもほとんど荒れない良スレでしたがだんだんと壊れていきます
恐らく躁鬱病や多重人格なのかもしれません

 

【きさらぎ駅】

身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ26

はすみ ◆KkRQjKFCDsの何気ない書き込みから大事件へと発展していきます
きさらぎ駅が存在しない駅というところがより一層怖さを引き立てています
もし終点まで乗っていたらどうなっていたのでしょうか?

 

【母親殺してきた(´・ω・`) 】

http://blog.livedoor.jp/blog_ch/archives/50867438.html

>>1は終始笑ってばかりで通報したというレスにもケロッとしています

スレでは釣り確定の書き込みやこういうのに限ってというレスが続きました

そしてその後母親の頭部を持った少年が出頭というニュースが流れ・・・

 

【国際的超機密を安全にリークする手段】

国際的超機密を安全にリークする手段

9.11の予言が書き込まれたスレです

厨二乙といった書き込みが続く中>>1はただ淡々と事実を語っていきます

そしてその4日後同時多発テロが起こるのです

 

【本当に危ないところを見つけてしまった・・・(蓋)】

【本危】まとめサイト:本当に危ないところを見つけてしまった・・・〜解〜

2004年9月13日、オカルト板のとあるスレに不気味な蓋の画像が投下された。
その蓋を発見するべく、多くの勇者達が岡山県の倉敷へと突撃した。

蓋の本当の所在地が福山だということが判明するも、それから約2年半の間、蓋は見つからないままだった…

・・・・・・・・・・・・・・・・・

蓋のスレです

オカルト板史上最高に盛り上がったスレとも言われています

読むと丸1日潰れてしまうくらい長いですがそれだけに読み応えは充分にあります

 

【気になる子がいてメールしたんだが帰ってこない(´・ω・`)【助けて】】

気になる子がいてメールしたんだが帰ってこない(´・ω・`)【助けて】:マジキチ速報|2ちゃんねるまとめブログ

かなりのストーカー気質を持った>>1ですがまったく自覚症状はありません

600通ものメールを送ったり100件も電話をしたりとまさにマジキチ

まだ完結していないのでどこかで会えるかもしれませんよ

 

阪神大震災の被災者ってニュー速にも居るの?】

阪神大震災の被災者ってニュー速にも居るの?:ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS 2nd

ある意味地震の予言者なのかもしれません

出張に行くところ行くところ大きな地震が起きています

 

【暇だから女友達にイタメール その458(泡姫)】

泡 - 暇なので・・・ - アットウィキ

泡姫です

最後の書き込みをした後に実際に殺人事件が起こっています

本当に本人だったのでしょうか?

 

【一緒に日本対オランダ戦を見ようと約束していた彼女に今日フられた】

【名作スレ】一緒に日本対オランダ戦を見ようと約束していた彼女に今日フられた | サンブログ

スレタイとはだいぶかけ離れた内容です

3人の関係から恋愛話かと思いきやまさかのオカルトスレ

女が怖くなるスレです

 

【【心霊】静岡県中部にいるやつ【SIREN】】

【心霊】静岡県中部にいるやつ【SIREN】1 : はれぞう

最初から自らフラグを立て1人で向かった>>1

そのフラグ通り>>1は途中で失踪します

他のVIPPERが後を追いますが・・・

 

【死体の処理方法。】

死体の処理方法。:オカルト板もぐり

>>1はあくまで小説だと言い張っていますが妙に生々しいです

終盤では感情も書かれており急に書き込みが途絶えています

さらにその後女性の下半身の切断死体が見つかるという事件も起こっています

 

【ヤヴァイ奴に遭遇したかもしれん(アクロバティックサラサラ)】

ヤヴァイ奴に遭遇したかもしれん その1:オカルト板もぐり

夜に怪しい女を見た>>1

それからどんどん不幸な出来事が・・・

八尺様の話に似ています

 

【■RAGNAROK ONLINE βLv417 ママーリ■】

S県月宮

昔懐かしいS県月宮のスレです

「お兄ちゃんどいて! そいつ殺せない!」という名言も生まれました

リアルキチガイの恐ろしさが綴られています

 

【ポストに変な手紙が入ってた】

宛名も切手もなく内容もよく分からない手紙が>>1の元に届きます

手紙も怖いのですが何と言っても絵が怖いです

不動産屋さんがとてもかっこいいです

 

【なんのデータ?(身)】

なんのデータ?

身という謎のデータをきっかけにスレ住人を巻き込む事件へと発展していきます

さらにオカルト民とも協力し本格的に解析を進めます

果たしてそれはただのバグファイルなのでしょうか?それとも…

 

【昏睡姦されたことのある人】

萌えた体験談 <昏睡姦されたことのある人>

その後このスレに似た事件が起こり話題になりました

スレでは自称>>1が現れたりネタ確定などの書き込みが続きあっという間に1000を迎えます。 >>1がトリップを付けてないこともあり真相は藪の中です

 

【今日結納したんだけどなんか質問ある?】

 瓢箪事件の記録 - 今日結納したんだけどなんか質問ある?~瓢箪事件まとめ~ - アットウィキ

最初はよく見られる質問スレでしたが>>9の登場によって事態は一変します

>>9が見つけた古い箱の中にあった瓢箪が大きな鍵になっています

しかし>>9が鳴ったチャイムに出た報告を最後に書き込みは止まってしまいます

 

【本棚を整理していたら奥からスーファミのゲームが出てきた。】

 本棚を整理してたら奥からゲームがでてきた : イフカルト - ライブドアブログ

手紙というサウンドノベルの実況プレイスレです

プレイした人が消えるという呪われたゲームとして話題になりました

このスレも尻切れトンボに終わっていますが・・・

 

【小学生とか中学生って、たまにものすごいイタズラしちゃうよな・・・】

ちょっとアレなニュース 小学生とか中学生って、たまにものすごいイタズラしちゃうよな・・・

ニュー速に書き込まれたダムに友達を置き去りにしたという話です。古い話らしいですがリアリティのある怖い話です。子供の頃の取り返しのつかないイタズラを今まで秘密にしていたところも不気味です。

 

【今日樹海行ったんだけど、そこで変なやつ見たよ】

今日樹海行ったんだけど、そこで変なやつ見たよ

面白半分で樹海へ行った>>1と>>1の友達はそこで不気味な男を見かけます

幽霊ではないから大丈夫と>>1の友達はその不気味な男を追いかけはじめますが・・・

興味本位でそういうところには行かない方が良いと思うスレです

 

【変なものを見てしまった。】

 変なものを見てしまった。 : 2chまとめ・読み物・長編・名作/2MONKEYS.JP

変なものを見てしまった。その後 : 2chまとめ・読み物・長編・名作/2MONKEYS.JP

愛犬とキャンプに行った>>1はそこで毛むくじゃらの生物を発見

追ってくるその生物に何とか抵抗しますが・・・

後日談を見るにどちらも死んでしまったのではないかと思われます

 

関西テレビの夜景見てたら】

関テレの夜景見てたら過去ログ

関西テレビの夜景見てたら取り憑かれた

京都のウトロ地区に住む>>1が関西テレビを見ていると

急にテレビに映し出されていた夜景が真っ赤に

そこから様々な異変が起こり始めます

 

【【おかしい人】来たらウザイメール23通目【お断り】】

【おかしい人】来たらウザイメール23通目【お断り】

ストーカーに悩みこのスレへ書き込んだ>>288

家の外からも声が聞こえると書き込もうとしましたが途中で文が切れてしまいます

その後急に文体が変わり・・・

 

【合唱曲「エトピリカ」ってどんな曲?】

【怖い話】2ちゃんねるに現れた謎の人物「塩谷豊」とは | Theつぶろ

スレが立った2年後すっかり過疎化してしまったスレに

突如塩谷豊という人物が現れ意味不明な書き込みを続けます

ですが今はもう塩谷豊も他のスレ民も去りスレだけが残っています

 

【【関西】ただであげます。ただでください3【無料】】

 『神戸市北区の一軒家いらないか?』 - 怖い話まとめブログ

大抵はDVDや衣服などですが何と無料で一軒家をあげるという書き込みが

ですが井戸には絶対に触らないでほしいなどとありかなり怪しいです

さてこの怪しい物件に住む勇者はいるのでしょうか

 

【日常生活で体験した不思議なこと 二回目】

 日常生活で体験した不思議なこと 二回目 2ちゃんねるオカルト板まとめ

2001年の秋が投下されたスレです

ほんの一瞬で自分ではなくなってしまうという不思議な話です

 

夏焼雅ファンスレ16】

 夏焼雅ファンスレ 16

これも自殺予告がされたスレです。

恐らく彼氏とのキス写真が流出したことにより、ショックで飛び込み自殺をしてしまった模様。ある意味オタクの鏡かもしれません。

 

【死体を沈めるバイトをすることになりました】

2ちゃんねるアンソロジー: 死体を沈めるバイトをすることになりました

オカルトスレですが2ちゃんねる屈指の名スレとも言われています

見るからに怪しいバイトに誘われたS-MILE◆lmyB7AQcにより

凄まじいストーリーが繰り広げられていきます

 

【信じようと、信じまいと―】

世にも奇妙な2ちゃんの話 ― 信じようと、信じまいと― (初代) | 不思議.net

ロアが書き綴られた何とも不思議なスレです

1つ1つの話が充実しておりスレそのものが1つの作品となっています

かなりの良スレでしたが62話目を語る前にスレは途切れてしまいました

 

【★☆★痛い出逢いのHP★☆★】

★☆★痛い出逢いのHP★☆★

今のmixi日記やブログの晒しの淵源がありちょっと懐かしさも感じられます

出会い厨の痛いオタクを遠方から呼び出し晒し者にしたりと

釣る側の行為も容赦がありません

 

【ロシアが30年間流し続けた「謎のブザー音」、止まる…】

ロシアが30年間流し続けた「謎のブザー音」、止まる… | ログ速@2ちゃんねる(net)

同じ動画を見ているはずなのになぜか噛み合わない・・・というスレです

女が喋っている動画なのに裸の女がウネウネとしているという>>468

>>468には他の動画も違って見えるのでしょうか?

 

【お前らの逃げ切った悪事を教えてもらおうか】

 お前らの逃げ切った悪事を教えてもらおうか:ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS 2nd

昔テレクラで出会ったメンヘラのことを書き込んだ>>48

その後車の車種や年数までいきなり当てる人物が登場します

名前欄といいその前の書き込みといいちょっと不気味です。

 

【変な日記拾った!!】

変な日記拾った!! | 不思議.net

トリを飾る記事は「変な日記拾った」というスレ。一昔前は「怖い話ってある?」系のスレが立つと、かなりの頻度でこのスレの名前が出てました。

日記の内容はおかしな文章+日付もめちゃくちゃ。その後>>1に異変が・・・

不気味な日本人形の画像が貼ってあるため注意。

へんな日記ひろった - 検索してはいけない言葉 Wiki - アットウィキ

 

蛭児神建『出家日記―ある「おたく」の生涯』解題(大塚英志)

特集・真説おたくの精神史──解題

大塚英志

今回から三号に亘って蛭児神建──というより、かつて蛭児神建と名乗ったことのある、今は僧籍にある彼の「自分史」を掲載する。

蛭児神建について説明するのは、ある意味、吾妻ひでおについて説明することよりも更に困難だ。彼は吾妻ひでお以上に忘れられた名であると同時に、吾妻ひでおがあの時代の不毛さや困難さを一方的に背負ってしまったのだとすれば、蛭児神建吾妻ひでおに唯一、しかも、過度に殉じてしまったかのようにさえ思えるからだ。

改めてページをめくってみればわかることだが、吾妻ひでおの八〇年代の作品に帽子にサングラス、白いコートというキャラクターが時に登場する。「おたく」が公然化する以前の、いわば「変質者」としての“プレおたくのパブリックイメージをなぞったこの人物こそが蛭児神建である。

Wikipedia蛭児神建」より)

そのようないでたちで実際に彼はコミケなどのイベントに現れた。彼が同人誌及び出版界における「ロリコンまんが」の起源にいかにコミットしたかは、今回、彼自身が語っているので繰り返さないが、そのような表現を公然化しようとする時、当然、人々から向けられるであろう視線を彼はそのようないでたちをあらかじめ自らまとうことで相応に自覚していた記憶がある。

それは「コスプレ」と言ってしまうほどに軽くもなく、「パロディ」というには余りに捨て身で、かといって「自虐」や「露悪」と切り捨てるにはやはり厄介で、ぼくにしてもあまり直視したくない存在であった。しかし、そのことはあの奇異ないでたちが同時代の中でぎりぎりの批評になっていたことの証しである。中森明夫が「おたく」の語をもって外からコミケに集う人々をカリカチュアライズするより前に蛭児神建の異装は既におたく自身による「批評」としてあったことは事実として記しておくべきだろう。ぼくにとっても彼の異装は目を逸らさずにはおれないほどには充分に厄介なものだった。だから、ぼくの中にぼんやり残る最後の彼の唯一とも言ってもいい記憶は、かがみが逝った日かその翌日、白夜書房かどこかで彼とすれ違って会釈とも目礼ともつかない挨拶をかわした一瞬である。

吾妻ひでおの許に集まった創世記のロリコン/美少女まんがの描き手たちは、その後にやってきた世代に呑み込まれる形でフェードアウトしていかざるを得なかったが(たいてい新しいジャンルやスタイルのおいしいところは二世代ぐらい後にやってきた一群が全てさらっていくものだ)、その中にあっても蛭児神建の消え方は吾妻ひでおとは違う形でぼくたちを困惑させた。ある時期から、殆ど都市伝説のように蛭児神建は出家したという噂が繰り返し囁かれたのである。それは話としては出来過ぎていて、正直、ぼくは信じられなかったが、彼の話が出る度に、誰もが彼は出家したらしいと言い、しかし、噂の出所はわからなかった。確かに彼のあのいでたちは「おたく表現」の業の深みみたいなものを誰から言われたわけでもないのに一方的に背負ってみせたようなところがあったから、彼が出家した、というのは半分は出来過ぎた冗談として受けとめられ、しかし、半分はもしかしたら一人ぐらいそういう生き方をしてくれてもいいという勝手な願望が同時代のどこかにはあったのかもしれない。

だから『comic新現実』を始めなければ、あるいは彼の記憶は一編の都市伝説の如き挿話のようにのみ、ぼくの中にあったままだったはずだ。

しかし、前号で、二度めの失踪からの帰還以来、久しぶりに吾妻ひでおに会いにいった時、思いがけなく彼の名が出た。突然、手紙が届いた、誰に見せてもいいと書いてあるので、と言われ、コピーを渡された。全く、目の前にいる『失踪日記』の作者を直視するだけでも難儀なのに、蛭児神建の「現在」といきなり心の準備もなく再会したのだ。
手紙には彼のかつての名とは違う名があり、それは僧侶としての彼の名だ、と手紙にはあった。

つまり、彼は本当に出家していたのである。都市伝説などではなかったのである。そして、彼が自らフェードアウトしていった決定的なきっかけの一つがかがみの死であったことのくだりを読んで、ぼくは腑に落ちた。

ぼくは彼の死をきっかけにぼくの雑誌を殆ど「自殺」させたが(何しろ、勝手に休刊宣言して、取次で大問題になった)、それはもう、ここにいてはいけない、という感情に突き動かされていたからだと思う。しかも「ここ」ではないどこか、とは、具体的な場所ではなく、ああ、もうそろそろ歳をとらなくてはいけないのだなあ、という諦念とも決意ともつかない感覚であった。

雑誌を「自殺」させたことを今も恨んでいる書き手がいることも知っているが、しかし、ぼくも彼らもいつまでも「ここ」にいても仕方がない、というのが、かがみの死のぼくなりの受け止め方だった。

蛭児神建は直接、ぼくの雑誌に関わってはいなかったが、殆ど冗談のような企画であった「ロリコンまんが誌」なるものがなまじ売れ、版元やそこに集まった人々の目の色が変わっていく中で、かがみの死はやはり、物事の潮時を教えてくれていた。「冗談」には引き際がある、と。

蛭児神建もまた、かがみの死をきっかけに、あの場所から「出て」いったのだが、しかし、彼は文字通り「出家」していたのである。それは充分にあのばかげた時代に筋を通していたのだといえる。

今号から三回に亘って連載する彼の手記の原型は、吾妻ひでおの勧めによって書かれたものである。前号を出した後、ぼく宛に届いた。吾妻ひでおが書くことを勧めた、と記されていた。一読して、これは載せないわけにはいかない、と思った。

1つは当然、時代の証言として。「萌え」的なものの一番の起源についての当事者の証言は一次資料として極めて重要だ。ぼくは『おたくの精神史』を書いた時、同時代についてのいくつもの証言が出てくることを望む、と記したが、今のところそれは出てきていない。その意味で、まず、公にする価値がある。ぼくの本が「正史」になっては困る、というのはあの本のあとがきにも書いたとおりである。しかし、それ以上に、その後半の彼の生き方についての告白はやはりあの時代にあった者は受けとめておく責任がある、と感じたからだ。

若いライターの中には吾妻ひでおの『失踪日記』をぼくが同時代の記憶の中で読むことが気に入らない者がいるようだが、しかし、それは彼らが自分たちの時代の中でさえ受け止めるべきことがらを受けとめそこなっていることの言い訳でしかない。彼らの時代にも吾妻ひでお蛭児神建として生きてしまう者は多分、いるはずなのだ。

繰り返し記すことになるが、吾妻ひでおにせよ、蛭児神建にせよ、失踪したり出家したり、その事実そのものを「おもしろがっ」てみたところで、あるいはそのこと自体を持ち上げてみたところで、そのことに何の意味もない。「おもしろがっ」たところで、おもしろがれない何ものかがごろりと残る。

重要なのは、そのことばや存在がごろりと投げ出されている地点から目を逸らさないことだ。無論、読者が単に「おもしろがり」として興味から手を伸ばしてもかまわないが、その点で彼らはそのあたりの「文学」よりはるかに「芸」にも長けているし、しかし、多分、おもしろがるだけでは許してはもらえないことばにし難い澱みのようなものがあなたの中に残ってしまうはずだ。「おもしろがること」や「評価すること」といったスタンスは結局は異物としてのそれにただたじろいでいるだけであり、ならば素直にたじろぎ、ただ屈託を澱みとともに呑み込むことの方が大切だ。

呑み込んだ澱みはいつかそれぞれの読み手の中でそれぞれのことばになるはずだ。そして──。あとはどうしようもない。蛭児神建は雑踏の中で時に托鉢僧としているともいうから、街中で托鉢を見かけたら、彼であろうがどうかお構いなく、ポケットの小銭を喜捨でもして、しばし、マザー・テレサ好きの彼へのリスペクトとして世界の平和についてでも祈ろう。

蛭児神建は、ヤクザあたりが外国人に僧侶の格好をさせてお金を集める困った商売の人もいると笑っていたが、間違って偽托鉢僧に頭を垂れてしまっても、それはそれで悪くない祈り方だと思うのだ。

所載:大塚英志責任編集『comic新現実』Vol.4

米沢嘉博が語る「やおい」の検証―少女は普通の恋をやめて、何故少年愛を愛するようになったか

所載『imago』1991年10月号「特集・現代マンガの心理学」

やおい」の検証

少女は普通の恋をやめて、何故少年愛を愛するようになったか

米沢嘉博(批評集団「迷宮」同人/コミックマーケット準備会代表/漫画評論家

やおいの隆盛の意味

やおい」と呼ばれているマンガのジャンルがある。少年マンガ、少女マンガ、あるいはSFマンガ、ギャグマンガといったジャンル分けとは若干ニュアンスの違ったものではあるが、その言葉はマンガファンの間には定着しており、まだ表だって取り上げられてはいないものの、数十万人のオーダーがあると考えられている。

この言葉はもともと同人誌の世界で使われ始めたもので、「ヤマなし、オチなし、イミなし」を略した言葉だ。短いページ数で既製のアニメ、マンガ、小説等の設定、キャラクターを借りて描かれるパロディ風マンガのことを、描き手達が半ば自嘲的に命名したものである。そうして、そこでは既製のキャラクターの少年達が友情を超えた恋愛、ホモSEXを行なう。つまり「やおい」とはホモアニパロを指す言葉だと考えてもよいだろう。

それが一部同人誌にとどまっていたならば、単なるマニアックなお遊びですんだのだが、「キャプテン翼」のパロディ・ブームから始まったこの流れは、「聖闘士星矢」「鎧伝サムライトルーパー」といったアニメも巻き込んで、合せると全国に一万近い同人誌サークルを生むことになってしまったのだ。さらには「シュラト」「グランゾート」「沈黙の艦隊」「ドラゴンボール」、小説「銀河英雄伝説」「魔王伝」......少女達は青年、美少年の入り乱れる作品のほとんとを「やおい」のエジキにしていった。

アニパロと呼ばれる同人誌を手がけている女の子達の半数以上がこの「やおい」系と言われており、同人誌の創り手達の数は二~三万人、読者は十万人を超えているだろう。『ぱふ』『COMICBOX』といったマンガ情報誌では、一年以上前から「やおい」が是か非かという論争が行なわれている。こうした「やおい」系の人気が、ここ数年の同人誌の隆盛を作りだしたことはまちがいのないところであり、そうした同人誌の作品の再録を中心にしたアンソロジーが、商業出版物としてここ数年かなり出回っている。

それだけではなく、「やおい」系同人誌の人気作家の商業誌への進出も目立つようになっており、八八~九〇年にかけてマンガ情報誌の人気投票で上位を占めている高河ゆん尾崎南CLAMP等は、オリジナルでも「やおい」の方法論で作品を手がけ、少女マンガに新しい流れを作り出した。「Patsy」「KIDS」「サウス」といった、そうした描き手達を中心にした少女マンガ誌も創刊され、それなりに定着している。

やおい」という言葉にこだわるならば、それは短かいページ数で「マンガ」を描かざるをえないという同人誌故の方法論であたろう。マンガは、まず設定、世界、キャラクターを効率よく説明しなければ物語を始めることはできない。少女マンガの主流を形成した「学園ラブコメ」は、日本の学園、何処にでもいる少女と少年という、もっとも世界に入り易く説明を要しない設定ということで、一つのパターンを提供していったわけだが、アニパロもまた、既製の設定、キャラクターを借りることで、いっきに核心だけを語ることを可能にした。

何十ページも描くことはアマチュアの描き手には時間の制約があって、かなり根気のいる作業だ。その点アニパロならば、工ヒソードだけを、ギャグだけを描いても成立する。2~16頁という手軽な枚数で、それなりのマンガを描けるのである。学園ラブコメのパターン《枠組》の持っていたシステムをさらに進めたものがアニパロという枠組であったのである。もちろんラブコメは一般性を持つのに対し、アニパロは既製の作品を知っていなければならないという前提があり、そのことが同人誌という特殊な場での発生という形をとったのではあるが、もはやマンガやアニメのもたらす情報空間はマスの域に近付いていた。八〇年代そのものが、マスメディアによってもたらされた情報のパロディを進行させていたことも力を貸した。

そうした枠組の中で語られ、伝えられるのは、描き手の絵のスタイルであり、ギャグやファッション、センスであり、趣味であり感性であり、妄想だった。読者によって読みとられるものも、同様である。元の絵、物語との類似性はそこにはない。あるのは、例えば「キャプテン翼」のアニパロにおいては、サッカーをやっている少年、ライバルかチームメイトかという帰属の関係という点だけである。女の子達は思い思いの自分のスタイル、絵によって、少年達に恋愛をさせる。

女の子達はホモセクシュアルな関係が大好きなのである。それは「やおい」だけでなく、耽美系と呼ばれる『JUNE』といった雑誌のマンガのテーマであり、さらに拡大するならば『花とゆめ』『LaLa』といったマンガファン達を中心に読まれている少女マンガの底流となっている。そこでは「少年」が描かれているのだ。今、少女マンガは、かつての流れにある少女と少年の恋を中心に描いた流れと少年を描く流れとに二分されてしまったといってもいいだろう。「やおい」的なものは、少女達にとって一般性を持つフィクションとして定着してしまっている。女の子たちは何故、少女と少年の恋を読むことを止め、少年同士の恋を愛するようになったか。それを検証してみることにしたい。

少年愛からやおい

少年、そして少年愛というものが少女マンガの中に現われたのは、七〇年の「雪と星と天使と」(竹宮恵子)からだと言われてる。七一年には竹宮恵子が陽気な少年スリ、ダグ・パリジャンを主人公にした「空が好き!」を連載。萩尾望都が少年のナルシスティックな世界を描いた「雪の子」、少年達だけの世界を捉えた「11月のギムナジウム等を発表。竹宮恵子萩尾望都はその時代、マンガマニア、アマチュア、プロを問わず描き手に熱狂的に支持されていき、この「少年愛」、少年の世界も大きなテーマとして少女マンガの中で浮上していくことになるのだ。

少年は天使と呼ばれた。男でも女でもない未分化の性、子供ても大人でもない不安定な時。それは「少女」を主人公にした時には描くことのできない、もう一つの世界を少女マンガにもたらした。「恋」「家」「母」「性」といった、少女にまつわる制度的なものから自由であることで、「少年」は「生」「死」「関係」といったものを描くことを可能にしたのだ。さらに、戦い、肉体関係を抜きにした友情、社会と個、といったものも少女マンガは手の内にしていった。

少女マンガにおける「少女」は、読者と繋りあい、代弁者であらねばならぬが故に、日本の社会における少女像から逸脱することができなかった。オスカル(ベルばら)は、男装しなければ戦うことはできなかったのだ。アンドレとの愛は、そのコスチュームを脱いだ時に初めて確かめあわれることは象徴的だ。外国の美少年という、虚構の存在によって、少女マンガはまちがいなく、少女の抱いていた妄想の幾つかを体現することができるようになったのである。

ここから「少年」は少女マンガの重要なテーマとなっていく。さらに青年、男性までが描かれるようになっていくのだが、描き手達の意図はどうあれ、「少年」はアイドル的な恋愛の対象として捉えられていくと同時に、少年同士のホモセクシュアルな関係は疑似恋愛として楽しまれていくことになる。七六年にはホモセクシュアルな関係、おかまといったものをギャグのネタにした、ホモホモコメディ「イブの息子たち」(青池保子)が人気を呼び、七八年には少年愛をテーマにしたマンガ・文芸誌『JUNE』が創刊されることになる。

「少年」「ホモセクシュアル」は、ロック、デカダン、SM、バロック等、それにまつわる様々なものを巻き込んで、ある意味では文学少女的な歪んだ「新少女趣味」を生み出していった。『JUNE』『アラン』、さらには『月光』『牧歌メロン』といった雑誌はおかまにくっつくオコゲというシャレから「おこげ雑誌」と一部では呼ばれるようになっていった。そうして、八〇年代に入ると、少女マンガの世界では、少年はごく当り前のものとして作品の中で主役をはっていくようになる。エイズで死んでいく少年の物語(?)「眠れる森の美男」(秋里和国)、オナニーさえ話題になる等身大の日本の少年達をリアルに描こうした「河よりも長くゆるやかに」(吉田秋生)。ジルベールとセルジュという二人の少年の魂のふれあいを描き、リアルなホモSEXシーンがセンセーショナルな話題となった「風と木の詩」(竹宮恵子)、双児の美少年を描いた「サイファ」(成田美名子)等は八〇年代を代表する大長編少女マンガとなっていった。一方、同人誌界では、七五年に萩尾望都作品等をパロディにした作品が人気を呼び、ホモパロディの流れが形作られ、七〇年代末にはロボットアニメを元ネタに、美形悪役をおちょくった多くのアニパロが生まれていった。しかし、ここでのアニパロとは、既製の作品の絵柄やスタイルを借り、ギャグネタとしてホモを扱っていたのである。つまり従来の意味でのパロディが主流だったということだ。

こうした女の子達の同人誌故の楽屋落ち遊びに対して、男の子達からロリコンというキーワードを元に、少女が弄ばれるようになると、女の子達はおじさんをネタにしたアダコン(アダルト・コンプレックス)、半ズボンの少年をネタにしたショタコン(正太郎コンプレックス)といった遊びを生み出していくことになる。

このショタコンを経て、八五年にキャプテン翼のアニパロというジャンルが登場することになる。健康的で明るいスポーツ少年達、その友情と戦いは、女の子たちによって、恋と愛の淫靡な世界へと変えられていった。ここでの大きな変化は、それまで「美少年」が主に外国の美少年であり耽美的なムードを持っていたのに対し、その辺にいる等身大の少年がホモセクシュアルとして描かれるようになったことだろう。そして、若い同人誌の描き手は、はなっから、高橋陽一の絵、アニメのキャラクター造型を真似ることをしなかったのである。

中には、日野日出志いしいひさいちのタッチでパロディにすることもあったが、多くの描き手は、自前の少女マンガ的な絵で、思い思いに「キャプ翼」をパロディにしていったのである。そして、そこに「笑い」「風刺」といったものはなくてもよかった。そこでは、少年同士の愛が恋がSEXが、シリアスに描かれていったのである。───少年同士の組み合せによって細かく派が分れていった。主流は、若島津健日向小次郎カップルでどちらが受け身かでまた派が分れたが「小次ウケ」が大勢を占めている。続くのが源岬のカップルだ。そして、ここで生み出されたパターンは「聖闘士星矢」「トルーパー」へと適用され、一大勢力を有するに至ったのである。

やおいの謎

やおい」のパターンについては『しまうまJACK』という同人誌の中で上げられているものを引用してみよう。

「例えば日向君が練習してたりするでしょう。当然おっかけがフェンスに鈴なりになっているわけだ。この時、日向君は誰の握ったおむすびなら食べるだろうかと考える。若島津の握ったおむすびをガツガツと美味そうに食べる日向君を想像して、やおいはボンノーする」

やおい的なパターンでは、若島津は日向にホモ的感情を持ってるけど常識的にはマイナーだと分っているから泣いて身をひく。すると日向君は若島津にバカヤロッてだきしめんのよ」

「攻の若島津の場合だと、料理、洗濯、そうし、ゴールキーパーなんでもてきて、日向君より一・五割り増し肩幅が広い。ついでにいたずらもしちゃおうと…」

二人の少年のホモセクシュアルな恋愛を、まさに女の子達らしい細やかさで、エピソードをつづっていく───これが「やおい」なのである。時には激しいSEXも……。それが、何万人という描き手によって、何十万もの作品として描かれているのである。何故に、女の子達はあきもせずに描き、読むのだろう。前述のしまうまJACKでは、この「やおい」について女性の立場からこう分析する。

やおい読者って変形キャラに感情移入していない? やおい読者は女性化著しい方のキャラに自分を重ねて読んでいるのよ!……どうしてこんなちんぷなスジを面白いと感じるのか分らなかったんだけど、これって女の子の願望マンガだったからなのね」

やおいってホモの実際がわからないから男女のソレにすりかえてお茶をにごしてるんだと思ってたけど、全然違った。「耽美」とは違うやおいブームは女の子のハーレクイン・ロマンスだったわけだ。もしかしてやおいにレイプネタが多いのは読者に強姦願望があるって事。レイプ願望というより破壊願望。内心では壊されたいというやつ。イノセントな顔してても腹の底では男とやりたいと思っていたりして!

女性によって、こう書かれてしまうと、身もふたもないのだが、確かに、そこで描かれるホモ恋愛は少女と少年の恋愛をなぞっているのである。少年は、服を脱がされると、あるはずもない胸を隠そうとするのだし、女性的な方のキャラ(愛される側)は、恋する少女のような感情の動きを見せる。相手の少年に向けるまなさしは、かつてのオトメチックラブコメの少女の夢見るまなざしとそっくりだし、エピソードの多くはラブコメで見たようなものなのだ。

ここにはまちがいなく「仮装した少女」がいる。人気のある描き手は絵がうまいだけでなく、少女の恋の心理、そしてそれをどう充足させていくかをうまく演出できる作家だ。それは少女マンガが連綿と描き続けてきたことではなかったのか。───ただ、それが男女の恋愛であってホモのそれではないというのは若干違っているかもしれない。

『バラコミ』というホモの為のマンガ誌で、ホモセクシュアルの男性の描いたマンガが掲載されていたが、そこでも恋愛感情は、少女マンガのそれと極めて似通っていたという覚えがある。そこでは男性が少女に仮装していると見るべきだろう

やおい」がそういうものであることは解っていたはずだ。問題は、ノーマルな学園ラブコメから「やおい」への転換の意味である。何故に少女ではなく少年でなければならなかったかということだ。少女達は少女と少年の恋愛を読むことを止め、少年同士の恋愛をより楽しいフィクションとして享楽していくことになったわけではあるが、それを男性恐怖症、イニシエーションとしてのSEXへの恐れと捉えることはたぶんにまちがっている。時代の中で、SEXは少女と大人を区分するものではなくなっているからだ。SEXしようとしまいと、少女は少女であることが、リアルなのである。

もちろん、少年愛の持つ「虚構性」は少女にとって、現実と作品、恋愛やSEXと自分、を切り離すアリバイである。少女は、自らの肉体や性に関わってこないからこそ、少年愛の内包する肉体関係、欲望について、能天気に語り、描くことができる。

自己と作品、自己と恋愛やSEXを、肉体や性の部分で切り離すこととは、男達の視線や妄想をシャットアウトする役目を果すと同時に、制度的な形での女性(少女)としての自分を、とりあえず何処かに置いてきてしまうものでもあるような気がするのだ。

そうして、やおいを演じさせられる少年達は見事に「家」から切り離されていく。親の元から外界に出た少年達は、少年達の共同体を自らの世界として生きていく。母物から学園友情物、そして恋愛と流れてきた少女マンガの中で、少年愛の世界は、学園友情物の形を換えた再生と捉えるべきだ。少女は、家と学園の間を振職してきた。恋愛とは、すなわち家を作っていく準備でもあるからだ。長い学園ラブコメの時代を経て、少女達が見つけ出した世界は、新しいアブノーマルなものであったと見るべきでない。

それは吉屋信子の「化物語」、大正末、戦後の宝塚ブーム、学園友情物と流れてきた、奇形的な共同体の中でのロマンスなのである。恋愛や結婚、SEXといったものの先に待ち受ける家庭、出産、老い、死といった予定調和的な物語を拒否し、一時の輝きに生きる物語にフィクションを見つけたといってもよい。

少女は「恋」とは自分でするものであり、読むものではないことに気がつき、そうしたリアルな形での打算や計算のある男女の恋愛ではない、非生産的な少年愛の中の純粋さに虚構を求め、積極的に参加していくことで、自らの「少女」を守ろうとしたと考えることもできるだろう。

歌舞伎、宝塚───日本はこうした一方の性をオミットした形での大衆娯楽の歴史を持つ。これらの仮構の世界の存在が、日本にゲイ文化の大潮流を作らなかった原因だとも言われている。ホモやレズ的なものが、明らかにあちら側の世界にあるといった認識を一般の中に定着させたのがそれらの大衆演芸であるということだ。そして、やおいも…

少女達のホモセクシュアルなものを扱った「遊び」は、また、少女の遊びが模倣を中心に流れてきたこととも無縁ではあるまい。お人形さんごっこ、おままごと、化粧遊び───それは母、妻、女性の模擬だ。そして、今、男達の洗練されたゲイ的恋愛、筋肉至上主義的なマッチョ風SEXといったものが、冗談で、半ばマジで、マンガという表現の中で模倣されていく。デフォルメした形でなぞられていくそれは、男性の目からは奇異に見えるかもしれないが、少女達にとっては不思議でも何でもないものなのだ。少女達は、あらゆるものを、少女にとっての遊び、少女によって演じられるフィクションへと変換し、楽しむことで、何ものからか自分を守り、バランスをとっていくのである。そこには、演じ続けることを自分に課した悲しさもあるのかもしれないが、それはまた別の問題である。

少女達は、自分が入り込めないが故に男同士の愛をガラス越しに眺める。少女は、そうしたマンガからは完全に排除される。作品の中に入り込む装置としてのキャラクターの少女は、もういらない。少女は、作品と向い合う形で、夢見ることを望む。マンガは、マニア達にとって、より虚構へと進んでいかなければならないのかもしれない。

───「やおい」についての説明、紹介にページをとられたこともあって、少女達の意識の底へと降りていくことはできなかったようだ。それは、何十万冊という「やおい」同人誌を実際見るところから始めるしかなかろう。まあ、それは、またいずれということにする。これは、一般にはまだ喧伝されていない、少女文化の大きな流れであることはまちがいないのである。

(よねざわ・よしひろ/マンガ評論家)

21世紀の音は幼稚園からやってくる。今や5才の幼稚園児(=天才少女ナオ)がアヴァンギャルド・ミュージックをやる時代だ!われわれは、どうしたらいいのだろう。(アリス出版『HEAVEN』創刊号から)

21世紀の音は幼稚園からやってくる。

今や5才の幼稚園児がアヴァンギャルド・ミュージックをやる時代だ!われわれは、どうしたらいいのだろう。



時代を先取るオカルト・ポップ

アブサード、といえば、一部の先鋭的なモダン・ミュージックファンの間で、奇妙な噂と共に、神秘のグループとして秘かにあがめられていたが、いまやその呆れ返るほどのアヴァンギャルド性とあまりに快感すぎる音とが、常に新しい刺激を求めて止まない、東京の前衛人間たちの注目を集めつつある。

人をバカにしたリズム、その名の通りアブサード(不条理)なコード進行、冗談としか思えないメロディーが想像を絶する転調を繰り返すサウンドに乗って、神経を逆撫でするような金属的な声で歌う女性ヴォーカリストは、天才少女と噂される、5才の幼稚園児である。

彼女は小さいながら、このアブサードを率いるリーダーであり、作詩作曲編曲もほとんど一人でやるという。いまや80年代の音楽をリードするのは彼女であるとさえ言われている。

彼女についてはあまり詳しいことは分らず、名前もナオとしか分らないが、聞くところによれば、IQがニ五○以上あるらしい。また、オカルト的な能力を持ち、手を使わず、念力でピアノを弾いたりするという。そんな神がかり的な天才少女が、神のお告げによるものか、はたまた、ほんの冗談でか知らないが、半年ほど前に結成したのがアブサードなのであるとか。

アブサードが最も注目を集めているのは、常人にはとても我慢しがたいそのステージにおいてである。

例えば、テクノ・ポップの一つの極致といわれる『メカニックビースト』という曲では、バックの男三人共、何ら楽器は使わず、カシオメロディーだけで演奏するという恐ろしく人をバカにしたものであり、頭のカタイ音楽評論家からミュージシャンとしての倫理性を激しく糾問された。

また、『テレパシー』という曲は、全員が固く目を閉じて瞑想し、手を後ろに組んだまま微動だにしない。場内に流れるのはただ静寂のみ。5分ほどたってから、「ただいま皆さんにテレパシーで曲をお送りしました」と言って終る。面白いのは、これに対する観客の反応だが、「私は確かにその曲を聴いた」という人もいれば、「聴いたような気もするし、聴かなかったような気もする」という人もいる。

このようにアブサードは、ステージにおいてあまり楽器を必要としないという画期的な音楽グループである。また、これは余談だが、客の中にはただただナオを目当てに来る、ロリータ・コンプレックスの男たちもけっこう多いという。

 

問題の生体実験レコード

アブサードは、一〇〇%レコードからシングル盤を1枚出している。タイトルが『恋人の三半規管が気になってしようがない人のための音楽』という長ったらしくも訳の分らないものである。

これは、単に実験的な音楽というよりは、生体実験的な音楽であるという。エレクトロニクスやサイバネティクス、生理学、コレスポンダンスの法則などを応用して、人間の中枢神経を麻痺させるような音作りがしてあるらしい。ナオによれば、これはグルジェフの言う客観芸術なのだそうである。

実際聴いてみると、最初は身体がムズムズしてきて、いたたまれないような感じになるが、それがすぐに快感に変わり、いつまでも聴いていたいという欲求が身体の奥の方から湧き上がってくるという麻薬のような効果を持っている。事実、ドラッグよりもこっちの方がトリップできるといって、このレコードの中毒患者になった人がたくさんいるという。

だが、これはいったん聴き方を間違えると大変なことになる。例えば、杉並区に住む浪人生のR君は、これを深夜、ヘッドフォンで大音量で聴いてしまったため、脳細胞を犯されて廃人同様になり、今では生活保護法の適用を受けて暮しているというし、他にも、江戸川区に住むある主婦からは、主人がたまたまパチンコ屋であの曲を聴いてからというもの、自分はルドルフ・シュタイナーであるなどと訳の分らないことを言って困っている、というような手紙も届いているという。

そこで、彼女らも仕方なくジャケットに〈このレコードは人体に悪い影響を及ぼすので、注意書きをよく読んでからお聴き下さい。また、使用中に、はれ、かゆみ等一の異常が現れた時は、すぐに使用を中止して下さい〉というクレジットを付けたが、最近ついに、ある老人がこのレコードを聴いて死ぬという事件が新聞沙汰になってしまったため、とうとう発売禁止の処分を受けた。

いまやこのレコードは、マニア一の間で、1枚5万円以上で取り引きされているという。

 

天才少女ナオへの独占インタビュー

───ホントは24才だとか、いろんな噂があるけど本当に5才?

「そうよ」

───で、幼稚園に行ってるの?

「うん。月曜日と木曜日と金曜日」

───他の日はどうしてるの?

「今はビデオ・スクールに行って一る。ビデオ・ディスクとか作りたいから」

───前の、三半規管がどうとかいうレコードは発売禁止になったそうだけど、新しいレコードを出す予定は?

「今ね、ウォークマンで聴くための音楽というのを作ってるの。この曲は、この場所から聴き始めて、この速度でこの道順を歩きながら聴く、というふうに聴く環境を指定しちゃうわけ。で、あらかじめ「こっちは、この場所でこの音が聞こえるという具合に、計算して作っとくわけね」

───じゃあ、その曲を聴くためにはいちいち街へ出て、頭にはウォークマン、手には指定の地図かんか持って、歩き回らなきゃならない。大変だね。

「そうね。そのうち長い曲になってくると、ここから電車に乗ってここでバスに乗り換えて、なんてね、だから、これからはね、何か用があって出掛ける時にウォーマンを持って行くというんじゃなくて、ウォークマンでその曲を聴くために街に出る、ということになると思うわよ」

───なるほど。ミュージック・フォー・ウォークマンね。反発する人も多いだろうけど。

「いやなら聴かなきゃいいのよ」

───曲を書くときはどうやって書くの?

「超能力で」

───ステージの演出も自分でやるの?

「そう。思いつきで」

───歌手としては、どんな歌手になりたい?

「そうね、月並みな答えだけど、息の長い歌手になりたいわね。今はまだ肺活量も少ないから、そんなに長く続かないけど、もっと息が長く続くようになりたいわ」

───いや、それは、そういうんじゃなくて、あの、好きな歌手は?

弘田三枝子。この前、ステージで『子供じゃないの』をフライング・リザード風にやったのよ」

───あ、あの曲はいいね。♬お出掛けするときはネ、真ァ赤な、ハイヒール、ってとこが感動的なんだよね。

「じゃ、LPに入れとくわ」

───やったー!

ミルクセーキおごってくれる」

 

ついに明るみに出るイーノのスキャンダル

ところで、ブライアン・イーノがお忍びで来日して、日本中を飛び回っていたことは『ジャム』でも紹介したが、一説によると、来日の目的はナオに逢うためであったといわれている。

イーノがデヴィッド・ボウイーとホモの関係にあったとかいうのは周知の事実だが、彼がロリータ趣味であったというのは、まだどの百科事典にも載っていない。イーノ研究家には見逃せない事実である。

なお、左の写真は、本紙記者が二人を徹底追跡した末、ついに、横浜中華街の近くで撮影に成功したものである。重要な資料となると思うので、各自切り取ってファイルしやすいように切り取り線を入れておいた。

R・ハッターとD・カニンガムがLPのプロデュースをめぐって対立したという話だが、詳しいことは知らない。わずかに聞くところによれば、D・カニンガムがあの無表情な女の声を使って、アブサードのプロデュースは私がやるからあきらめるように、という意味のことをテープにして送るとR・ハッターもあのエネルギーの声で、君こそあきらめたまへ、というテープを送ったりしているという。今、R・ハッターはこんなくだらないテープを作るのに夢中になっているので、肝心のクラフトワークのレコードがちっともできないのだそうだ。

最後に、これがまたオカシイのだが、アブサードにはファンクラブがあり、毎月1回、幼稚園児たちも集めて、楽しい催しを開いているそうだ。会員は一般には募集していないが、どうしても入りたい人は、ナイロン100%でこっそり聞けば、教えてくれる。

SPECIAL THANKS TO:

NYLON100%

LA-GEN

SWEET LITTLE STUDIO

LAST SCENE

 

※なお、最後になりましたが、この記事に関しましては、すべて冗談ですので、本気にしないよう気をつけましょう(引用者注)

オタク・サブカル大放談「オタク最大のタブーに迫る オタクセックスとは?」(竹熊健太郎×岡田斗司夫)

竹熊健太郎×岡田斗司夫

オタク・サブカル大放談(4)

オタク最大のタブーに追る

オタクセックスとは?

もてない、ロリコン、二次元コンプレックス……。

こと異性関係についてはオタクはあまりいいイメージがない。

彼らはセックスに何を求めているのか?

今まであえて語らなかったオタクの謎がいま明らかに!

(構成・宇井洋)

オタクはなぜロリコンなのか?

アクロス―今回はオタクとセックスというテーマですが、まずは岡田さんに買ってきてもらったオタク向けのエッチ本から話を始めましようか。

 

岡田―エロ本を大きく分けると、実写と漫画と小説になるけど、最近増えているのがオタク向けロリコン小説だよね。たとえばエロ小説で有名なフランス書院とかリンガー文庫が出しているんだけど、俺は日本で出ているオタク向けエロ小説の4分の1は目を通しているね。

 

竹熊―好きなんですか(笑)。

 

岡田―メディアを通したセックスって好きなんですよ

 

竹熊―オタク向けエロ本としては、『レモンピープル』なんかが一番の老舗ですよね。

 

岡田老舗だけど、人気は落ちてますね。いま元気がいいのは『E-LOGIN』。ログインを出しているアスキーアスペクトという別会社から出しているエロゲー(エッチなゲーム)本です。だって、パソコンゲームをやっている人のほとんどはエロゲーでしょ。日本のPC98を支えているのはエロゲーしかない。

 

竹熊―もともと岡田さん自身がエロゲーで大儲けした人ですよね。

 

岡田―そう。でも竹熊さんだって、80年代に『漫画ブリッコ』というロリコン雑誌でライターをやっていたんですよね。

 

大塚英志が手がけた白夜書房の『漫画ブリッコ』は「おたく」という言葉の初出となった美少女まんが誌として知られている)

 

竹熊―あれは当時仕事の場がそこしかなかったということで。あの頃はみんなそうだったんですよ。たまたま書ける場があそこだった。だから俺自身にロリコン趣味というのはあんまりなかったですよね。ただ周りがみんなそんなのばっかりだったし、ロリコン・ブームが立ち上がってきた過程は間近で見てはいますけど。

 

岡田―思想としてのロリコンでしょ。実は女の子なんてどうでもよくて、ロリコンという思想がかっこいいんだという。なんかある種すさんでるとは言わないけど、ひねくれてますよね。あの時代はロリコンの写真集はあまり売れなかったですしね。

 

竹熊―僕が高校1年か2年の時に沢渡翔の『少女アリス』という写真集が出たんですよ。まあ少女だけど割れ目が写ってるんでびっくりしたわけだよね。あれは俺も買っちゃったもん。僕らの世代のロリコンマニアの人は大体『少女アリス』でショツクを受けている。

じゃ、そこから俺がロリコンにいったかというと、あまり行かなかった。ただ周りはあれがきっかけでその道に入って行ったね。ファーストインパクトはとにかく『少女アリス』っていう写真集なんですよ。これは聞違いないと思う。

それ以前は好事家の間でしかロリコンはなかったから。ほんとのアンダーグラウンド。それがあれで一気にオーバーグラウンドに出た。

 

岡田―その後に中年の女性カメラマンの清岡虹子(ママ)とかも出たよね。彼女の『プチトマト』っていう写真集があるんだけど、12巻でワンセットになっていて、この間古本屋で唐沢さんが見たら1万7千円て書いてあるんですよ。うわーと思ってよく見たら、1冊1万7千円だったらしいんですよ。

 

竹熊―あれは好事家の間ではもう伝説ですよね。ただ俺は別に汚い写真だなと思っただけだけど。

 

岡田―彼女が死んでから古書価格が上がったんだ、これが。

 

竹熊―とにかく70年代後半、アニメブームの直前くらいに『少女アリス』が出たのかな。で、アニメブームが起こったと。それで今度はセル画マニアとかが出てきた。それはだいたい77~78年頃からですよね。

で、79年くらいにアリス出版から『劇画アリス』っていうエロ雑誌が出たんだよね。そこで、吾妻ひでおがディープでシュールなエロチックギャグマンガみたいのを始めたんですよ。これがすごいオタクの間で評判だったわけ。

かわいい手塚治虫的な絵柄であられもないことやらせるっていうのが、わりとショックだったわけでしょ。日本のロリコン史において、これがセカンドインパクトなんじゃない。その頃にロリコンの同人誌がコミケに出始めたんだよね。アニパロが始まったのとわりと連動している。

アニメブームがまずあって、アニメブームの中でハイジとか赤毛のアンという清純派アニメを犯したいっていう欲求が当然出てくるよね。マニアの間では、それを素直に描けるのが同人誌っていう媒体だったわけ。あの辺が出始めたのは、やっぱり80年前後だと思うんですけどね。

 

岡田―最後の一線を越えたと言われているのが、ひろもりしのぶ(現みやすのんき)のラナを犯すマンガ。それまでどんなアニメファンの工ロパロを描くやつでも宮崎駿には手がつけられなかった。

 

竹熊―神聖で犯さざるべきもの。

 

岡田―ところがラナちゃんとクラリス(2人とも宮崎アニメのヒロイン)とかをやりまくるというものをひろもりしのぶがやって。それを見た奴がこいつは鬼畜だと思って、それでブレイクしてですね。以降、みんななんでもありになっちゃった。

 

竹熊―82~83年頃なんだよね。ひろもりしのぶがそういうことでブレイクしたのが。まあ、当時はへたくそなマンガ家だったけど。

 

岡田―ただオタクはロリコンと言うけど、スタイルなんだよね。外ではロリコンぶってるけど、家へ帰るとほとんどはまともだよ。だからかって学生運動やっていた人達がサークルで集まってるときはマルクスとかエンゲルスとか読んだりしてなくちやいけなくて、家に帰ると少年マガジン読むのと同じように、外ではロリコンぶってる。そこは、普通の人たちとは逆なんですよ。

外では一般人として、家に帰ると女の子の写真集っていうのじゃなくて、サークルの部屋にはロリコン本があるんだけども、家に帰るとそんなのつまんないっていう。から、宮崎勤事件が起こったときに、僕の周りでびっくりしたのが、ほんとに幼女好きな奴がこの世の中にいたのかっていうこと。てっきれあれはスタイルだと思ってたら本気にしてるやつがいたと。

 

竹熊―まあ好事家的な趣味というか現実は現実、趣味は趣味ってことでやってるやつらが大部分でしたよ、岡田さんの言うようにね。最初はおそらく単純にズリネタっていうか。とにかく幼女だったらあそこ写してもいいっていうことがわかったわけだよね。毛が生える前は大丈夫だっていうさ。

 

岡田―俺が大阪でアニメの会社をやっているとき、スタッフたちとロリコンマンガとか読んで騒いでたんだよね。その中にひとりだけホンモノが混じってたんですよ。30歳くらいで、「僕もそういう写真を撮ってんですよ」とかいって。そうするとみんな引くでしょ(笑)。いっせいに引いて、ワー本物が来たって。

なんか戦争ごっこしてるとこにほんものの軍人さんが来たみたいになって。あの瞬間、自分たちがロリコンじゃなくてファッションだったことが分かりましたね。

 

竹熊―まあファッションの奴らが増えると中には勘違いして本物も出てくるっていうことですよね。それに、ホンモノっていうのはファッションに関係なく人口の何パーセン卜かはいると思うんだよね。

 

オタクは自分に酔えない?

竹熊―異性に対する関係性のとらえ方の分かれ目ということで言えば、思春期のある時点でマンガアニメに行くか、音楽に行くかっていう大きな転機があると思うんですよ。そこでオタクが発生するか、オシャレ野郎が発生するか。

 

岡田―俺の表現ですが、「男らしいやつ」になるか、「見た目だけを気にする大バカ者」になるかの違いですよ。

 

竹熊―だいたいギターもってバンド組んだら、やっぱリギター持つのにはまる格好っていうのがあるわけじゃないですか。いまだったらギターじゃなくてDJかもしんないけどさ。そうすると、やっぱりそれに応じてファッションもそれなりにキメたいと。

 

岡田―それに、オタクは酒飲まないでしょ。それと共通してると思うんですけど、オタクってどうも酔うことが不得意なんですよ。お酒にも、自己にも。

 

竹熊―あ、それはけっこうある。俺も最近はビール1、2杯飲むけど、酔っ払うまで飲まないもん。

 

岡田―基本的にファッションとか、音楽に行ける人って、酔える人なんですよ、自分に。自分とか自分の表現とかに。

 

竹熊―ああ、それはけっこう重要な指摘かもしんない。

 

岡田―これは前からずーっと思ってたんですけど、酔えないのがオタクなんですよ。だから基本的に冷めてる。クールなところがあるんですよ。オタクというのは世界把握力とか認識力を高める方向にいっちゃって、へりくつオジサンになっていく。

 

竹熊―へりくつに酔うってことはあるかもしんないけど(笑)。つまり我を忘れた状態を人に見られるのが恥ずかしいとかね。だから僕も寝顔を見られるのもイヤですもんね。

 

岡田―あとその快感がわからないっていうのもありますよね。

 

竹熊―セックスしたときに俺はマヌケな顔してんだろうなとか思ったら、それだけで冷めちゃうみたいな。セックスっていうのもある種自己没入の世界じゃない。そうするとちょっとそういうマヌケな顔見られるのは恥ずかしいみたいなところがあるのかもしんない。オタクの心理として。

 

岡田―俺が思うに、重度のオタクはオナニーもできないんじゃないですか。

 

竹熊―ああ、いますかね。

 

岡田―多分いると思いますよ。だってあれもなんだかんだ言っても、刺激だけではいけないわけですよね。なにか想像しなくちゃいけないでしょ。

これができないやつって意外といるんじゃないのかな。ただ、こういうことを言っても、陶酔型の人にはわかんない考え方なんだと思うんですよね。女の子との関係においても、「でも、女にもてるじゃん」という一般の人の理屈に当てはめたときに、オタクは「じゃあなんで女の子が必要なんですか」となる。

やってることが女相手のセックスなのか、女相手のオナニーなのか、右手相手のオナニーなのか。右手相手のオナニーだけでありましょうと、基本的に頭の中にあるのは幻想でありましょうと。幻想だから女なんか好きになれるのであって。これは俺の持論なんだけど、素で見たら女ぐらいブサイクな生き物はいない。

 

竹熊―だから踊る阿呆に見る阿呆ってあるけど、オタクって見る阿呆でしょ

で、踊る阿呆をちよっとばかにしながら、踊る阿呆の踊ってるバカぶりを見て楽しむわけでしょ。でも、その我を忘れる楽しさを知ってる踊る阿呆からすると、オタクってのはなんて寂しいやつらなんだっていうふうに見るわけだよね。ここでもう壁ができちゃうわけですよ。

俺なんかもディスコに行ってもダメだったもんね。やっぱり友達でデイスコ行こうよとか言ってさ、行くけどどう振る舞っていいんだかわかんなかった。

 

岡田―酔えないわけですね。ここ数年間でオタクが唯一酔える方法を見つけたのはカラオケですよ。

 

竹熊―普通の客がいるカラオケはだめだったんだよね。陶酔してる自分を見られたくないから。だから、カラオケボックスができたっていうのはデカいかもな。

 

岡田―でも、俺はカラオケすらだめなんですよ。自分の興味ないことに全然付き合えないたちじゃないですか。だからいっさい行けないんです。

 

竹熊―でもそれはわかるところあるな。岡田さんほど冷めていないかもしんないけど、やっばり俺もそうだよな。

 

岡田―オタクは風俗もあんまり行かないですからね。

 

竹熊―行かないですね。

 

岡田―風俗も行かない、女の子ともつきあわない、それで童貞の人もけっこういる。そうすると、やっぱり処理するというとオナニーになるんでしょうけども。そこらへんはまだ完全に言葉になっていない最大のタブーの一つですよね。

 

竹熊―やっぱり自分自身がまな板にのつてくるから。正直言うと、同じオタクとはいえ、他の人はどうかっていうとちょっとわかんない。一般化できるのかなっていうね。

 

岡田―典型的な男ばかりのサークルだと、性の話題は偏差値が低いとして排除されるから、他人の性はわからない。

 

竹熊―百歩譲ってセンズリの話題は出るかもしれないけど(笑)。

 

岡田オタクはお金が趣味にいっちゃうから、女の子ともつきあえるわけないよね。

 

 

所載:パルコ出版『アクロス』1996年9月号

夢日記ショートショートーすべてはもえるなつくさのむこうで

夢日記ショートショート

すべてはもえるなつくさのむこうで

意味がないと物ごとは連関性が失われ、全ては脈絡がなくなり断片化し、時間も消え、それが正に夢の世界であり、現実の無意味を追求するシュール画が夢の様になるのは必然なのでしょう。現実も夢も無意味という点で一致するのでシュルレアリスムもリアリズムも目指している方向は同じかと。(つげ義春

 

書類を整理していたら変なメモが出てきた。こんな夢を見た覚えはない。(2019年9月1日)

はじめに「いつか夢で見たあの素晴らしい景色を求めて」

以下の夢日記は、僕が10代の終わり頃に見た、断片的な夢の羅列である。

夜、目を閉じて架空の世界を夢想(旅行)するのは本当に気持ちがいい。そもそも夢の世界の本質は、社会性や協調性を身につける過程で、深層意識に無意識のうちに抑圧させられ押しやられていったイノセントな子供心だ。そういうイノセントな世界が好きな僕は、たまに思い出しては夢日記を書いたりする。そういうわけで僕の夢はハッキリ言って過激なんだが、それは他の人も大して変わらないものなのかもしれない。

でも、夢日記を毎日書いてて気が狂ったなんて話も結構あるらしい。見た夢をすぐ忘れてしまうのはこの世に残してはいけない世界だからなのかもしれないが、それでも夢日記を止められないのはきっと夢魔のせいなんだろね。

ちなみに、僕の夢のストーリーは10分程度の短編から超大スペクタクルの2時間SFものまである。まるで脳内ロードショーだ。そして演出や脚本や撮影や編集は全て無意識下の自分である。しかも自分以外は誰も見れない(ゆえに著作物ではない)が、文章や漫画にすることで、第三者に認識できる。だから僕は夢日記を書き続ける。

御託はこの辺しましょう。以下の文章は、ぼくが過去にツイートして、今日の今日まで忘却の彼方に葬り去っていた、何のためにもならない夢日記ショートショート集です。

基本的には原文のままですが、読みやすいように一部加筆修正しています。それでは私の無意味で無秩序でカオスな夢の世界をお楽しみください。

※文章中には差別的な表現がありますが、差別的意図は一切ありません。夢の世界観を再現するため敢えて差別的な表現も削除しませんでした。私としては差別や偏見などを助長するつもりは一切ないのでご了承下さい。

※引用した画像は著作権法32条1項が規定する「引用」の範囲内に基づいています。

(夏川夢人「汎神論者」から)

 

2014年2月8日「Twitterに最初に投稿した夢」

ゾンビ映画の夢。僕は監禁していた犯罪者をゾンビの群れに放って闘わせる仕事をしていた(花くまゆうさく東京ゾンビ』みたいな?)。だけどラスボス的なおばーさんが女の子の首を絞めあげてきて、助けに行った男もろとも紙切れ(卒業証書?)にされちゃった。ぼくはおばーさんの膣にホウキを突っ込んだ。でも苦しそうな顔が段々とニヤつきはじめて気持ち悪かった。

 

2015年6月21日「バカボン

みんな乱気流で苦しみながら凍った。しかも辿り着いた先の薄暗い町は「変態」だった。話は変わるが大昔、押入れに隠していたエロビデオのラベルが「バカボン」というタイトルでごまかされていた(元祖天才バカボンの表記もあり)。その後、テレビ大阪の教育番組でマスクと給食帽を被った女の子達がなんかの実験をしていた。そういうわけで夢で夢日記をつけていた。

 

2015年7月14日「猫の女の子とロリコン教師」

女の子に擬態した猫が修学旅行で勝手にタイムマシンを使ってしまったのでロリコン教師(現代文演習の教師)がそれを口実に「タイムパラドックスが起こったらどうするよ? え?」と彼女に襲いかかった。猫の女の子は教師を引っ掻いて猫になって逃げたが、教師に撃ち殺されてしまった。

真っ赤な血が流れていた。

 

2016年3月3日「自分以外全員蒸発」

旧日本軍が持ってた大規模破壊爆弾が納屋にあった。それで旧日本軍が「デブとケモノが乱交した。フザケンナ!!」みたいな話?をしてワイワイしてたら、うっかり爆発。近くの門にいた猿人と現代人も巻き込みながら、僕以外の全員が蒸発した。

 

2016年5月24日「無題」

夢の中で夢日記を書いていた。書き上げた瞬間に目が覚め忘れてしまった。確か電波系のジジイが糞を撒き散らす夢だったと思うが定かではない。

 

2016年8月11日「ぼくの頭を通り過ぎて行った女」

知らない学校のベンチに座って目を閉じていると暗闇から砂嵐がフェードインしてくる。すると耳鳴りが激しくなり、横に女が座っているみたいだ。そして、ずっと不平不満を言い続けてくる。ぼくは女に何が不満なのか話していたが、その後、目を覚ますと自分一人だけがそこにいて、すべてが夢のように思えた。あとは、砂ぼこりを運ぶ風だけがビュービューと吹いていた。

 

2016年8月30日「ウサギマスクの男」

映画館?の扉があって、隙間から中を覗いていた。覗いているのは僕ではなく全くの別人。しかも途中から東(アズマ)という名前の女の子と視点が入れ替わっていた。でも主観は僕なんだけどね。

(多分このへんから映画の話=劇中劇の中に紛れ込んだ?らしい)

ストーリーテラーはウサギのマスクをした背が異様に高い男。

兎男「はーいみなさんこんにちは~。これから面白いことしようね~。その前に氏名電話郵便住所を教えてねー☆」とか胡散臭い事を言う。

そして「帰れないよ☆逃げたら○す○める」(「殺す埋める」が伏字になって頭に入った)と言うと会場内はパニックになり、兎男は子供達を凄いスピードで追いかけ回す。目の前に兎男が迫ってくる。倉庫の方に逃げて出口の鍵を開けて逃げ出した。

すると別ルートで逃げた子供が殺されたという想念が頭に思い浮かび、さらに頭の中にこの映画のタイトルが浮かんで来た。そのタイトルは「Killed by Mother」で、兎男の正体はアズマさんのお母さんその人だと分かった。しかし、アズマさんはお母さん(黒幕)がいる「家」以外に足が向かわない。家に着くとアズマさんのお父さんがいた(僕にとっては他人なので父親というより好青年の男性という印象である)。アズマさん(ていうか正体は僕)は父親に「出来るだけ服を着て!!!」と言った。なぜかというと包丁で刺されても「服が分厚ければ大丈夫」と思ったからだ。

部屋の隅で今か今かと兎男を待ち構えてるとアズマちゃんのお母さんが目の前に現れた。しかも浮気相手と共に。お母さんは「あんたよりイイオトコよ」とお父さんに言う。お父さんは正気を失い、30歳位老け込んでシワシワになってしまった。この時、父親はクルリとアズマちゃんを振り返りながら老化していった。殆どホラーである。

僕(アズマさん)は「昨日の飯に毒でも盛られたのだろうか」と思いながら台所の隅に逃げ込んだ。しかし台所の奥には小窓しかなく、逃げ道がない。

雰囲気をぶち壊そうと歌を唄っているうちにアズマさんの目が覚めた。しかし、目が覚めたのは僕でなくアズマさんなので、僕の睡眠は続いている。しかもアズマさんは30歳位の女性となっていた。どうやら今みたのはアズマさんの昔の夢(昔、見た映画?)らしい。

その後、あの映画を30年前に製作したというおっさんと出会う。おっさんに夢の話をしていると「それ知ってるわー」と言われ、さまざまな制作秘話を聞くことができた。

まず、あの時「一緒に逃げた子供を殺したのか?」と尋ねたら本当に殺したらしく「あんなカルト映画一本のために子役(?)を殺したのか」と思った。製作会社は大映映画制作と言う。

それを聞き出した僕は夢で夢日記を書いた。書き終えた瞬間に本当に目が覚めたので夢日記を書いた。長い話ですいません。

 

2016年10月29日「日本人の娘狩り」

昭和20年から40年にかけてパキスタンでISILによる日本人の「娘狩り」が行われた(アンネ・フランク的なイメージを想像してください)。ある家庭では泣き叫ぶ幼い娘を親が泣く泣く押入れに閉じ込めた。
両親は娘を捨てて、そのまま高飛びしようとするも、一部始終をずっと見ていた幼い息子の前で両親は泣き崩れるのだった。ああ哀しき哉。

 

2016年11月20日「のうしんぼう」

薄暗く不気味な大浴場から帰る夜道で、夜空にパノラマのように艶やかな花火が上がっていた。ぼくは懐かしくなり涙が止まらなかった。僕はベンチに静かに腰掛けた。老人も座っており花火を見ている。そのベンチの場所は10年前に僕が住んでいた岡山県倉敷市老松町5丁目にある集合住宅であった。

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最近は号泣してないけど夢の中で「のうしんぼう」を見て号泣した記憶がある。夜の銭湯を出ると夜空にパノラマみたいに鮮やかな花火が見えて本当言葉を失った。夢の中でツーって涙が流れたのは、これだけだと思う。(2017年1月19日)

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昔、山野一先生の『のうしんぼう』みたいな夢を見たことがある。寂れた風呂屋を出て、薄暗い町を歩くと、とても言葉では形容できない美しい花火が上がっていた。周囲に人はいなかったけど大きな花火を独り占めすることは結構すごいことかもしれない。僕が夢で泣いた記憶があるのはその時だけだ。(2019年1月1日)

(上記画像は山野一『貧困魔境伝ヒヤパカ』青林堂・1989年・174頁から引用された)

 

2016年11月30日「DQNの凶行」

どっかの高校か大学でDQNが休み時間の教室に乱入してきた。教卓には前の授業で先生が使ってた鉄定規が置かれており、DQNはそれで女子生徒の頭を殴り続けた。正義感の強い男の子は教室の外から黒板消しをDQNに向かって投げ付けたがDQNがブチギレ、ドアをこじ開け男の子の首を切り落とした。

 

2016年12月6日頃「奴はとんでも無いものを盗んで行きました」

家から脱出を心掛ける娘さん。裏窓からこっそり逃げ出すと父親が追いかけてくる。すると娘を追い越して先に学校に行く父。何がしたいんだよ…。夜の学校には不吉な心霊写真(センの目)があった。ぼくは「腐りかけの牛乳が入った酒を売りつけやがって」と薄暗い雨が漏る酒屋の娘にくれてやる。ゆえにフルグラの袋に牛乳入れるミスをしてしまった。

ちなみに電波系の女の子の証言によると高架下にある小さな公園に団地から転落したそうだ。それで知らない校舎で女の子の写真を撮っていたら予鈴がなった。いや、授業開始だコレ。すぐさま走る。ここは二階だ。三階へ向かう。三階に辿り着くと周囲に「ルパン」呼ばわりされて爆笑された。

「奴はとんでも無いものを盗んで行きました。奴は盗んだ銭を使った曲芸があるんですよ」と警官が言う。そのイメージが頭に浮かんで来た。

暗い部屋で頭に花火の管をつけて、目から光線を放つ、中国人の男が、亀頭に硬貨を入れて、シュバっと反り返り、包茎を亀頭にして解き放つイメージだった。ほどなく坂を歩いて帰るが、もう日が暮れてきた。

横には仄かに明るい自販機。ケータイを打つ下向きのJKと何度もぶつかりそうになる。そう言えば何で今まで自分はパンツ一丁なんだろうか。しかも、さっきJKとぶつかりそうになった自販機前に自転車を置いて来てしまった。

魚、小鳥、ポチ、犬「がうがう」(字あまり)

 

2017年1月8日「初夢はエロゲー攻略とジジイの狂言

① 14万2800円のエロゲー攻略本(全頁カラー図解満載)を古本屋で500円で買った。その後、ゲーム映像(三次元)が頭に浮かんで蟻地獄みたいな落とし穴に女の子を落として色々したけど省略。途中で明晰夢になり、目覚めたら目の前のエロゲー攻略本が消滅してしまうと思い途端に名残惜しくなる。

② どっかの田舎のジジイが「水素水」にハマっていて枯れた柿の木に向かって「空から柿が降ってこーい」とトチ狂う。すると空から人参が大量に降って来て、ジジイは一本25円で売りさばいて小金持になった。たぶん人参と柿の実は色が似ててカロテン豊富そーなイメージだったからと思う。

 

2017年2月11日「スカトロマニアの女」

豪邸に住むスカトロマニアの女が誕生日に一本糞を握り締め、同棲してる局員の男にプレゼントしようとして男が「ギャーーーー!」て警察に通報して男が「不倫して悪かったー!」と聞いてもないのにボロボロ話して女は「別れよっか」とニコニコして気絶した男を放ったらかして失踪した。

(リプ)凄まじい夢ですね……。自分もさっきの昼寝で奥歯が綺麗にカパッと取れるというリアルな夢を見たのですが、夢診断を検索したら余りよろしくないので落ち込んでいます。

私は人一倍変な夢を見てるらしいので「凄まじい夢」と指摘されて初めて「なんだこの夢?」と再確認した次第です(笑)でもウンコの夢って診断できるもんでしょうかね(笑)別に10年間ウンコ漏らした事もウンコで悩んだ事も無いので。

 

2017年3月13日「人生で一番楽しい夢」

人生で一番楽しい夢を見た。嫌な教員達に向かって盛大に鼻血を噴射する夢と『うる星やつら』の劇場版を見る夢(脚本・演出は自分)と愉快な商店街に爆弾魔が立て籠もって自爆してドリフみたいに黒焦げになって爆笑する夢と絵が上手くなる夢(笑)

 

2017年3月16日「幽霊の自転車」

夜、自転車が団地の階段から飛び出し、独りでに動いてる。カメラ片手に小窓からその様子を見ていると自転車は空に向かって上がっていった。撮った写真には自転車を漕ぐ女の子の姿が写っていた。

 

2017年3月26日「史上最恐の殺人犯」

夢で史上最恐の殺人犯(悪役俳優?)が出てきた。殺害人数数百人、被害人数1万人以上、監禁人数4000人。まるで歩く人間兵器。かつてビーチに現れ、理由もなく素手で素足で一度に40人以上を殺し、更に町を素手で破壊し火の海になった。でも弟のケツから出るサナダ虫には勝てなかった。あと自分のケツからもナメクジっぽい扁形動物が出てきた夢を見た。何を思ったか僕は食卓にソイツを置いてボーッと見てると、ソイツは今にも食卓の刺身に覆い被さろうとしてるではないか……急いでティッシュでくるめ取りバッと放った瞬間に目が覚めた。一瞬夢から持ってきたんじゃないかと焦った。

あと古本屋で本を買い表紙をめくると「部落出身で土方の俺が結婚できた」と書いてあった夢も見たが上記の夢との前後関係は一切不明。

 

2017年4月16日「遺棄」

最近は殆ど人と会っておらず、夢には基本オリジナルの人間しか出演しません。昨日は三姉妹がドッロドロの人間模様を繰り広げ性悪な二女が赤ん坊を遺棄する夢を見ました。

 

2017年4月17日「名残惜しき幽霊の子供」

夢に幽霊の子供が出て来て、不思議な田舎町を一緒に散歩して、夕方にそのまま消えるように別れたんだけど、別れた時の名残惜しさが半端なかった。たぶん「人と話したい、仲良くなりたい」という本音があるのかもしれない。でもそれは「不可能だ無理だ」と諦めてるから日頃は表に出さない感情かもね。

 

2017年6月14日「ろくでなし」

凍った女の膣からグロい胎児の臓器や脳を掻き出す夢と、中学時代のヤンキー集団に中学校の校舎で5回襲われる夢と、大人っぽいお姉さんの生乳を揉む夢を見た(しっかりと揉んだ感触が残ってるので残りの人生で揉む機会がなくてもいいやってぐらいの揉みっぷり)。

 

2017年6月26日「くすり指」

謎の子供がベッドの側にやって来て、胸と腹あたりに重りを置いて行った。重りの正体を見ようとギュッと離さないよう掴んで見てみると、それは大量の小銭だった。その直後にカラスが部屋に乱入して「くすり指」を突かれ、千切れそうになった。机でバンバン叩いてみたらクチバシのみが暴れてた。

 

2017年6月27日「お父さんが大嫌いな娘」

駅、親子のインタビュー。お母さんは好きだけどお父さんは嫌いな中学三年の娘。横にいるお父さんをズバズバと言う娘で、お父さんの特に嫌な所は前に同じ職場に働きにきて嫌だったとか。好きな所は「情けない所かな」。お父さんは確かに垂れ下がった情けない顔だが言われ放題でも妙な笑顔だ。

彼女は「これから仕事だ」と言うので僕も同伴させてもらった。娘は白い部屋にあるリクライニングチェアにどっぷりと腰を掛け踏ん反り返った。ここまでは本当エラソーな娘だと思っていたのだが、手前の長机に座った男が怪しい動作をする。すると男は娘のスカートや白いおなか目掛けて射精した。

そう、娘はそーゆー仕事を父親にやらされていたのだ。だから《だいっきらい》なのね。そんなインタビュー番組がEテレでやってる夢を見た。

 

2017年7月6日「寂寥感」

ある知人が毒サソリに刺されて死んだ。搬送される間際、LINEで刺された事を報告してきて、見に行ったらのたうち回ったのか、上半身裸の状態で搬送されていた。昨日までピンピンしていたのにあっけなく人間って死ぬんだ、もうこの世に居ないんだ〜とか薄暗い路地で思ってた。

 

2017年7月7日「女装マニア」

弟が自宅でヤンキーに犯された上、実は女装マニアだったという、割と最悪な夢を見た。

 

2017年7月8日「乗車拒否」

〇〇島でタクシードライバーの3人が2日夜、体調が悪いと救急に連絡、しかし16日現在、ドライバーが暴力を振るうなど乗車拒否を行い、島に繋がる道路も封鎖され、そのまま放置されている。数年後、その島に僕らは行った。中から毒々しいキノコや蟲の死骸、紫色の松ぼっくり、ツタが這ったスタンド、そしてドライバーの顔写真が出てきた。ふくよかな顔をした男や凛とした女性の顔、しかし彼らは「蟲」になってしまったんだと思った。

 

2017年7月23日「クロンボ娘と母」

夜の北朝鮮でミサイルが遠い向こうで爆発し、綺麗な花火みたいで思わず「たまやー」と言う。その後、クロンボ娘が高い所をブーラブラしていて「危ねえ」と思う矢先、娘の母がガキにヒモで足引っ掛けられて転落する。

 

2017年7月26日「幸●の科学」

弟にケツを10センチ近く犯される夢を見た。あとチャリで通学中マリファナをキメてる冴えない女とも友達になった。さらに山を歩いてて、ハナクソを「幸〇の科学」の門になすりつけたら、軽トラに乗って後ろから見張ってた大〇隆法に「てめぇハナクソなすりつけたろ!臭えんだよ!〇ね!」て街宣用スピーカーから大音量で怒鳴られた、という夢。

 

2017年7月31日「深夜の電話」

深夜3時20分頃、電話が鳴った。深夜に電話を掛けるボンクラとは話したく無いので、ほっといたら計六回も鳴り続けた。翌朝留守電を聞こうとすると、なんか発信元それぞれ違うし、機械音声の女性アナウンスが訳の分からない電波じみた事を言っていた。

 

2017年8月7日「こたつ」

夢で遠方のドス黒い雨雲を見ていたら雨雲がみるみる落っこちてきて、あたり一面氷結した。それで子供達は楽しそうに遊んでいた。少し進むと掘っ立て小屋があって、友人の友人が大工の格好で作業していた。入り口は狭く小さいが中はそこそこ広くコタツが置かれ、床一面に柔らかいフトンが敷かれていた。

 

2017年8月17日「赤い吊りスカートの知らない女の子」

荷物の棚卸をしていると、赤い吊りスカートの知らない女の子が小高い丘の草むらに居て写真を撮ってくれという。どぶねずみ色の不穏な空の下、何枚か写真を撮ったら、現場にない靴(足?)が四足ほど浮かび上がり、女の子の足は透けていた。それを教えると大層驚いたようで絶句していた。

 

2017年8月22日「●ねばいいのに」

さっき夢でK見山君にばったり会った。するといつもは村田藤吉的な自分が急に吉田佐吉になった。僕は彼の持ってたラムネ瓶をベタベタ触り、K見山が「お前が触ったのなんか要らない」と言い出したので、僕は大笑いしてラムネ瓶を奪い取り、K見山に聞こえるように「死ねばいいのに」と呟いて屁を10連発した。

 

2017年8月25日「満月の夜を徘徊する」

満月の夜、パンイチで徘徊していて、なんか知らん少女に見られたり見られなかったり、エロ本まみれの木造民家(平たく言えばゴミ屋敷)ではモンスターがせんずりこいてた。

 

2017年8月27日「人生最大の悪夢」

人生過去最大の悪夢を見た。自損事故で命を落とし、顔面複雑骨折したドナーと脳移植(?)したため…朴訥とした人畜無害顔から顔面崩壊モンスターになってしまった。夢でこんな絶望したのは生まれて初めて。

 

2017年8月28日「無題」

「ゾンビ」「ロングヘアー」「ケリ」「でかい蜘蛛」「おさげ」。直近の夢のメモに書かれた謎の内容。こんな夢を見た記憶はない。

 

2017年9月15日「カルト団体の嫌がらせ」

ずっと前にどっかで見聞きした…あるいは夢と現実がごっちゃになって記憶されてる、そんなエピソード。宗教かスピ系のアレに巻き込まれた平凡な家庭に、何らかの超常現象(呪い?)が働き、家中至る所に水がぶちまけられた。この水が何処から飛んでくるかは分からない。どこかのカルト団体の嫌がらせの可能性が高い。

 

2017年9月30日「バナナいじめ」

冷凍庫に入れてカチコチになったバナナを沸騰した熱湯に入れる、という行為を3回繰り返す夢を見る。

 

2017年10月2日「昇天」

夢でベッドごと天まで昇ってた。沈みかけた夕陽に映える地方都市の町並みや海と山を見下ろし、今まで見てきた光景で一番綺麗だった。もう一生夢見心地でいたいな〜(現実逃避)。でもベッドの四方に何の支えもないので枕類がボロボロと落ちて、ついでに自分も落ちそうだったけどね(笑)

 

2017年11月11日「地球崩壊&人命救助」

人々の憎悪が地球のコアにブラックホールを作り地球崩壊して45億人ほど死ぬ夢を昨日見た。あと北朝鮮を旅行してきたり、バトル・ロワイアルして銃口を生徒に向けたり、女の子が電車に轢かれかけていて、助けたら、飛んできたガラス板に胴体を貫かれて死んだりしてた(その後、8回復活)。

 

2017年12月30日「いじめっ子をピストルで撃ち●す夢」

中学高校の同級生でいじめっ子の佐伯君をピストルで撃ち殺す夢を見た。なかなか死なないから六発ほど撃ってようやく絶命した。

 

2018年1月31日「タライ型カップラーメン」

夢でタライ型カップラーメンを買う。店員さんが愛嬌のいい美人でニカッてして来たから自分もニカッてする。ニカッてしたのはセルフでポットの湯を入れてくださいね、ということみたい。

 

2018年5月17日「臨済

夢で臨済和尚がカーッ!って言ってた。結構迫力あった。さすが臨済将軍と言われるだけある。

 

2018年11月16日「陰毛ひじきごはん」

夢で探偵ナイトスクープを見た。探偵が依頼人の少女をうまく言いくるめてカメラの前で少女のパンツ下ろして陰毛をブチブチ引き抜くというだけの内容。フツーに考えてこの上なく異常な構図だが、テレビでやってることだし実は大したことじゃないのかな、とか思ってた。まあ陰毛をひじきに見立てた「陰毛ひじきごはん」なんてぇものは誰も思いつかないよなーと。

 

2018年11月17日「東京が消えた日」

廃墟と化した東京。数百数千の反権力ゲリラが国会議事堂を取り囲む。しかし、ゲリラはホースから散布された粉末を浴びて心の臓が止まってしまった。ホースは死体に鞭打つかのように死んだゲリラに浴びせられて、もはや人間の形でなくなってしまう。

そのあと東京が、それこそ浦沢直樹の『20世紀少年』の血のおおみそかのように大爆発して、元から荒廃していた都市は跡形もなく粉砕される。その刹那、放置された電車に住んでいた孤児たちは都心の上空に浮かぶキノコ雲をガラス越しに目撃し、次の瞬間にはガラスは割れ車内に熱風が広がる。彼らは電車の連結部に逃げ込んだ。その後の経緯はよく覚えてないが、山野一先生宅(団地?)に何故か町田町蔵が遊びに来ていて娘さんの世話をしていた。外は底抜けの青空、薄張りのガラス窓を通して眩しい太陽を見る。光景は淡くどこまでも透き通っていて、どこか終末を感じさせるものだった。

(リプ)自分がその夢を見た訳じゃないけど、世紀末的な世界観がとても良いと思います。現実味があるようで現実とはかけ離れている。リラックスしている夢の中だからこそ思いついたのかもしれませんね。

 

2019年1月12日「ハッサクとガム」

学校みたいな場所で誰かとハッサクを食べてたら、手に取ったハッサクを投げ捨ててしない、先生に言いつけられそうになって焦る。あと強烈な眠気。あと普段ガム食わないんだけど、ムシャムシャずっと食ってて、ガムに想念が移り込んだ感がある。

 

2019年2月13日「海の街を歩く」

駅の終着先はどこかの海岸だった。昼に近い夕方。高台には神社や旅館が見える。周囲はいよいよ暗くなり、祭囃子がする。これは夏祭りだ。暗い夜道を照らす屋台の光は、何か不思議な安心感を与えてくれる。道行く童(わらべ)たちは、まるで妖精のようだ。老朽化した学校寮の天井には壊れかけの窓がある。一人で僕はここまで来たんだ。今までも、そしてこれからも。

 

2019年3月7日「刃物顔」

夢で「顔が刃物になってるパーカーかぶった男」に罵られた(個人的な私怨で)。そんで小学校運動会のパレードに紛れたけど、ついてくるので、押し倒したら顔から地面に倒れて、刃物が突き刺さってた。

 

2019年4月15日「ネカフェでゲイにレイプされる」

昼間、大学の就職課で仮眠を取っていると明晰夢(本日2回目)になったので、とりあえずピンクサロンに行った。すると夢なのに経験したことがない快感が押し寄せてきて、快楽に酔いしれるのも束の間、なぜか、その後ウォータースライダーで溺死した。

で、今日の朝、ネカフェでゲイに夜這いされてレイプされる夢を見たんだけど、恐怖で声が出なかった。夢(せん妄)でPTSDになる奴って絶対いそう。

 

2019年4月28日「観覧車」

いま寝落ちしかけていて観覧車に乗るイメージが浮かんだ。夢でない。イメージだ。観覧車はなぜか最上部でむき出しになり、足元は数十センチしかない。緊張で口内はバキバキになり、避雷針の近くで一休み。

 

2019年5月3日「地球征服型就活」

地球征服して就活しようと思ったら土曜日でやってなかったことに腹を立てて、炊き上がった炊飯器にオシッコしてレバーで流してジャーってする夢を見た結果、5〜10ml漏らしました。

足場の寒天調の立場がフニャフニャになってしまい、ガラガラと。その場にいた人つかまえて人柱になる刺客(ほのぼのとしている)。神になって地殻を引き裂き、女性の人形をぐわングワン回すと、どこかの女性の体がひしゃげた。地球に唾を吐くかのごとく破壊し尽くして、炊飯器に放尿。これ初夢で見たかった。

 

2019年5月4日「沈鬱」

僕は1日平均10時間以上寝ている。起きているときは主に酒を飲んだり、自慰をしたり、昔のアニメを見たり見なかったり、本を読んだり読まなかったり、お菓子などを食べたり食べなかったりしている。そのため収入はゼロ、よってどこにも遊びに行けないんである。

今日は14時間も寝た。夢で海外旅行に行ったり、秘密基地が倒壊したり、公園の建設現場で鵺(ぬえ)を目撃したり、東南アジアで賭博に巻き込まれたり、弟が妖怪に取り憑かれたり、北極で体を洗ったり、スパ(風呂を潜ると料亭がある)でくつろいだり、家族とトラブって殴られたり、とにかく忙しいの。「現実と夢、どっちが本筋ですか?」と訊かれたら「それは、夢ですよ」としかいえないような日々。この前まで就活で現実を生きすぎた反動で、今は廃人みたいに気持ちよかベットで眠るだけ。気持ち余暇ばい。たまにはボーッとチンタラ生きるのも悪くない(何言ってんだコイツ)。

 

2019年5月4日「甥っ子・姪っ子と遊ぶ」

(経営破綻した日本長期信用銀行の昭和48年の広告。いわく「ボーナスで決意。ちょっとケチれば100万円。夢があるからケチになれます」とのこと)

甥っ子も姪っ子もいないけど、夢で超かわいい甥っ子と姪っ子と家族でデパートに行く夢を見た。彼らはいわゆる震災孤児で南相馬市の大津波九死に一生を得た園児だった(園長は園児と共に体にロープを巻きつけ、そのまま津波と突風に飛ばされていった)。一度も行ったこともないデパートの、一度も行ったこともないサーティワン・アイスクリームで、架空の甥っ子や姪っ子とアイスを食べることが出来るのは、もはや夢以外ありえない。

でも、不思議なのは、精子卵子という無機質な存在から感情豊かな子供が生まれることだよなあ…としみじみ(毎度ながら何言ってんだコイツ)。



2019年5月8日「異国の自販機」

夢で見た異国の自販機がキッチュですごかった。真っ赤な着色料を使ったアメちゃんからしLSD的サイケさを感じさせ、最下段にはガンジャの袋詰めも入ってた。あと『アチャヤーガム』みたいなアングラ雑誌。少し目を離すと全部売れてた。

 

2019年5月16日「金の龍」

ペットの「タマ」を失ったことで、夜の空高く、つまり文字通り慟哭して爆走する金の龍(直径はスペースシャトルくらい)とおいらが対峙していた。

 

2019年6月5日「一千一万堂と日高屋

夢で一千一万堂というお寺の境内にある日高屋に行った。そこで、いつもと同じラーメンとビールを頼んだら「お酒はドラッグだから体に気ーつけろ」と店主に説諭される。思わず同意し、店長の長話に付き合う。

関係ないが、学生の頃、二度寝した際に遅刻しないよう夢の中で学校に行くという器用なマネをした覚えがある。これを器用というか否かは知らんが、まあ、ただのバカだね。

 

2019年6月11日「墜落」

渓谷の上を空高く飛んでいて、地上スレスレまで急降下&急旋回して、ど頭から森林に墜落する夢見た。昨日、空間識失調でパイロットが墜落死したニュースを見たからだと思います。

 

2019年6月19日「奇妙なポスター」

夢で学校に向かう途中、見たこともない駅に迷い込んで、そこに学生のポスター的なやつがたくさん展示されていて、なんかこんな感じの絵があった。

不気味な学芸員(駅員?)のおじさんも居たと思う。実際、夢で見た絵はこんなに流血してないし、いろいろ違うんだけど、もはや憶えてないのでこうなった。

 

2019年7月6日「大けが」

針が腕に刺さって大量出血、死にかける。
どくどく溢れ出す血、リアルに意識が遠のいていく感覚
すべてがトラウマ。実際に流血した気分になったよ。
夢って味覚や身体感覚(性感も含む)がすさまじくリアルで面白い。

 

2019年7月14日「宮崎勤を射殺する夢」

宮崎勤を射殺する夢を見た。ピスッピスッて感じで、当たってる感じがしなかったので、結果、背中に四発おみまいした。

 

2019年7月18日「無題」

夢で、中高の教室で、宿題を夏の気怠い雰囲気に包まれて……

 

2019年8月6日「大災害」

町が燃える夢を見た。あと立て続けに竜巻にも巻き込まれた。でもデジカメは最後まで離さなかった。その映像を現実でお見せできないのが残念です。この世の終わりみたいな天気ってああいうのを言うんだろう。郷土愛もなければ土着志向もないので何の感慨もわかない。

 

2019年9月5日「となりの兄妹」

大雨が降り大風も吹いていたので、となりに住む小学生の兄妹がベランダを通して部屋に紛れ込んできた(ちなみに妹ちゃんは低学年でセーラー服を着ている。また兄ちゃんは高学年で小太り男子だ)。せっかくの来客(?)なので僕はブドウを皿に分けてもてなし、話を聞いた。どうやら近頃、お兄ちゃんは宇宙と自慰に興味があるという。僕は宇宙の終焉と自慰の神秘を教えてやった。また帰り際には頼んでもないのに兄妹がベランダの洗濯物を入れてくれた。よく出来た兄妹だ。でも実際のところ、向かいにこんな兄妹は住んでいないので、この兄妹は僕の夢の中だけで生きているんだよね。

 

2019年10月7日「食べられません」

夢で饅頭の包装紙を4袋ほど食べてたら「食べられません」の表記に気付き、途端にお腹の調子が悪くなったのでウンコ味のシロップ(なんだそれ)をクッと飲み、小便が流れてない和式トイレでゲロしようと思った。喉に指を突っ込む。すると現実でも「ウェッ」となって寝ゲロ寸前。

 

2019年10月23日「中学の同級生と結婚する夢」

今日は1日中寝てました(なんなら昨日も一昨日も先月も半年前も)。21にもなって中学の同級生と結婚する夢(学校が少子化対策か何かで男女を半強制的にくっつけて結婚を斡旋していた?)を見ましたが、まあ夢の話です。

 

2019年10月23日「虫の雨」

おびただしい虫の雨が暴風に乗って降ってくる。体中には黄緑色の毛虫(多分イラガ。こいつら嫌い)がベタベタつく。顔に直撃しないようにシャツの中に顔を突っ込み、帰宅後、風呂に頭まで浸かるが、湯船には毛虫がウジャウジャと湧き、髪からも虫が湧いてくる。後に帰ってきた家族(他人)に「虫の雨どうでしたか?」と聞いてみたら、なぜか怪訝な顔をされた。

 

2019年10月23日「データの正体」

ゴジラガメラ?)が市街地をドスンドスンと闊歩していた。カメラに撮ってSNSに投稿しようと思い、夢の中でビデオを専門機関に持っていくと、ビデオから抽出したデータは唾液の粉になってしまった(ここで、これが夢だったことに気づく)。結婚と毛虫とガメラって自分の夢は忙しいね。

 

2019年12月20日「無題」

グロくてポップな夢を10時間ほど見てた。上映するとR-15は余裕で食らう。

 

2020年3月5日「いじめられる夢」

高校時代のクラスメイト一同にシッチャカメッチャカにいじめられる夢を見た。意識はあるが、ぶっ倒れるフリをして保健室に運ばれた(ここでは仮病防止のためメチャクチャに虐待されてギブすると追い出される)。まあ中学時代にいじめっ子と大喧嘩になって双方ボコり合いになった時もこんな感じだったヨ

 

2020年6月16日「科学博物館に行く彼女」

神社っぽいテーマパーク行くため、ひとりで北千住駅を降りたら知人女性とばったり会った。彼女はひとりで科学博物館に行くという。目的地も違うので、すぐにその場で別れたが、その刹那「自分も科学博物館に行く予定だった」という選択肢を放棄した自分に少しムカついた。

 

2020年6月21日「WHO are YOU?」

経緯は忘れたが、どうやら僕は呪われてしまったらしい。なぜなら、室内の引き戸のすりガラスに白い手形がいっぱいベタベタ・バンバンとつき、霊が激しい自己主張を行っているからだ(イメージとしては『怪談新耳袋』のタイトル画面を想像してください)。内心びびっていたが、その後も自分の顔(超でかい)がすりガラスにボヤーと浮かび上がったりして、なんかしつこかったのでガラッと戸を引き、バッと塩をまき散らした。そして、わめく霊に掴みかかり、物理的に殴りかかるも、正体は小さな女の子の霊だった。もちろん冷静な判断などテンパってて出来っこないので、窓の方にブン投げて、とにかく家から追い出した。

 

あとがき「夢を歩く」




僕は夢でこういう道ばかり歩いてる。
ある夢では誰もいない夜の駅構内を歩いていた。
または雑木林にある夜道を駆け抜け散歩を楽しむ。

子供のような無邪気さは、成長していくにつれ、歪んでいってしまう。世の中の不条理に適応するということは、清く正しく美しくあった子供の頃の自分や童謡や童話に感動していた自分、そして日常の何気ない出来事や機微に輝きを見つけていた自分を封印してしまうことに等しい。でも、それは夜になるとまた眼前に現れてくれる。

いつか夢で見た校庭の厠
いつか夢で見た引き戸
いつか夢で見た学校に向かうきょうだい
いつか夢で見た通学路
いつか夢で見た変人・奇人
そして夏の夢には蝉が鳴く

全部愛すべき存在だよ。夢で仲良くなったあの子も。夢で通り過ぎた通行人も全部。現実以上に現実的存在として眼前に照射される彼らは何処?

夢のヒント

「辺境」「通学路」「オンボロ小屋」「土の道」「パタパタ時計」「黒電話」「玄関のない家」「老婆」「発狂間近」「虫にやられた」「ムキー!」「よく出来た娘と息子」「釈迦の生まれ変わり」「ビー玉」「牛乳瓶」「ファミコン」「起き上がり小法師」「マトリョーシカ」「猫」「どろだんご」「秘密基地」「虫けら」「夕焼け」「小路地」「神社」「袋小路」「水」「ブラウン管」「トランジスタラジオ」「ピンク公衆電話」「でんわでんぽう」「てんとう虫」「プール」「ミゼット」「オート三輪」「暴れん坊」「ランドセル」「LEGO」「お隣さん」「引きこもり」


 

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Kindle夢日記を売っています。内容はnote掲載分とほぼ同じですが、今後も2冊目、3冊目と夢日記&ボーナストラックを続々追加していく予定です。


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